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【南砺市】 芸術文化の力でSDGsを達成しよう ~南砺市いなみ国際木彫刻キャンプの32年目の挑戦~

カテゴリー:観光・PR 

main_img 達成

寄付金額 1,014,000

101.4%

目標金額:1,000,000

達成率
101.4%
支援人数
31
終了まで
受付終了

富山県南砺市(とやまけん なんとし)

寄付募集期間:2023年4月28日~2023年7月27日(91日間)

富山県南砺市(とやまけんなんとし)×南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ実行委員会

プロジェクトオーナー

◆南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ
南砺市いなみ国際木彫刻キャンプは、250年超の歴史を有する伝統工芸「井波彫刻」の本拠地である「彫刻のまち・井波」で開催されています。
世界各国から集まる彫刻作家が、約2週間の開催期間で1本の原木から世界の様々な国の民族、伝統、文化を象徴する彫刻作品を公開制作します。
会場は無料で公開され、気軽に世界の彫刻作品を楽しむことができるとともに、来場者が作家との交流を気軽に行うこともできることが大きな特徴です。
1991年の第1回から、「木彫りを通して世界をつなぐ」をテーマに4年毎に開催されており、2023年8月に開催される「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2023」が9回目(32年目)の開催となります。

南砺市いなみ木彫刻キャンプとSDGs

今回の木彫刻キャンプでは、「木彫刻の力で2030年を豊かな世界に」をテーマに、SDGsの達成を目指し実施します。
「木彫刻」の作品は言語、文化の違いを超えて、人々にメッセージや共感を与えることができます。そして、世界中の人々が「木彫刻」を通して等しく交流し、社会や地域の持続可能な発展を生み出すことを可能にしています。このような私たちの活動は、SDGsの達成に不可欠な「人」、「社会(地域)」を豊かなものとし、今後も持続可能な社会の発展に寄与していると考えています。
木彫刻キャンプでは、キーコンテンツとなる木彫刻を「芸術文化」及び「産業」の2側面で捉え、6つのキーワード(01体験 02継承 03発信 04進化 05協働 06環境)を念頭に各種事業を展開していきます(「木彫刻キャンプのSDGsへの考え方」詳細は公式ホームページからご確認ください。)。
今回のプロジェクトでは、このSDGsの取り組みに必要な事業へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ公式サイト

寄附金の使い道について

寄附金は次の取組みに使用させていただきます

1.チャレンジ枠の実施(SDGsゴール 4,9,11)

発祥から約250年、その間「井波彫刻」は地域社会や地域の営みの形成に大きな影響を与えてきました。「井波彫刻」が発展、進化することは、これからも地域が持続可能であるために重要な意味を持つと言えます。このことから、彫刻文化の発展、次世代への継承を目的に、木彫刻を学ぶ若い世代の参加枠「チャレンジ枠」を新たに設けます。
今回の開催では、チャレンジ枠として金沢美術工芸大学から2名の学生が参加します。

2.交流イベントLOOP INAMI(ループ イナミ)の実施(SDGsゴール 9,11,17)

木彫刻キャンプは、木彫刻を通して様々な地域の民族や伝統、文化に触れ、交流も深めるといった日常生活では得難い体験を得ることができる世界的にも稀有なイベントです。
開催期間中は、地域住民や団体が主体となった交流イベント「LOOP INAMI」を開催し、多くの住民、ステークホルダーが、彫刻をきっかけとした多様な関係を創出し、交流を深める機会を提供します。LOOP INAMIは、リサイクル材料を活かしたワークショップなど環境に配慮した開催内容とします。

3.若い世代の国際交流の機会の提供(SDGsゴール 4,11,17)

木彫刻キャンプは、これまで8回の開催を重ねてきました。多世代にわたる積み重ねが、SDGsの達成に不可欠な「人」、「社会(地域)」の力を高めることにも繋がっていると考えています。
今回のキャンプでも、これまで同様多くの方に木彫刻キャンプに参加いただき、貴重な体験を得ることができるプログラムや環境を提供するとともに新型コロナの影響により、近年実施が難しかった若年層の国際理解、国際交流を実現できる貴重な機会を提供します。

4.芸術文化(木彫刻)による世界への発信(SDGsゴール 10,12,16)

