お知らせ

ギフト券があたる『チョイストラベル』OPENキャンペーンのお知らせ

伊万里焼の可能性を広げる ジュエリーの新ジャンル 「陶芸宝飾」陶芸タチカワ(とうげいたちかわ)

〈窯元インタビュー〉陶芸タチカワ:立川 青風さん

〈窯元インタビュー〉陶芸タチカワ:立川 青風さん

「陶芸を装う」をコンセプトに創作活動を行う陶芸タチカワの立川青風さん。
伊万里津大橋に程近い緑豊かなエリアへギャラリー兼工房を構え ( 小売り対応不可)、磁器のダイヤモンドとも称される鍋島の特徴を生かしたオリジナルジュエリーを作っています。
指輪、ペンダント、イヤリングなどの定番アクセサリーに加え、ネクタイピン、カフスボタン、ループタイなど男性向けジュエリーも豊富。
大切な方へのギフトや企業の贈答品として多くの方に選ばれています。

1983(昭和58)年、なんと立川さんは作陶経験ゼロ、そして全くの独学で創作活動を始めたのだそう。
「若い頃は有田焼を扱う商社の営業だったのですが、独立して販売業に転身しました。
お客さまから『裏面も美しい伊万里焼の装飾品が欲しい』などのリクエストが入ったので早速仕入れようとし たのですが、どこにも取り扱いがありません。
ならば自分が作ればよいのでは?と気づき、宝飾陶芸家の道を歩むこととしたのです」

陶芸宝飾の技術を個人で磨き続けた結果、リゾートホテルのお土産品として委託販売の依頼が増加。徐々に売上は伸びていきますが、立川さんは「陶芸宝飾」の世界を確立させるため、宝飾品業界へシフトしたいと考えるように。ジュエリーに必要な3要素「美しさ・耐久性・希少性」のうち、作品としての希少性が足りないと感じた立川さんは販路を絞り、オリジナル技法を次々と開発します。

「お客さまから問い合わせがあった、裏面まで美しい全面に釉薬を施した『全面仕上げ』は数回のチャレンジで成功しましたが、金や白金(プラチナ)を焼付けてひび割れを入れる 『金彩貫入』という技法は完成までに3年かかりました。共に陶芸タチカワのオリジナルで、今では伊万里焼ジュエリーの可能性を飛躍的に広げてくれています」

その後も研鑽を続け、焼き物業界初のジュエリーコンテスト日本一位を受賞するほど卓越した技術を身につけた立川さん。取り扱いも陶磁器店からアパレルショップやアクセサリー店へ変わり、オリジナリティのある宝飾品を求める方に広く支持されています。

「若いお客さまから『両親の記念日に贈るジュエリーを百貨店で探したけれど見つけられず、陶芸タチカワの通販サイトでやっと出会うことが出来た』というお声をいただくこともあります」と話す立川さん。
人と被らない特別な宝飾品を手に入れたい方は、日本磁器の最高峰とされる鍋島の技法で表現された伊万里焼ジュエリーを選んでみてはいかがでしょうか。

陶芸タチカワ
〒848-0044 佐賀県伊万里市木須町4419
TEL:0955-23-2321(受付時間 平日9:00 〜 17:00)

陶芸タチカワの作品一覧