ほたてを食べて応援 緊急支援の品

いつも皆さまからの温かいご支援を賜り心より感謝申し上げます。
10月1日よりふるさと納税の制度改正に伴い、寄附金額を引き上げるお知らせをしておりましたが、
国民の皆様へほたてを沢山食べていただきたい✨意向から、
【ほたて】においては当面の間寄附金額を堅持することに決定いたしました😭!
皆様のご協力、『食べて応援』をよろしくおねがいいたします!

特集の最後には、当町からの💖お知らせ💖もございますので、ぜひ最後までご愛読くださいませ✨

福島第一原発でのALPS処理水の海洋放出を受け、中国が日本の水産物の全面禁輸を
決定したことはみなさんもご存知のことでしょう。
実は、日本から中国向けに輸出されている最も主要な水産品は「ほたて」なんです。
今、生産者たちは、禁輸による流通の滞りで苦しんでいます。

この状況を受け、別海町では、ふるさと納税を通じて皆様に生産者をご支援いただけたらと思っております。

今回、本件を東京海洋大学非常勤講師のながさき一生さんにも解説いただくとともに、
別海町から皆様へ、支援のお願いをさせてください。

◎全面禁輸の影響が大きい「ほたて」

中国の全面禁輸がほたてに与える影響について、ながさきさんに伺いました。

Q:ほたてへの影響は、どの程度なのでしょうか?

ながさき:影響は大きいといえます。
日本からの水産品の輸出額は、年間で3873億円(農水省、2022年)になりますが、
品目で最も多いのは「ほたて」で910億円となっています。
ほたての大方は、中国や香港へ行っていたので、今回の禁輸の影響を最も受けていると言っても
過言ではないでしょう。
特に北海道は、一大産地です。ほたての輸出額も多く、北海道庁によると618億円となっていて状況は深刻です。

Q:ほたての輸出が盛んだったのはなぜでしょうか?

ながさき:品質が良いという点が、まずはあります。
それなりな量を安定的に生産できる中で、貝柱がしっかりしており、
生食でも安心できるくらいの鮮度の良さもあります。
この点は特に中国の富裕層に好まれやすい特長でしょう。
また、中国はほたての一大加工拠点です。北海道から殻付きで輸出されたほたては、
中国で加工され、欧米などに向かったりもします。
このことも輸出額が増える要因です。

Q:禁輸による流通の滞りに対してどのようにすればよいのでしょうか?

ながさき:大きく2つあります。
1つ目は、中国以外の輸出先も拡大することです。
これには、政府も支援することを決定しており、国を挙げて取り組もうとしています。
しかし、その体制が整うまでには時間を要します。

2つ目は、日本での消費を増やすことです。これについては、すぐにできますが、
皆様からの応援も必要です。
ある種、良質なほたてが手に入りやすくなっているとも言えますから、ぜひ多くの方に
美味しいほたてを楽しみながら応援いただき、生産者さんを支援いただきたいですね。

◎別海町の状況と応援のお願い

ほたては、別海町の主力水産品の1つとなっています。
2020年の町内でのほたての漁業生遺産高40.2億円となっており、
全体の71.8%と大きなウェイトを占めています。

このため影響も大きいのですが、品質は確かなものばかりです。
ぜひ、この機会にふるさと納税を通じて、別海町のほたてを応援ください。

◎ぜひ食べて応援ください!ほたての主な返礼品はこちら

◆専門家プロフィール
おさかなコーディネータ ながさき 一生
株式会社さかなプロダクション 代表取締役
一般社団法人さかなの会 理事長・代表/東京海洋大学 講師

漁師の息子として18年間家業を手伝い、東京海洋大学を卒業。
築地市場の卸会社を経て、魚のブランドの研究で同大学院を修了。
魚好きのコミュニティ「さかなの会」を15年以上主宰。
ふるさと納税の魚介類を紹介する専門家の第一人者でもあり、
漁業ドラマ「ファーストペンギン!」では監修も務めるなど、
メディアで食としての魚を分かりやすく伝えている。
著書に『魚ビジネス 食べるのが好きな人から専門家まで楽しく読める本』がある。

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今後とも別海町へ変わらぬ温かいご支援の程よろしくお願いいたします💖