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佐賀県発!地域や世界の課題解決に自ら取り組む人財を育てたい!

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 3,600,000

120%

目標金額:3,000,000

達成率
120%
支援人数
21
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2018年11月16日~2019年2月13日(90日間)

佐賀県NPO支援×認定NPO法人 テラ・ルネッサンス

プロジェクトオーナー

認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会(=世界平和)の実現」を目指して2001年に誕生した国際協力NGOです。
当会は地雷、子ども兵、小型武器の課題に対し、海外現場での支援を行い、そして、国内では、啓発活動として、平和、人権、多文化共生などの視点から、教育機関、企業、行政などで累計1636回、延べ165,464人を対象に講演会を実施しました(2001年度~2017年度)。
このプロジェクトでは、これまでの経験をもとに、当会が取り組む課題と、その課題解決に向けた具体的な取り組み事例を示した書籍を制作し、佐賀県内の中学高校に配布することで、中高生の関心を行動に結びつけ、「課題を解決する人」を育成してまいります。

進捗報告

2018/12/21 目標金額達成の御礼と寄附募集継続のお知らせ【NEW】

この度は、テラ・ルネッサンス(佐賀県NPO支援)の取組みにご関心を寄せていただき、ご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

お陰様で、寄附募集期間を56日を残し、当初目標としていた300万円を達成することができました。

皆様からのご寄附は、子ども兵など地球規模から地域に至るまで、社会課題に関心を持ち、それらを解決をする能力を引き出し、伸ばす「人財育成」のための書籍を制作、そして、佐賀県内の教育機関を通じた子どもたちへの無償配布のために、活用させていただきます。

目標金額300万円を超えていただくご支援は、それら制作する書籍の質を、さらに向上させるために、より念密な調査を可能とするため取材費の追加分、分かりやすい書籍にするためのデザイン、ライティング費用の追加分等、本プロジェクトをより良くするための経費として、活用させていただきます。

 

「私が何かをしたとしても、、、」

社会課題を自分事と捉えるために

佐賀県が目指す「グローバル社会を生き抜くSAGA人材づくり」。
もちろん佐賀県だけでなく、日本の子どもたちにとって、これからより重要視される国際的な視野を持つためには、世界で起きている課題を知り、他人事ではなく自分事として捉える力が必要だと考えます。

テラ・ルネッサンスは、2018年に佐賀県内の中学校2校(293名が回答)に世界の課題認識や社会貢献意識に関するアンケート調査を行いました。

『貧困や紛争など、世界で起こっている問題は解決されるべきだと思いますか?』
(「強く思う」「思う」「どちらでもない」「思わない」「まったく思わない」の5つの選択肢で回答)

結果、「強く思う」、「思う」という肯定的な回答は96%で、「まったく思わない」は0%の回答でした。普段の授業やテレビなどを通じ、世界の課題に対する認知や関心は高いものだとわかりました。

次に『世界の課題解決に向けて、あなたにできることはあると思いますか?』
という問いに対しては、「強く思う」、「思う」の回答が74%、「わからない」が17%の結果となりました。記述欄では、具体的な取り組みとして「募金をする」が多く、中には授業を通して学んだ「フェアトレードの商品を買う」といった回答もありました。

しかし、生徒の中には、「大人になってボランティアをする」「はやく問題が解決されればいいなと思う気持ちを持つ」など、今自分にできる具体的な取り組みをあまり知らず、行動に関する選択肢が少ないことが見受けられました。

アンケートを通して、私たちが感じたのは、関心があるのに、行動に移せていない子どもたちがいるということでした。課題に対して、「知る」「考える」「行動する」が伴うことで、自分事として捉える力が成長することができると考えます。

 

本プロジェクト概要①

書籍を課題解決をする人財育成のツールに

テラ・ルネッサンスでは、当会が取り組む世界の課題の1つ『子ども兵』について、そしてその課題に対する解決に向けた実践例を紹介する書籍の製作をいたします。

当会の活動地、ウガンダへの取材、課題解決に向けて行動を起こした方々へのインタビューなどを行います。そして、取材、インタビュー内容を、写真や言葉を用い、今知ってほしい世界のリアルな現状や、行動に移した人々の心からのあたたかい想いを丁寧にお伝えします。

