富山県 富山市
オンラインワンストップ:自治体マイページ
チョイス公式ポイント導入自治体 詳細
保有ポイント:
この自治体のポイントについてチョイス公式ポイント交換対象 ささら【全長115cm】
世界遺産のまち・五箇山に伝わる古謡「こきりこ節」の中で使われる伝統楽器。
108枚のヒノキの板が、日々の煩悩を打ち払ってくれます。
楽器としてはもちろんオブジェとしても美しい伝統の一品です。
北前船で栄えた港街・岩瀬地区にある三味線専門店
富山・岩瀬エリアは日本海に面した港町。江戸時代の初期より日本海を行き来する北前船の港町として栄えてきた場所でもあります。旧街道の大通り沿いには明治期に建てられた家屋がいくつも現存し、情緒ある街並みを形成しています。
昨今では富山市の北と南を繋ぐ路面電車・ライトレールの開通でアクセスも良くなり、岩瀬エリアには飲食店や土産店などの新しいお店も次々とオープンしています。新旧の文化を同時に感じられる場所として、県内外より多くの人が訪れる富山の名所としても知られるようになってきました。
そんな岩瀬エリアの大通りの一角に8年前にオープンしたのが「しゃみせん楽家」。「三味線をもっと楽しく、もっと自由に。We are shamily!!」をコンセプトに、流派やジャンルに捉われず、楽器としての三味線を楽しむことを目的とした三味線の専門店です。
店内に入ると、沖縄の三線(さんしん)やエレキ三味線、店のオリジナル三味線など、さまざまな三味線がずらりと並びます。販売用の三味線のほかにも、三味線まわりの小物販売や修理・メンテナンスも行われています。
世代を超えて楽しめる三味線・胡弓教室
そしてこの店の最大の特徴が「三味線・胡弓教室」の存在です。三味線という楽器を楽しみ、その音色を通して世代や国を超えた心寄せ合える仲間との出会い、自らの魅力や自信の向上などを目指してもらうために、オープン時より開催されています。現在教室には、小学2年生から80代の方までの生徒さんが通っているとのこと。親子で通う方も多いと聞き、その年齢層の幅の広さにただただ驚かされました。
三味線の面白さを多くの人に伝えたい
店主の濱谷拓也(はまたに・たくや)さんは、マスコミ関係の仕事を経て、33歳で脱サラ。自宅一室で三味線教室を始めたのが「楽家」の始まりでした。三味線に興味を持ったきっかけは、三味線の教室を開くお母様の影響が大きかったそう。「大学進学で上京し、しばらくはギターやドラムに夢中になっていたんです。でもある時、三味線の音が妙に恋しくなってね。大人になってから本格的に三味線としっかり向き合い始めるようになりました」と振り返ります。
「三味線の面白さをたくさんの人に伝えていくことが活動のベース」と、濱谷さん。これまで敬老会や町内会、講演会や行事、イベントなど、あらゆる場所で三味線の普及にも力を注いできたそう。「お客様が三味線を買ってから、ちゃんと弾けるようになるまでバックアップできればと思っているんです」。濱谷さんの話す言葉の端々から、並々ならぬ三味線愛を感じられたのは言うまでもありません。
カテゴリ |
雑貨・日用品
>
その他雑貨・日用品
>
|
---|
- 自治体での管理番号
- CF006-NT
富山市について
富山市は富山県のほぼ中央から南東部分までを占め、北には豊富な魚介類を育む富山湾、東には雄大な立山連峰、西には丘陵・山村地帯が連なり、南は豊かな田園風景や森林が広がっています。
市内には神通川や常願寺川など大小の河川が流れ、古くから川で結ばれた文化圏を形成しています。海の幸に恵まれた富山湾から登山家たちを魅了してやまない3,000メートル級の山々までが織りなす自然の姿は、世界第一級の景観をなしています
富山市は全国的に「くすりのまち」として有名ですが、近年は環境・バイオ・IT関連産業の育成に努めるとともに、立山連峰や越中おわら風の盆といった観光資源をいかした、観光産業の発展にも取り組んでいます。
富山県 富山市