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人口3,000人の田舎町に世界中の人々が行き交う交流施設を誕生させたい!

江川太鼓同好会 × 島根県川本町 島根県川本町(かわもとまち)は、コンビニが1つ、信号機が2つしかない人口約3,000人の小さな小さな町です。 そんな田舎町に、デンマークの太鼓チームや旅行客が何度も何度も訪れ、町民と交流しています。 「この交流がまちの賑わいづくりの一助となるのではないか」「交流拠点を整備して日本の田舎町を体験してほしい」 そんな思いから、交流拠点の施設改修のためのクラウドファンディングに挑戦します!

江川太鼓が生まれた背景 川本への想い

川本町には雄大な一級河川、江の川(ごうのかわ)があります。その豊かな水運に恵まれて育まれた町です。
しかし、昭和47年の豪雨により江の川が氾濫し、町は大きな被害を受けました。水害の復旧の中、若者が「川本町の復興をあきらめてはいけない。太鼓でみんなを元気づけたい。」と復興の願いを込めて結成されたのが江川太鼓です。
現在、江川太鼓は子どもと大人あわせて23名で活動しています。コロナ禍では公演の機会が減り、思うように活動できないもどかしさも感じましたが、結成当時の想いを受け継ぎ、「太鼓の力で川本町を盛り上げていきたい」と心から思っています。

プロジェクト実施に至った理由・背景

江川太鼓は日本以外にも海外での公演経験があり、中でもデンマークには深い絆で結ばれている和太鼓チーム(生動太鼓)があります。
生動太鼓との出会いについては、江川太鼓のリーダーが後述していますのでぜひ最後までお読みください。

私たちは出会って20年、ともに太鼓の練習をとおして笑い、泣き、まるで家族のようにお互いの成長や幸せを喜び合う関係を築いています。

生動太鼓の代表ピーター氏は川本町を何度も訪れ、この町の美しさや人の温かさの虜になりました。そしてなんと!川本で長年使われなくなった旅館を購入したのです。

ピーター氏は言います。
「川本町の自然は本当に美しく、大好きな町です。まさにディープジャパン!私たちはそこに定期的に来日し、江川太鼓と共に練習したいです。そして、この場所を拠点に、まだ川本を訪れたことがない海外の人を呼んで、みんなに川本町の美しさや人々の温かさをしてほしいと思っています。」と。

「生動館カルチャーセンター川本」の誕生と希望

江川太鼓もピーター氏の想いに感動し、ボランティアで施設の管理をしています。
この生動館に生動太鼓のメンバーや、その他のデンマークの多くの旅人が訪れ、川本町のことを知ってもらう機会となれば、この町に活気が戻ってくると信じているからです。

そして、生動太鼓のメンバーは川本町を訪れるたびに、川本の子どもたちと交流をしてくれています。
町の子どもたちにとっては、デンマークという異国に触れる機会であるとともに、彼らから伝えられる「川本町のすばらしさ」を聞き、川本町の魅力を改めて知る機会となっています。
それは、町のふるさと教育につながっています。

生動太鼓と江川太鼓の交流により、子どもたちに故郷の良さや大切さ、伝統芸能のすばらしさを伝える種まきをしています。

こうした交流を続けることも、町の未来のために必要なことだと思っています。
私たちはこの町を心から愛しています。この町で育ち、町の伝統芸能である太鼓で青春時代を過ごす中で、多くの出会いがありました。

かつて水害でふるさとの危機に立ち向かった江川太鼓を創設した諸先輩の志ある若者たちの想いを受け継ぎ、今を生きる私たちに何ができるのかを考え、今回のクラウドファンディングに挑戦したいと思います。

江川太鼓代表:岩野のメッセージ

江川太鼓代表:岩野のメッセージ

ピーターは不思議なデンマーク人だ。日本の武道や忠臣蔵を愛し、コペンハーゲンでは珍しい青畳の道場を所有。師範として空手を指導している。日本酒好きが高じて国際利き酒師の資格を取得し、デンマークで日本酒ブームを起こそうとしている。そんな彼と出会ったのは2002年のアセム首脳会議で和太鼓を演奏するイベントステージだった。私たちの演奏の前に前座で太鼓を叩かせてくれという申し出で、デンマーク人が太鼓を持っていること、そして太鼓を始めて3ヶ月の演奏にも驚いた。ピーターはいつも私に言う。「このとき江川太鼓は私のすぐ横に立っていたが、距離は遠かった。今はお互い距離は遠いが心はすぐ横にある」と。 またこの時、後に江川太鼓と生動太鼓にとって欠かせない存在となる、デンマーク在住の井上さつき氏と出会った。彼女がいることで互いの言葉の壁が低くなり、公私ともに私たちの大きな力となっている存在だ。この場を借りて感謝申し上げたい。
イベント終了後、ピーターから夕食に誘われたことが後の継続的な交流を決定づけるきっかけとなった。私たちは今後も太鼓を通じた交流を約束して帰国し、江川太鼓はこの21年の間に5回のデンマーク公演をおこない、生動太鼓も6回の来町を果たしている。ピーターに至っては13回の来町である。その13回の来町で何度も宿泊したのが入澤荘という老舗旅館である。彼はここの部屋から眺める川本の山々や「中国太郎」と呼ばれる江の川の眺めがいたく気に入っている。
私たちは中々自分たちの持っている魅力あるものに気づかず、他のものに魅力を感じる傾向があるが、この眺め、風景は町の大きな、そして唯一の財産である。ピーター はこの財産を昨年自分のものにするために入澤荘を買い取った。名前を生動館カルチャーセンター川本と命名した。我々の夢はこの場所を拠点にデンマークの人たちにこの風景やのんびりした川本の hugge (ヒュッゲとはデンマーク語でのんびりとした憩いの時間という意味。 デンマ ーク人はこの時間を大切にしている) 生活を体験してもらい、川本の人たちやここに来る外国の人、日本人と交流を続けたいというものだ。 あなたがこの交流に参加する機会があれば、きっとあなたも自分の本当に大切なものが見えてくると思う。生動館でぜひピーターという男に会ってもらいたい。

