2020/07/16 (木) 10:52

【前編】地元の甘酒「稲倉」誕生秘話 ~実はなかった、新富町産の甘酒~

明治25年の創業から120年以上続く「伊藤酒店」の5代目店主・伊藤さん。
2019年に「新富町の国指定天然記念物「湯之宮座論梅」の梅で梅酒を作る」というプロジェクトを見事達成し、新たな目標へと向かいます。

「お酒に限らず、新富町の資源を活かしたオリジナル商品を作りたい」
伊藤さんのそんな思いから生まれたのが、新富町のお米を使った甘酒「稲倉」。

この甘酒が完成に至るまでには、伊藤さんだけでなく、ある二人の米農家さんの存在が欠かせません。

偶然?運命?米農家さんとの出会い

甘酒の原料となるいいお米探しに奔走する伊藤さん。
そんな時に折よく出会ったのが、新田地区で米農家を営む緒方利幸さんでした。

緒方さんとは、お互い地域の交通指導員をやっていたことで知り合いました。
「人たらし」と言えそうなほどのお人柄で、新田地区では知らない人がいないほどの有名人だったんです。

そこである時、「実はこういうこと考えてるんですよね…」と話してみたところ、すぐに「いいねえ!」と乗ってくれました。

そんな緒方さんのお米を原料に使い、いよいよ始動!…と思いきや、ひとつの壁が。
1回の仕込みで必要になるお米の量は450キロ。
しかし、緒方さん宅にあるお米はギリギリその量に足りていなかったのです。

どうなる、甘酒づくり⁉ 後編に続く

ありがとうございます!これからも町のことをたくさんお伝えしていきます!

ふるさと納税推進専門官&しんとみPRライター のなか

新富町にまだまだ隠れているいいところ・面白いことを発掘&発信するため、今日も町を歩き回ります。

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