【第4弾】人と猫が共生できるまちを目指して!あまべマチ猫ネットの活動を支援したい
カテゴリー:動物
寄付金額 1,256,000円
目標金額:1,500,000円
- 達成率
- 83.7%
- 支援人数
- 51人
- 終了まで
- 受付終了
徳島県海陽町(とくしまけん かいようちょう)
寄付募集期間:2023年8月3日~2023年10月31日(90日間)
徳島県海陽町

海陽町のNPO法人「あまべマチ猫ネット」は、飼い主のいない猫のTNR活動や、里親探し、動物愛護の啓発活動等に取り組んでいます。
無秩序な繁殖による不幸な猫を少しでも減らそうと奮闘している団体の活動を支援し、TNR活動を促進するため、2022年度に引き続き、クラウドファンディングに挑戦します。
海陽町が「人と猫が共生できるやさしいまち」となるよう、ぜひ、ご賛同いただける皆さまのご支援をお願いいたします。
人と猫が共生できるまちを目指して
あまべマチ猫ネット

NPO法人あまべマチ猫ネットは、人と猫が共生できる海陽町を目指し2019年9月に立ち上がった動物愛護団体です。
遺棄され町民の敷地に住み着き繁殖が危惧される猫、屋外での多頭飼育で繁殖し放題の猫達など猫の命に責任を持てない人の元で飼育されている猫達にTNR※を行い、繁殖を防止するとともに手術後の見守りなどの活動を行っています。
TNRとは
Trap (トラップ):捕獲すること
Neuter (ニューター):不妊手術
Return (リターン)・Release (リリース):元の場所に戻す
避妊・去勢手術することで、地域の野良猫の数を減らしていくことを目指します。
不幸な命をこれ以上増やさないために
法的な取り決めのない猫の命

現在の日本には、猫を捕獲するための法的根拠がなく、無責任な餌やり、多頭飼育崩壊などで飼い主のいない猫が増えるままになり、糞尿被害や繫殖期の鳴き声など住民トラブルまでに発展しています。
その問題を解決するためには、飼い主のいない猫のTNRが有効です。
この活動は、地域環境を改善しつつ、数年かけて最終的にその地域の野良猫がいなくなるようにする取り組みです。
TNR活動

■あまべマチ猫ネットのTNR活動実績
2019年度 60匹(メス40匹・オス20匹)
2020年度 140匹(メス83匹・オス57匹)
2021年度 136匹(メス71匹・オス65匹)
2022年度 170匹(メス100匹・オス70匹)
TNRの成功の秘訣は、「すぐやる」、「すべてやる」、「続ける」ことです。
あまべマチ猫ネットは、町民の方などから寄せられる情報をもとに、野良猫情報、無責任な餌やりのために野良猫が子猫を産んでしまった現場、多頭飼育で地域住民とトラブルが起こっている現場等に駆けつけ、状況を調査し、地域の方々と協力し合ってTNRを実施しています。
繁殖力の強い一方で、寿命の短い野良猫
猫は非常に繁殖力が強く、妊娠サイクルが早いことから、環境省は計算上、1匹のメス猫が3年後に2000頭以上に増えると試算しています。

しかし、強い繁殖力により多くの命が生まれても、実際には、病気・事故・カラスなどの外敵・栄養不良など厳しい現実があり、野良猫の寿命は3~4年といわれており非常に短命です。
地域住民の方にTNRの説明をすると、R(リターン)について理解が得られない場合がありますが、「一代限りの短い命を見守って頂きたい」とお願いしています。
保護活動の現場から
人によって作り出される野良猫

私たちが情報を得て駆けつけた現場では、まだ目も開いていない生まれたばかりの子猫が何匹も段ボールに入れられ捨てられていたり、劣悪な環境で産まれ育ったかわいそうな猫を多く見ることがあります。
野良猫は人が作り出したものだと強く感じる瞬間です。
活動の中で出会った猫たちのエピソード