この書籍を通して、世界の現状の一例、その解決に向けた実践例を通して、課題解決へは年齢も地域も関係なく取り組めることをお伝えしていきます。そして、世界だけでなく地域にも多くの課題があり、地域のためにできることは何かを考え、行動を起こすことの大切さも伝えていきます。

国内外にあふれる課題を「自分事と捉え、行動に移す」ためのヒントが詰まった当書籍によって、地域、世界の課題を解決する人を増やすきっかけになれたらと願いを込めて制作したいと思います。

認定NPO法人 テラ・ルネッサンスについて

テラ・ルネッサンスでは、元子ども兵社会復帰支援プロジェクトにおいて、「3年間で元子ども兵が社会復帰するために、必要な能力を身につけ経済的に自立すると共に、地域住民との関係を改善しながらコミュニティで安心して暮らせるようになる」を目標に活動を行っています。

これまで約200名のウガンダの元子ども兵たちに、識字教育、職業訓練や地域住民との融和など、「自立と自治」を目指した社会復帰支援を行い、元子ども兵の受け入れ家族約1,000名への生活支援を実施してきました。

書籍では、支援のその先にある現状をまずはお伝えするべく、上記のような世界に存在する子ども兵の状況を解説し、世界の課題の1例として紹介します。特にウガンダで行っている元子ども兵社会復帰支援については、子ども兵の体験談だけでなく、その後の生活なども織り交ぜ、最新情報をお届けします。

・子ども兵とは?

アフリカの東部に位置するウガンダでは、1980年代後半から内戦が始まり、反政府軍と政府軍が20年以上にわたって戦闘を繰り広げていました。ウガンダにおいて、武装勢力は、平和に暮らしていた村にやってきて子どもたちを拉致し、連れ去りました。そして、暴力によってコントロールされ、軍隊の一員として戦わされます。

まるで消耗品のように、子ども達が使い捨てに・・

子ども兵はウガンダのみならず、アジア、アフリカ、中東、中南米などの紛争地域で現在も確認されており、世界で少なくとも25万人以上いると言われています。

・子ども兵とは?

『わたしの一歩』実践例

集めた書き損じはがきや古本、古着を寄附に代える支援をしてくれた中学生や自分にできることを考えて行動した小学生のインタビューを掲載し、どんな世代でも、自分にできることがあることをお伝えする内容を予定しています。さらには、大学生時代にテラ・ルネッサンスに関わった方のその後も調査し、今の生活にどのような影響があるかをお伝えするとともに、家庭や学校、会社などでできる支援についても紹介したいと思います。

具体例の一部として、自ら地雷についてのマンガを描き、課題を周りに紹介した小学生、書き損じはがきを全校に呼びかけ、活動を支援してくれた中学生、古本を集めてくれた生徒会、アルバイトをして貯めたお金を使って、カンボジアスタディツアーに参加した高校生など、テラ・ルネッサンスに出逢い、自らできることを考え、自分なりの行動をしてくださった方々が多くいます。

書籍に彼らの実践例を載せることで、今、地域や世界で起きていることに自分なりに関わることの大切さ、自らの力で課題解決に導く勇気を伝えることができると考えています。

 

本プロジェクト概要②

佐賀県内の中高生に無償でお届け!

作成した書籍を、佐賀県内の中学校、高等学校へ無償配布いたします!

