2024/05/15 (水) 09:02
田植えレポート!「柳津米」(7/9更新!)
今年もいよいよ始まった田植えシーズン。
ふるさと納税担当が、返礼品を掲載中の農家さんを訪ねて、田植えの様子を取材してきました!
まずは、町の名前を背負うこしひかり「柳津米」の田んぼからお届けします。
Farmer:株式会社アグリネクスト 齋藤 寛さん
会津若松市の設計事務所で勤務後、2009年より実家のある柳津町で就農。
日ごろから美味しい米づくりを研究しGAP認証を取得。栽培条件の厳しいブランド米の栽培にも携わっています。

「GAP」とは?
GAP(Good Agricultural Practice:良い農業のやり方)とは、
農場を適切に管理するために、生産者が守るべき法律や基準等を実行(遵守)、記録、検証していく取組のことです。
「食品の安全」「周辺環境の保全」「労働安全の確保」の3つの観点から、その基準が定められています。
(出典:https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/36270a/iwaki-gap.html)
「GAPに取り組む」ということは、農作業の点検、記録、確認を行うこと。
農業に関わるあらゆる部分を”見える化”させることによって、品質の向上、資材の不要在庫の減少、農作業事故の減少、生産・販売計画の立案がしやすくなる、従業員の責任感・自主性が向上する、
といった様々なメリットがあります。
(出典:https://jgap.jp/gap/)
青々と元気に育った苗たち


田んぼの近くに並ぶハウスの中には、青々と育った苗が!
このちいさな苗達がおいしいお米に育つんですね。
若々しく元気な苗。なんだか親戚の子供を見ているような愛おしい気持ちになります。
ちなみにこのハウスは田植え後、夏になるとトマトの栽培に使われるそうです
早速田んぼへ。

山あいの開けた場所にずらっと田んぼが並んでいます。
写真だと伝わりづらいですが、広々として吹き抜ける風が気持ちいい!
この日は快晴で、遠くに新潟・山形・福島の県境にある「飯豊山」が見えました。

稲が育ってくるとこんなふうに、黄緑のじゅうたんが現れます。
※これは過去の写真です

田んぼまでは、トラックで苗を運びます。
田んぼの広さに対して、一度に運べる苗の量が限られるので、往復が結構大変!
田植えスタート

きれいに手入れされた田植え機。かっこいい!

1列植えて、苗を補充して、を繰り返します。
この苗、下部に水を含んでいるので、結構重いそうです。

きれいに植えられていく苗たち


地域おこし協力隊として、柳津町の農業に関する活動をしている柴さん。
齋藤さんのもとで農業を学んでいます。
今後の成長をお楽しみに!

今回は、「柳津米」の田植えの様子をお届けしました。
こうしてお米が作られていく様子を見ていると、普段食べているお米もさらにおいしく感じる気がします。
これから収穫まで、定期的に成長の様子をお届けしますので、一緒に応援していただけると嬉しいです!
7月 生長記録

う...美しいーっっ
植えたては苗が小さいので隙間ができていましたが、わさわさと育って隙間なくみっちり!
緑のじゅうたんが出来上がっていました。
「天からの恵み」という言葉がぴったりな、雨上がりの空から降り注ぐ光が作物を守ってくれているような光景に、
豊作への期待が高まります。
8月生長記録。稲に花が咲きました!

籾の部分からぴょんぴょん飛びだしている白い小さいものが稲の「花」。
稲は、自分のおしべから花粉を出し、自分のめしべにかかり受粉が完了する「自家受粉植物」で、
この飛び出ているものはおしべ。めしべは籾の中に隠れているそうです!
私は初めて見たので、お米にも花があるんだ!と感動しちゃいました。
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柳津町地域おこし協力隊 たきざわ
会津生まれ東京・埼玉育ち。 柳津町の魅力発信がんばります!町で見かけたら気軽にお声がけくださいね。最近は柳津駅舎に新しくオープンしたカフェの店員兼デザイン担当としても活動中。 田植えの様子をちゃんと見るのは初めて。わくわくです。