水路に遺棄されているところを近所の方が発見し保護。感染症治療をしていましたが、完治しないためそのままメンバーが保護しています。

多頭飼育の一人暮らしの高齢者の方が亡くなり身内の方が飼えない猫たち。里親を探しています。

線路高架下にビニールカーテンに包まれた状態で遺棄されていました。散歩中の家族が発見してそのまま保護。おうちの子にしてくれました。

草むらに段ボールごと投げ捨てられていた子猫たちが保護されました。ミルクボランティアの協力の後、仙台でお住まいの里親さんのもとで幸せに暮らしています。

感染症で目が真っ白な子猫
遺棄現場、無責任な餌やり、多頭飼育現場では栄養状態も悪くノミダニもひどい状態で発見される猫が多く見受けられます。

外飼育でTNRを進めていた現場で、ほとんどの猫がTNR済みの中、間に合わず産まれてしまった子猫。
多頭飼いの不衛生な環境の中で感染症にかかり、淘汰されてしまうかもしれない命です。
「庭にお腹の大きな野良猫が来ている、なんとかして」という相談も多くあります。
妊婦猫のTNRは最優先の案件でありますが、気の重い案件でもあります。しかし産まれてきた子が上の写真のような運命になることを思えばせめてお母さん猫がこれからの一生を安泰に生きていくことを願いTNRに踏み切ります。
産まれるはずだった胎児はメンバーの手で手厚く埋葬します。無責任な餌やりや猫の出産についての知識がないために増やしてしまった責任は人間の手で負わなければならないと考えています。
適正な飼養の啓発活動

あまべマチ猫ネットは、野良猫や多頭飼育崩壊を減らすためには対処療法のTNR活動と、不幸な命を増やさないための根本治療が大切だと考えています。
その対策として専門家を招いて「動物の適正な飼養の仕方」の講演会を実施したり、チラシ配布、ポスター掲示などの啓蒙啓発活動を行っています。
2021年度からは、町内の小学校へ出前授業を行い、「命の大切さ」「TNRの重要性」を子どもたちに伝える活動にも取り組んでいます。

熱心に授業を受けた生徒たちは後日「TNR活動の大切さ」を取り上げた校内新聞を作成し啓発活動に協力してくれました。この生徒たちが大人になるころには海陽町に不幸な飼い主のいない猫が一匹もいなくなっている事を願っています。
譲渡会の開催

産まれてしまった命には罪はありません。この子たちを一生涯責任を持って飼ってくださる里親様につなげるため、年3回ほど譲渡会を実施しています。活動を始めてから今までに131匹の子猫たちがずっと暮らせるお家を見つけることができました。
皆さまからのご寄附でノミダニ駆除、感染症の治療、ウイルスチェックを行い安心して里子に出せるようにしています。
■あまべマチ猫ネットのホームページ、Facebookなどでも随時子猫情報を発信し里親様を募っておりますのでご覧いただければ幸いです。
寄付金の使い道
NPO法人あまべマチ猫ネットの活動への補助金として、TNR活動にかかる費用(飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用、保護した猫の治療費、ワクチン代、ミルク・餌代、里親探し・譲渡会経費等)や愛護啓発活動にかかる費用などに活用させていただきます。
【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへ活用させていただきます。
また、目標金額以上の寄付を頂いた場合は、本プロジェクトの趣旨に沿った経費として活用させていただきます。

あまべマチ猫ネットよりメッセージ

あまべマチ猫ネットでは不幸な飼い主のいない猫を減らすためTNR活動はもとより、譲渡会の開催、多頭飼育現場に出向き飼い主への説得、地域猫活動の推進、子どもたちへの「命の授業」など様々な啓発活動を行っています。
また高齢者の方が亡くなり身内の方が猫を飼えない場合、その猫をどうするかは難しい問題ですが、今後は取り組んでいかなければならない課題だと考えています。
人と猫が共生できる海陽町をめざしてこれからもメンバー一同頑張って参りますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
プロジェクトに賛同いただける皆さまへ
海陽町長 三浦 茂貴

2020年度から3年間にわたり実施したガバメントクラウドファンディングでは、全国からたくさんの方にご支援いただき、目標額を上まわるご寄附や温かい応援メッセージをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
海陽町では、動物愛護の意識を高めるとともに、環境衛生の保持を図ることを目的として、2017年度に「海陽町ネコの愛護及び管理に関する条例」を制定しました。
また、2019年度より「飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の助成事業」をスタートさせ、官民連携して「人と動物が共存して生きる社会」の実現を目指し、地域課題解決に向けた取り組みを進めております。
不要な猫の繁殖を抑え、捨て猫をなくすことは住民の住環境を守ることにもつながります。
皆さまにも、この活動で救える命があることを知っていただき、猫の命に寄り添う「あまべマチ猫ネット」の皆さまの活動を共に支えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
寄附者のみなさまへ
海陽町からのメッセージ

