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~みんなに優しいものづくりを目指して~ チアフル株式会社の取り組みを取材しました<SDGs>

持続可能な開発目標(SDGs)目標8『働きがいも経済成長も』

使い手はもちろん、作り手、地域、未来にやさしいものづくりを目指す『チアフル株式会社』。商品の生産には障がいをもつ方や高齢者の方が、商品の情報発信には在宅ワークの母親たちが携わっています。今回、代表である松本梓さんに、薬草・ハーブのセルフケアブランド「jiwajiwa」を運営するチアフル株式会社の取り組みについてお話を伺ってきました。

↑jiwajiwaは、奈良県産の植物素材を使った「お風呂のハーブ」「無添加石鹸」「アロマスプレー」などを展開している。


Q: 「障がい者や要介護者の方々とものづくりをしようと思ったきっかけはなんですか」

A: 「幼い頃、母が福祉施設でボランティアをしていて、そこによく一緒に行っていました。その施設の図書室で、本の読み聞かせがあったり、とびだす絵本を作ったりしていたのですが、今思うとそこがすごく居心地がよくて、自由にものをつくる楽しさを感じたんです。そういう過去があって、自分で会社を立ち上げてものづくりをするってなったときに、効率を重視するのではなくて、自分の関わってほしい人にしてもらいたいと思って、そこから協力してもらえる福祉施設を探しました。」

↑「お風呂のハーブ」の定番人気は吉野ひのき。リラックスしたいときに。


Q: 「具体的には、どのような作業を一緒に行っているのでしょうか?」

A: 「例えば、お風呂のハーブ(入浴剤)では、中に入れるハーブを軽量して、一つ一つ袋に入れて、それを巾着状にして、パッケージの袋に入れるところまで、ほとんど全ての作業をお願いしています。単純作業だけではなくて、0から作ってもらうことで、やりがいを感じてもらいたいと思っています。」

↑「お風呂のハーブ」は社会福祉施設で障がい者が一つ一つ手作りしている。


Q: 「吉野町ではどんなことをしているのですか?」

A: 「吉野町には1年半前に移住してきました。住んでいるだけではもったいない場所なので、商品を使うだけでは伝えきれない『余白の時間』を体感してもらえる場所になったらいいなと思って、『jiwajiwaなおうち』としてたまにイベントを開催したりしています。イベントには近所の方もたくさん参加してくれるんですよ。」

↑2021年6月開催「jiwajiwaな、文化祭」の様子


Q: 「松本さんのこれからについて教えてください。」

A: 「ここ奈良県吉野町を拠点に、ものづくりの輪を広げたいと思っています。例えばそれぞれの地域の薬草を使用したご当地入浴剤とかを作ってみたい。あとは、障がいのある方とか在宅ワークの方が集まれるような場所がつくれたらいいなと思っています。」

↑吉野町の昭和スタイルの古民家「jiwajiwaな、おうち」からは、山が眺められて心地よい。

 
 

自然素材を感じるセルフケア jiwajiwaのお風呂とアロマ

「余白の時間」を届けるjiwajiwaのセルフケアアイテムは、作り手が丁寧に育てた自然素材にこだわっています。
たとえば、「お風呂のハーブ」「アロマスプレー」の原材料は無農薬・無化学肥料で食用(ひのきのみ製材用)に栽培された自然素材。「無添加石鹸」は、奈良県産の原材料を、同じように選んでいます。

ふるさと納税であなたもぜひ「余白の時間」を体験してみませんか?