大分県臼杵市『第6回ふるさとチョイス大感謝祭オンライン』自治体ステージレポート

皆さまこんにちは!
2020年11月7日、8日に開催された、「第6回ふるさとチョイス大感謝祭オンライン」はご参加いただけましたでしょうか。このページでは、参加自治体さんの中から「大分県臼杵市」さんのイベントレポートをご紹介します。
ご参加頂いた方は思い出の振り返りとして、ご参加頂けなかった方はぜひ少しでも大感謝祭の雰囲気を知っていただく機会として、ご覧頂けたら幸いです。

大分県臼杵市はどんなところ?

臼杵市は、豊後水道を臨む美しいリアス海岸と豊かな山林、田園風景が広がる自然に恵まれたまちです。
一方で、悠久の時を見つめる国宝臼杵石仏のほか、中世ではキリシタン大名による南蛮交易で国際都市として名を馳せ、今も武家屋敷などの風情を留める歴史と文化薫る城下町でもあります。
伝統を大切にする臼杵人気質は、豊かな食文化の魅力と相まって、「日本の心が息づく」癒しのまちとして旅人を魅了しています。

臼杵市をもっと詳しく知りたい方はこちら

さっそくレポートをスタート!

「臼杵市にお越しになったことはありますか?」
PRタイムスタートから早速大分県臼杵市職員の堤さんから質問が飛びます。
チャットで参加者の方々から出てくるのは「行ったことがない」の声。
それを受けて堤さんの臼杵市の魅力のお話が始まりました。

大分県で有名な別府市、由布院は臼杵市から見て北西部、少し脚を伸ばせば立ち寄れる位置にあります。出身有名人はglobeのKEIKOさん、ご実家はふぐ料理も提供する料亭なのだそうです。

有名な観光スポットは石仏、昔は頭が前に落ちていて、議論の末平成7年に首を付け、国宝認定を受けました。
落ちた首が付いたことからリストラよけの石仏として親しまれているそうです。

臼杵城跡は廃藩置県の影響から城跡しか残っていませんが、お花見スポットとして有名。
うすき竹宵まつりは11月の第一土曜日曜に開催ですが、本年はコロナ禍のため中止となってしまったそうです。
例年は宿泊予約も取りづらくなるため早目に予約がオススメとのこと。

そして特にイチオシは臼杵の町並み!
もともと城下町だった臼杵は江戸時代からそのままの姿で残った閑静な町並みが大きな魅力です。
そして、普段からも観光客がほぼいない文字通り静かな町並みとなっています。
町の様子を自称臼杵市職員のマドンナ、松尾さんが中継!
石畳の町並み、武家屋敷やお寺が並んでいる中、江戸時代にタイムスリップしたような風情ある佇まいがとても素敵です。

臼杵市のお礼の品を紹介!

続いて、臼杵市の特産品紹介。
臼杵市は実はふぐ料理のまち。なんとふぐの料亭は臼杵市に30店舗以上あり、コンビニの数より多い!そうです。
そして、臼杵のふぐ刺しは一般的なふぐ刺しとちょっと違うんです。
ふぐ刺しといえば薄造りを思い浮かべる方が多いと思いますが、臼杵のふぐ刺しは身が厚いんです。
普通はふぐを一晩以上寝かせてから引くので、身の硬直が取れて薄く包丁を引くことが出来ます。でも、臼杵のふぐ刺しは水揚げしたばかりの新鮮なふぐを使っているから、鮮度が高すぎて薄く引くことが出来ないんです。
鮮度抜群の新鮮なふぐ刺し、美味しそうですよね...!

つづいて臼杵の特産!「かぼすブリ」。
養殖のブリですが、かぼすの粉末やエキスを餌に含ませて食べさせることでブリ特有の臭みを抑え旨みたっぷり。
そして魚が捌けない人でも安心、お礼の品では既に捌いて真空パックになっているものをご用意しています。

そして、化学肥料を一切使わずに完熟肥料を使った「ほんまもん農産物」。
臼杵市土づくりセンターという施設を所有する臼杵市は、ここで完熟堆肥を製造し、肥料として農作物に使うことで、土からこだわった野菜を生産しています。
町を上げて土から安心できる野菜を作っているなんて、とても素敵ですよね。

臼杵の特産品、ふるさとチョイスで是非チェックしてみてくださいね!

醸造の町、臼杵の魅力!