地域で起こっている猫の問題は、猫だけの問題ではありません。
このクラウドファンディングをきっかけに、猫を取り巻く現状と課題を一人でも多くの方に知っていただき、動物愛護への関心と理解が深まり、活動の輪が広がることを期待しております。
人と猫が共生できるやさしいまちづくりに向けて、ご賛同いただける皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。
寄附のお礼について
本プロジェクトへのご寄附には、お礼の品はございません。寄附金を本事業に充てることをもって、寄附いただいた皆さまへのお気持ちに応えることとし、お礼に代えさせていただきます。
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2024年10月16日 09:00
【2024年度プロジェクト進捗状況】
2024年度のプロジェクトもあと7日となりました。
昨年に引き続き応援してくださった皆様ありがとうございます。
プロジェクトへの熱いメッセージ励みになっております。
現在、達成率 39% となっております。
目標達成のため、まだまだ頑張って参りますので、皆様にもお力添えいただけたら幸いです。
引き続きよろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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2024年07月25日 11:24
【ご報告】2024年度のプロジェクトを開始しました!
ご無沙汰しております。
徳島県海陽町のふるさと納税担当です。
昨年は、人と猫が共生できるまちづくりのプロジェクトにご寄付をいただきありがとうございました。
海陽町で活動する動物愛護団体「NPO法人あまべマチ猫ネット」を支援するため、本年度もクラウドファンディングを実施します。
これまでの活動報告も掲載しておりますので、ぜひ一度プロジェクトページを覗いてみてください。
応援よろしくお願いいたします。
■新プロジェクトURLはこちら⇒ https://www.furusato-tax.jp/gcf/3175もっと見るまだコメントはありません
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2023年11月08日 08:53
寄附募集期間終了と寄附の御礼
本プロジェクトは10月31日を以って、寄附募集期間を終了しました。
惜しくも目標到達とはなりませんでしたが、皆さまからの温かいご支援に心から感謝を申し上げます。
目標未達の場合も、頂いたNPO法人あまべマチ猫ネットの皆さまの活動を支援するために活用させていただきます。
人と猫が共生できるやさしいまちづくりに向けてともに取り組んでまいりますので、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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2023年10月27日 09:13
進捗状況の報告
応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます。
本プロジェクトの募集期間もあと5日なりました。
現在達成率74% です。
「あまべまち猫ネット」の最近のエピソード
先日、庭の植え込みの中で子猫の鳴き声がすると連絡があり、保護してノミとりシャンプーで洗ったところ、今までで最高のノミの数と思えるほど洗っても洗ってもノミの糞の血の色が流れ出る。こんな小さな体にここまでのノミがたかっていたらどれほどかゆかったであろうかと、改めてお外で暮らす子の過酷さを思い知りました。この子も暖かい家庭に迎え入れられるまで預かりさんが大切に保護をしてくれています。
不幸な猫を少しでも減らすため、皆様の温かいご支援を よろしくお願いします。
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2023年10月25日 10:05
進捗状況の報告
応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます。
本プロジェクトの募集期間もあと一週間となりました。
現在達成率70.7% です。
「NPO法人あまべまち猫ネット」では今年度は譲渡会などで里親を探し20頭の猫たちが幸せに暮らせるようになりました。
これからも安心して暮らしていける猫たちが増えるよう引き続き応援をお願いします。
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2023年10月13日 14:35
進捗状況のご報告
応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます。
本プロジェクトの募集期間はあと19日となりました。
現在、達成率69.2%です。
「NPO法人あまべまち猫ネット」では今年度は9月までに49匹の猫にTNR活動を実施しました。
不幸な猫を少しでも減らすため、奮闘しています。
引き続き応援お願いします。もっと見るまだコメントはありません
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2023年10月04日 15:35
進捗状況のご報告
応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます。
本プロジェクトの募集期間はあと28日となりました。
現在、達成率67.2%です。
引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。
「NPO法人あまべまち猫ネット」活動の中のエピソード
猫が捨てられやすい場所で10匹ぐらいの成猫がおり3頭のメス猫が子猫を産んでいました。子猫を保護して里親探し、母猫は捕獲し避妊手術を施しました。一頭は右わき腹に大きなけがをしており舐め壊して傷が塞がらない状態なので、避妊手術の際に併せてけがを治療し縫合してもらい二週間後に抜糸。傷も癒えて人馴れもしているので里親さんを探すよう方向で進めています。
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2023年09月06日 16:33
進捗状況のご報告
応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます。
皆様から頂いた温かいメッセージも、随時拝見しております。
8月24日「NPO法人あまべマチ猫ネット」が徳島新聞に取り上げられました。
本プロジェクトの募集期間はあと56日となりました。
現在、達成率46.8%です。引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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徳島県海陽町

海陽町は徳島県の最南端、高知県との境に位置しています。
1,000mにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、まちの中央を平成の名水100選・究極の清流「海部川」が流れています。上流には日本の滝100選の「轟の滝」があり、河口付近は日本有数のサーフポイントとして有名です。
青く美しい海岸は室戸阿南海岸国定公園に指定され、シーカヤックやダイビング、SUPなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
2021年、線路と道路双方を走る世界初の乗りもの「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が運行開始し、新たな観光資源として注目されています。
[世界初]を体感しに、ぜひ海陽町へお越しください。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
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反映まで数日かかることがあります。