生動太鼓代表:ピーター氏のメッセージ

生動太鼓代表:ピーター氏のメッセージ

生動太鼓は2004年以来、川本町にあるこの旅館を沢山訪れました。その数2022年までに合計12回にも及びます。
江川太鼓の皆さんがいつも心温まる受け入れをしてくれました。デンマークの子ども達は日本の文化を学び、今でもその時々に築かれた日本の「家族」との友情を大切にしています。

旅館を購入することで町の活力創出に寄与し、川本町に恩返しがしたいと願っています。

【旅館購入に関しての展望】
川本町を訪れる度に滞在を楽しんで来た「家」。
デンマークの知人達からの個人的な支援もあり、やっとこの「家」が購入でき、「生動館 カルチャーセンター川本」として誕生します。
(コペンハーゲンの道場名称は「生動館ジャパンセンター」)
この拠点を訪れることで「リアル日本」をデンマークの子ども達や観光客に体験してほしいのです。自然の美しさ、おもてなしの精神、地方の文化をぜひ経験してほしいのです。

何十年先も、川本町に貢献したいです。私達がコーディネートする観光客を川本に連れて来たいと思っています。川本町や島根県がデンマーク人観光客にとって非常に魅力的だからです。美しい山々、ユネスコ世界遺産の場所、心優しい人々。
川本町と島根を訪れる観光客が地域の職人、商店、観光地を訪れ、交流できるでしょう。
デンマーク人が川本町の人々と出会い、本物の日本文化を経験してほしいと思います。大都会ではなく地方がデンマーク人に与えるものは実に大きいと思います。

交流拠点整備で可能になるものとして下記に希望を記載します。

*生動太鼓の子ども達が川本町にいる時はいつでも滞在できる「家」
*デンマーク人観光客が川本に滞在する時の「家」
*自分達以外のデンマーク道場、たとえば空手、合気道、等日本へ行く場合、自由にこの拠点を使ってほしい。

最後に、日本の子ども達がデンマークを訪れる時には喜んで「おもてなし」でお返ししたいと思っています。

この一大プロジェクト実現のために、過去にコペンハーゲンにある生動館ジャパンセンターの沢山のメンバーが個人的に寄付を募りましたがとても達成に及びませんでした。
それ故に現在のトイレを洋式トイレに、大風呂場をシャワールームに改装する費用を川本町のプロジェクトとして皆さまからの支援を頂けます様、切にお願い申し上げます。

寄付金の使い道

訪日旅行客が滞在し地元住民との交流拠点とするため旧旅館施設を改修します。

【目標金額】300万円

実施者:江川太鼓
場 所:生動館カルチャーセンター川本(川本町内にある、旧旅館施設)
時 期:資金調達でき次第実施
内 容:施設の水回り改修工事(台所、風呂、トイレ)  

拠点となる旅館はたいへん古い建物です。かつてはこの町の宿として使われていましたが、廃業後、長年使われていない状態が続き、建物が傷んでいます。傷んだ台所床の張替えや上下水道の整備、トイレの改修を行い、来訪者と地域住民の交流拠点として活用したいと考えています。

人口3,000人の田舎町に世界中の人々が行き交う交流施設を誕生させたい!

メインイメージ

寄付金額 1,883,000

62.7%

目標金額:3,000,000円

支援人数35

あと33

島根県川本町 (しまねけん かわもとまち)

SDGs
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

このプロジェクトについて

江川太鼓同好会 × 島根県川本町

プロジェクトオーナー
島根県川本町(かわもとまち)は、コンビニが1つ、信号機が2つしかない人口約3,000人の小さな小さな町です。
そんな田舎町に、デンマークの太鼓チームや旅行客が何度も何度も訪れ、町民と交流しています。
「この交流がまちの賑わいづくりの一助となるのではないか」「交流拠点を整備して日本の田舎町を体験してほしい」
そんな思いから、交流拠点の施設改修のためのクラウドファンディングに挑戦します!