さらに、臼杵市は醸造の町としても有名なんです。
臼杵市の味噌醤油メーカーの一つ、創業400年以上のカニ醤油さんはチョイスの味噌  ランキングで1位を獲得しています。
ふるさとチョイスの味噌の中で感想が最も多いのもカニ醤油さんのお味噌です。

この日はカニ醤油さんからの中継、堤さんの呼びかけで可児さーんとチャットで視聴者の皆さんが呼びかけて、カニ醤油の12代目代表の可児社長が登場!
カニ醤油は創業420年で、400年前臼杵の殿様が岐阜から来た際に、一緒にやってきたとのこと。そのため岐阜に多い「可児」という名前から「カニ醤油」という名前がついており甲殻類のカニは入っていません。

この日、可児社長が紹介してくれた3種類の味噌は赤味噌、白味噌、合わせ味噌、実はどれも米と麦が両方入った合わせ味噌です。合わせの赤味噌は大豆が多め、白い味噌は米がちょっと多めの合わせ味噌、そしてその2つの合わせ味噌!
これは実は可児社長が出張販売の量り売りの際にお客様からリクエストされて生み出した商品。確かに出張販売はその場でお味噌を樽から詰めてくれるので、赤味噌と白味噌の割合はその人次第ですよね。
お客様によっては割合が変わってくるが、半々が人気とのことです。

視聴者さんから可児社長に直接お味噌に関しての質問も飛んでいました。
例えば、味噌を使い切れない悩み。
確かに、お礼の品でたくさん味噌をいただいても、そんなにすぐに消費は出来ないですよね...。でも、安心してください!味噌は腐らないので、冷蔵か冷凍がオススメ。冷凍しても味噌は塩分が多いので凍らない!冷凍したら40年大丈夫(なはず)とのこと。

他にも、オススメの味噌の使い方は?
もちろん味噌汁だが、野菜を付けるお味噌ディップとして使うのもおすすめだそうです。玉ねぎ、ニンジンをすって、すったにんにくもお好みで味噌と混ぜるだけ!シンプルですけど、とっても美味しそう。
お味噌の使い方に困ったり、分からないことがあれば是非カニ醤油に電話してください!とのこと。
※ただし、社長が出張販売でいないときは答えられないので、ウェブで社長の出張販売スケジュールを確認してね、とのことでした

最後にお店の様子のご紹介。
映画好きの社長がつけた、ユニークな名前の商品が沢山。醤油も味噌も沢山種類があります。
なかでもラーメンに足す調味料「ラメンタス」や、カニ醤油ベストセラーの調味料「黒だし番長」はどんなものにでも使える万能調味料!
素敵な商品が沢山あって、実際に見に行ったらどれも欲しくなってしまうはず。

おわりに

臼杵には沢山の魅力が詰まっていることがこの日、多くの人たちに伝えることが出来たのではないでしょうか。
この日紹介できたのは臼杵市のほんの一部の魅力だけ、30分ではもちろん語れませんが、この年末は臼杵市にふるさと納税、そして実際に臼杵の町を訪れて、臼杵の魅力に直接触れてみてはいかがでしょうか。
臼杵市の皆さん、ありがとうございました!

臼杵市さんからのコメント

まず、予想を遥かに上回る程多くの方にご参加いただけたのが嬉しかったです。開始前は十数名集まればいいなと思っていましたが、いざ蓋を開け100名を超える参加者数を見たときは、喜びを感じたのと同時に慌てふためきました。また、これまでのリアルイベントとは違い、試食品などがない状態で行う画面越しのみでの魅力発信に対して不安も大きかったのですが、思っていた以上に盛り上がり、あっという間の30分でした。コロナ禍になり、なかなか寄附者の皆さんと交流する場を設けることが難しかったですが、今回の大感謝祭を機に、今後も積極的にオンラインツールを活用して魅力発信の機会を作っていきたいと思いました。

現場での一コマ

これまで開催してきた遠方でのリアルイベントへの参加が難しかった事業者も、オンライン開催になったことで店舗にいながらして寄附者さんと交流でき、直接激励の言葉なども貰えていたため、とても嬉しそうでした。

臼杵市のステージで紹介したお礼の品はこちら!

ステージ内でご紹介したカニ醤油さん、臼杵ふぐ、大分県のブランドフィッシュ"かぼすブリ"、有機栽培のお野菜のお礼の品はこちらでご紹介!

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