2022/12/19 (月) 16:39
20年以上紡ぐ『思い 育み 知の創造』
令和4年9月台風14号及び15号の被害にあわれた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
本町の台風14号被害に対する災害寄附について、全国の皆さまより、多数のご寄付お申込み及び心温まる応援メッセージを賜りまして、厚くお礼申し上げます。
三股町で暮らす私たちにとって心強く、励みとなっております。おかげさまで日常生活はほぼ復旧しています。今後は、被害の多大な場所について、本格的な復旧に向け工事など準備を行っています。
2022年も残りわずかとなりました。今年も様々な出来事がありましたが、振り返りは年末に行いたいと思います。
昨年2021年は、三股町総合文化施設(文化会館と図書館が一体となった施設)が開設20周年を迎えた年でした。
文化会館では、開館当初から地域で活動する劇団やアーティストとともに自主文化事業を行い、戯曲講座「セリフ書いてみる?」、子どものための演劇ワークショップ「みまた座」などの講座を20年近く続けています。
施設開設10周年の2011年には、三股町初の町民参加型演劇公演、三股町の歴史と人々の生活を織り込んだオリジナル劇『おはよう、わが町』を上演しました。
以降、そこに参加した町民の皆さまとともに、町の演劇祭みまた演劇フェスティバル「まちドラ!」を開催し、10年続く現在では、毎年5月の町の風物詩となっています。
※写真は、今年5月の「まちドラ!」の一幕。~町民☆よつかどチーム による「島に帰る」より~

今年21周年を迎えた同会館では、12月24日(土)、25日(日)に三股町総合文化施設開設20周年記念事業 町民参加型演劇公演「しあわせなら手をたたこう」を公演します。時代を彩った数々の音楽の生演奏とともに、三股町で生きることの「しあわせ」をあらためて味わう物語が、いま、生まれます。
連日、「みまた座」や町民演劇のみなさんが熱心にお稽古をされています。

誕生して21年経ち、町民参加型、三股町でしか生まれない文化が根付き始めているのではないかと思います。
皆さまからいただきましたふるさと納税の一部は、自主文化事業にも活用させていただいております。
またご縁がありましたら、三股町総合文化施設にぜひお越しください。
※写真は、総合文化施設敷地内北側に育つ2本のもみの木

本町は、南国といわれる宮崎県にありますが、西部の盆地に位置していますので、一段と冷え込んだ今朝は霜が降りていました。
年末を迎え慌ただしく体調を壊しやすい時期ですが、皆さまも身近な文化を楽しみながら、ご自愛ください。