2024/11/15 (金) 16:51
牧場×地域キャラの初コラボ!ご当地お土産「新富みるくプリン」を作りたい!
「新富町を盛り上げたい!新富盛り上げ隊でクラウドファウンディングに挑戦するよ!」と連絡をくれた新富町公式キャラクターおとみちゃんのお姉さんこと有賀沙樹さん(以下、有賀さん)。
有賀さんは、こゆ財団で町の広報業務に取り組んでいるメンバーでもあります。
今回は、新富盛り上げ隊の活動を応援すべく取材を行いました。
【しんとみ盛り上げ隊とは】
新富町をもっと盛り上げるべく「宮崎県新富町のお土産を作りたい!」という思いのもと、今年の6月に結成したチーム。
◎メンバー
・新富町で酪農業を営む、松浦牧場『ミル姉さん』 松浦ちひろ氏(プロジェクトリーダー)
・宮崎を代表するプリン専門店南国プリン代表 河野当将氏
・新富町に惚れて移住し、地域会社こゆ財団にて町のPRに取り組む 有賀沙樹氏
・新富町公式キャラクター おとみちゃん
新富町は、第一産業が主産業ののどかな町でありながら「世界一チャレンジしやすいまち」をスローガンに掲げ、さまざまな挑戦に挑戦するまち。ここ数年でサッカースタジアムが建設されたり、廃校をリノベーションした合宿施設が誕生するなど、町外からの呼び込みに力を入れていれている。
町外から多くの人が新富町に訪れる一方で、買ってもらえるような代表的なお土産がないことは町の課題のひとつであった。
「せっかく新富町にたくさんの人が来てくれるのに、町を代表するお土産が少ないなんて勿体ない!!」と「新富町が大好きなおとみちゃんがまちのお土産を作りにチャレンジする!」というプロジェクトを発足することにし商品を開発すべく結成された。
【新富町公式キャラクターおとみちゃんとは?】
新富町公式キャラクターおとみちゃんは、新富町生まれ新富町育ちの小学6年生。
3年前に新富町の小学生を対象にワークショップを実施し、子どもたちの想いを乗せて誕生した「成長する」キャラクター。来年は中学校に進学するおとみちゃん。
まだ何がしたいのか分からないため、夢を見つけるためにも様々なことにチャレンジ中!
そんなおとみちゃんの活動には、「おとみちゃんがチャレンジする姿を発信していくことで、町の子供たちも勇気を持ってチャレンジできるようになって欲しい」という願いが込められている。
【新富みるくプリンの特徴】
①口蹄疫を乗り越え、10年越しで夢の実現に挑む牧場の特別な牛乳を使用
新富みるくプリンの原料は、松浦牧場が「ノンホモジナイズ低温殺菌製法」という特別な製法で作る「松浦ミルク」をふんだんに使用。
現在、日本で流通している牛乳の約95%は、120~150℃で1~3秒間加熱する「超高温殺菌」と呼ばれる方法で殺菌処理されているが、味が大きく変化すると言われている。
松浦ミルクは、65℃という低温で30分以上の時間をかけて殺菌処理を行うことで、生乳に近い味わいを食卓にお届け。冷蔵庫などで静置しておくとクリームラインの天然バターが浮かび上がる。
松浦牧場では、より多くの方々に「命の循環と牧場を食卓へ」という思いを伝えるため、牧場体験や商品作りなどに積極的に取り組んでいる。夢だったという食育にも取組みはじめ、「命が循環する牧場」を目指して堆肥づくり、その堆肥を使ったオリジナル米「松浦ミルク米」の生産・販売と、松浦牧場のメンバーは新富町きってのチャレンジャー。
さらに、今年の9月には新富町内商店街に直営のカフェ「松浦牧場のみるくハウス」をオープン。
松浦ミルクを使ったソフトクリーム、みるくかき氷、カフェラテやワッフルなどのオリジナルメニューで、早くも人気の新スポットに。
今回お届けする新富みるくプリンは、そんな松浦牧場の皆さんの愛と長年の想いが詰まったミルクで作られている。
【松浦牧場】
宮崎県新富町で1970年より酪農・畜産を営む。2010年宮崎県で広がった口蹄疫という惨禍に見舞われたが、アメリカで酪農を学んだ2代目・松浦千博さんを中心に家族やスタッフが力を合わせて牧場を再建した。「牧場を通して命の循環を伝えたい」と、1日1組限定で牧場体験を受け付けるなど地域に開いた牧場経営をしている。2021年より酪農教育ファームに認定。
②地元を盛り上げたいー口蹄疫をきっかけに創業、県を代表するプリン専門店の"推し"を受けて誕生した商品
新富みるくプリンは、卵不使用、ミルクをたっぷり含んだ真っ白なプリン。製造過程で滑らかな舌触りを残すことが難しいとされていたが、プリン専門店南国プリンの試行錯誤の上、つるりとした舌触りを残しつつ、松浦ミルクの濃厚な美味しさを表現することに成功。
奇しくも、この南国プリンを南国プリンを手がけている株式会社南国CBFの前身は、松浦牧場にも大きな影響をもたらした2010年の口蹄疫がきっかけで創業。
代表の河野さんの出身地でもある宮崎県都農町は、農畜産を主産業とするため、当時大打撃を受けたという。そこで次第に元気のなくなるまちを見て、『都農町を盛り上げる仕事をしたいー』と決意し、地域食材のPRやプロデュースに勤しむようになり、2019年に『100年続くプリン屋さん』をめざして現在の南国プリンをオープン。
③チャレンジジャーを応援する連鎖を生むプリン
新富町には
・60歳を超えて初めて飲食業をスタートした米農家
・独学で写真を学んで写真館を復活させた元バックパッカー
・総額650万、延べ700人以上に応援されたクラウドファンディングを成功させたぬか漬け伝道師
などなど、紹介しきれないほどの先輩チャレンジジャーがたくさん!
そんなチャレンジャーを応援するプリンになれることを願って...
・苦手な勉強をいつもより5分多く頑張ったとき
・初めての料理に挑戦したとき
・緊張しながらも人前で自分の意見を言えたとき
「世界一チャレンジしやすいまち」だからこそ、日常の些細なチャレンジに対して、「頑張ったね!」「やったね!」と、チャレンジに気付き、応援し合える町になったら、どんなに素敵だろうと有賀さんは話す。
新富町には、魅力的な生産者さんが多くいらっしゃいます!
新富町ふるさと納税では、そんな生産者の皆さんが生産した返礼品を多く取り扱っております。
今回、クラウドファウンディングに挑戦中の松浦牧場さんの商品も返礼品として展開しておりますので、ぜひ自治体ページよりご覧ください!
応援よろしくお願いします。