お知らせ

ギフト券があたる『チョイストラベル』OPENキャンペーンのお知らせ

【事業者紹介】丸森の伝統を繋いで、紡ぐSILKWa特集

宮城県丸森町の伝統産業である"丸森しるく""佐野地織り"を繋げていく活動をしているSILKWaさんと佐野地織保存会の皆さんインタビューさせていただきました!

丸森町に古くから伝わる伝統織物

こんにちは!!宮城県丸森町ふるさと納税担当です!
9月も終盤へとさしかかり、丸森町の残暑もだいぶ和らいできました~
秋と言えば皆さんは何を思い浮かべますか?
食欲の秋、スポーツの秋と色々ありますが、、やはりココは『伝統の秋』ですね!!
ということで、今回は事業者紹介シリーズ第3弾!!

丸森町の伝統産業である“丸森しるく“と”佐野地織り(さのじおり)”を後世へと伝えていく活動をされている『SILKWa(しるくわ)』さん『佐野地織り保存会』の皆様にインタビューさせて頂きました!!

丸森町で静かに紡がれてきた人々の営みに思いを馳せてみませんか?

笑顔が素敵な阿部さんは、石巻市の出身で丸森町に移住されてきました。
『SILKWa』を立ち上げるきっかけや伝統を伝え、繋ぎ紡いでいくことへの思いを語って頂きました。

丸森町に移住を決めたきっかけとは?

「丸森の自然の豊かさだとか、後は里山の暮らしぶりにひかれて最初は通いはじめたのがきっかけです。
それから色んなご縁があって、丸森の皆様の温かさを知り、暮らしの中での静かに受け継がれている風習、文化、手仕事というものに触れていく度にどんどん魅力にはまっていって、いつの間にか自分もここ丸森で暮らすようになりました。」

SILKWaとはどのような団体ですか?普段の活動なども交えて教えてください

「まだ本当に手探りの状態ではあるんですけども、自分が魅せられた丸森の養蚕とか、またシルク文化の価値や可能性を探りながら、SILKWaとして名をもって活動しています。
主な活動としては、養蚕の過程で出てくる蚕座(さんざ)とか、廃棄素材などをうまく生かしてあげるアップサイクルを意識した環境にも人にもお蚕さんにも優しい取り組みができたらなと思って挑戦をしているところです。
その一環として、うつくしい桑畑に出会えたこともあり畑を活かしたいという思いから、桑茶づくりも行っています。」

佐野地織保存会の皆様とはどのようなきっかけで一緒に取り組まれるようになりましたか?

「もともと手仕事や機織りに昔から興味があって。
丸森に暮らすようになってから佐野地織保存会さんを知って、保存会さんも地織り文化を後世に伝えたい気持ちとみなさんの素晴らしい作品と業(わざ)にひかれてお邪魔するようになりました。」

「佐野地織保存会の星さん」

星さんの幼い頃から身近に丸森しるくがあって、佐野地織で作られた反物をお嫁さんの衣装として使うのが習わしだったそうです。
現在、反物は作っていませんがポーチや名刺ケースなど小さな日用雑貨を佐野地織で作っています♪

「機織り体験もやっています!」

小学校の体験学習などで、昔から使われている道具を使って染め物や機織り体験もやっています。
旅行のアクティビティとしても人気のある機織り体験!
難しいように感じますが、一つのものを作るのに大体30分ほどで出来上がるそう♪
お土産として持って帰れるので、丸森にお越しの際は是非体験していってくださいね☺

今後、力を入れていきたいことは何ですか?

「特別な新しい事をしたいというよりも、みなさんのおかげで少しづつ丸森のシルクに触れる活動ができているので、
この活動を一つ一つ丁寧に向き合いながらこなしていきたいな。継続していきたいなという気持ちが強いです。」

阿部さん、佐野地織保存会の皆様有り難うございました!!
日本の伝統技術を学ぶ機会が少なく技術者不足が謳われている昨今の時勢の中でも、丸森町の伝統産業は少しずつ、確実に広まってきています。

以上、宮城県丸森町ふるさと納税担当でした!
次回投稿をお楽しみに~♪