前回(2019年)の木彫刻キャンプ以降、生活様式を一変させた新型コロナウイルスの存在、緊迫した状況が続く世界情勢など、わたし達を取り巻く社会は今大きな変化に見舞われています。
こんな時代だからこそ、「木彫りを通して世界をつなぐ」という木彫刻キャンプの不変のテーマを改めて意識し、強く発信していく必要があると考えています。
今回の木彫刻キャンプでは、「KIBOU(希望)」という作品のサブテーマを設定しました。
個々の作家の創出する多くの「KIBOU」を井波から発信し、これからの世界が明るく豊かなものになるための発信を積極的に行っていきます。
キャンプでの制作作品は、従来の市内の公共施設だけでなく、民間施設や市外での設置も検討し、多くの方に作品に触れていただける機会を増やすことを検討しています。多くの方に作品を見ていたく機会を増やすことで、発信力の強化に努めていきます。

5.環境に配慮した開催(SDGsゴール 11,13,15)

森林を多く有する日本(南砺市)では、土砂災害の防止、水源の涵養、生物多様性の保全などの森林からの恵みを得るとともに、森林から伐れる木材で建物や道具を作り、木に親しむ暮らしをしてきました。250年を超える歴史を持つ「井波彫刻」も、その特徴を活かした産業であると言えます。
今回のキャンプでは、全て国産木材を使用し、木彫刻を行うことが、「木材の使用(彫刻)」⇒「使用した分の木を新たに植林・育成」⇒「成長した木を伐り、再び木材として使用(彫刻)」という「森林の維持・再循環」に寄与していることを改めて意識し、広く周知する機会となることを目指します。
期間中は、木材の端材を活かしたワークショップを期間中に開催するなど、木材の有効活用にも積極的に取り組んでいきます。また、ICTの積極的な活用、環境に優しい素材でのノベルティの作成など、環境に優しく、持続可能なイベントの実施を目指します。

市長(実行委員会会長)からのメッセージ

南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ実行委員会会長 田中幹夫

写真

このたびは、南砺市のガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税)プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。

本市は、世界遺産「五箇山の合掌造り集落」、日本遺産「井波の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館」といった歴史的、文化的価値のエリアを有するほか、「五箇山和紙」「井波彫刻」といった伝統工芸なども盛んであり、地域内に特徴的な独自の芸術文化を多く有する地域であり、文化庁より「芸術文化創造都市」として認定されています。

プロジェクトの対象となる「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ」は、1991年から4年毎に開催されています。
30年を超える開催実績を持つイベントですが、毎回内容や手法に改良を加えて開催を重ねてきました。
今回の開催では、新たに「芸術文化によるSDGsの実現」という目標を掲げてプロジェクトを実施します。

皆様のご支援をいただくことで目標を達成し、持続可能な地域、世界を実現していきたいと考えております。
また、支援をいただいた方におかれましては、本市の特色あるお礼の品についてもお楽しみいただけば幸いです。

多くの皆様からのご支援をお待ちしております。

【注意事項】

お礼の品の贈呈は市外在住者に限らせていただきます。寄附に係る控除は、市内在住者及び市外在住者がともに受けることができます。

緑豊かな公園で彫刻が公開制作されます(写真は2019年開催時)
1本の丸太から彫刻作品が制作されます(2019年制作作品)
1本の丸太から彫刻作品が制作されます(2019年制作作品)
1本の丸太から彫刻作品が制作されます(2019年制作作品)
入場無料 作家との交流も楽しもう(2019年開催時の様子)
多くのボランティアスタッフが活躍(2019年開催時の様子)
多くのボランティアスタッフが活躍(2019年開催時の様子)
  • 2023年05月17日 15:53

    木彫刻に使用する木材が搬入されました

    作品を制作する彫刻の原木が5月8日、南砺市に到着しました。

    到着した原木は、宮崎県都城市からから搬入された九州産のクス(楠)16本です。
    木材の長さは約2〜4メートル、直径約0.5メートル。8月の開催まで市内の製材所に保管されます。
    通常、木彫刻に使用される木材は、クスのほかにもケヤキ(欅)、桜などがありますが、クスは比較的やわらかい素材のため、木彫刻キャンプの限られた期間での制作に向いているという特徴があります。

    木材も到着し、いよいよ木彫刻キャンプの開催が近づいてきたことを実感しております。

    もっと見る

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富山県南砺市

富山県 南砺市は、富山県南西部にあります。
人口5万人弱の小さな地域ですが、世界遺産「五箇山の合掌造り集落」、日本遺産「井波の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館」といった歴史的、文化的価値の高いエリアが点在するほか、国際的な演劇イベントやワールドミュージックの祭典、民謡や和紙漉き、木彫刻、絹織物などソフト面でも独自の芸術文化を多く有することから、文化庁より「芸術文化創造都市」として認定されています。また、「一流の田舎」の実現を目的とした地域づくりを進めており、SDGsの達成に向けた優れた取組を提案する都市である「SDGs未来都市」として選定されています。

今回のプロジェクトは、上記の南砺市で2023年(令和5年)8月に開催される「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2023」です。