中高生に直接手に取ってもらうことはもちろん、授業の題材として活用してもらうことを考えています。

書籍や授業を通して、佐賀県内の中高生に、世界の現状を伝え、それらの課題に、自分たちが何をできるのかを考えてもらうことで、佐賀県内の国際貢献、社会貢献意識の向上を図ります。

この書籍配布を通して、目指す成果

・佐賀県内中学生、高校生の課題に対する自発的行動意識の向上

弊会教育機関講演前生徒向けアンケート内の『世界の課題解決に向けて、あなたにできることはあると思いますか?』での「強く思う」「思う」の回答率を9割越えを目標とする(通常74%,弊会調べ)

・佐賀県内での弊会事業「めぐるプロジェクト*」参加校数、0校から10校への増加

*めぐるプロジェクト…書き損じはがきや古本、古着などを集めて支援金に変える仕組み。身近にできるため、近年、生徒会の取り組みなど学内での協力も多い。

・佐賀県内教育機関での講演を年間40回開催、聴者延べ4,000人

・「子ども兵」をテーマとした授業を実施、または生徒での自主的課題研究を行った校数を佐賀県内全校数の20%

実施スケジュール

2020年2月書籍完成、配布を目指して、1年かけて、取材やインタビューの実施、書籍作成を行い、プロジェクトを進めてまいります。

【2019年】
1月:書籍制作稼働
4月:海外取材
11月:原稿完成

【2020年】
2月:書籍完成、贈呈

 

寄附者の皆様へ

皆さまのご支援よろしくお願い申し上げます。

本プロジェクトによって、世界で起きている課題について知り、そして、自分にできることは何かを考え、行動に移すことのできる子どもたちを育てたいと考えています。課題を自分事として捉える力を養えば、将来国内外にあふれる課題に対して行動ができる大人になります。

「ひとり一人に未来をつくる力がある」。
この言葉を胸に、当会は事業を実施してまいりました。
世界を変える担い手の育成に、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

皆様にご支援いただく寄附金の使い道

書籍作成費:120万円
ISBN取得費:20万円
取材費等:80万円
人件費:80万円

目標金額300万円を超えていただくご支援は、それら制作する書籍の質を、さらに向上させるために、より念密な調査を可能とするため取材費の追加分、分かりやすい書籍にするためのデザイン、ライティング費用の追加分等、本プロジェクトをより良くするための経費として、活用させていただきます。

お礼の品一覧

  • 2019年02月15日 18:00

    寄附募集期間終了と寄附の御礼

    本プロジェクトは、2月13日を持って、寄附募集期間を終了いたしました。
    皆様から心温まるご支援により、必要金額を大きく上回る結果となり、心より感謝申し上げます。

    皆様からいただいたご寄附は、プロジェクト事業費として大切に活用させていただきます。
    佐賀県の子どもたちが、佐賀、そして世界が抱える課題に対して、行動できる力を育むことができるように、頑張ってまいります。

    今後とも、佐賀県、そして、テラ・ルネッサンスを応援いただけますと幸いです。

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  • 2018年12月21日 17:30

    目標金額達成の御礼と寄附募集継続のお知らせ

    この度は、テラ・ルネッサンス(佐賀県NPO支援)の取組みにご関心を寄せていただき、ご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

    お陰様で、寄附募集期間を56日を残し、当初目標としていた300万円を達成することができました。

    皆様からのご寄附は、子ども兵など地球規模から地域に至るまで、社会課題に関心を持ち、それらを解決をする能力を引き出し、伸ばす「人財育成」のための書籍を制作、そして、佐賀県内の教育機関を通じた子どもたちへの無償配布のために、活用させていただきます。

    目標金額300万円を超えていただくご支援は、それら制作する書籍の質を、さらに向上させるために、より念密な調査を可能とするため取材費の追加分、分かりやすい書籍にするためのデザイン、ライティング費用の追加分等、本プロジェクトをより良くするための経費として、活用させていただきます。

    引き続き皆様からのご支援、ご協力よろしくお願い申し上げます。

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佐賀県NPO支援

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 「私たちは微力だが、無力ではない」と信じて、応援しています!

    2018年12月24日 20:59

  • 未来を担う人材育成に協力したいと思います。

    2018年12月11日 21:05

  • 微力ながらいつも応援しております!私にできない尊い活動を続けていただいていることに感謝をしつつ。

    2018年12月3日 23:02

  • 鬼丸さんの話を聞いて感動しました。何かしたいと思いました。これならできることの第一歩としてふるさと納税を利用します。

    2018年12月2日 17:23

  • 頑張ってください

    2018年11月19日 10:41

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