三朝町で身も心も浄める特集

なんといっても開湯八百五十年以上の歴史を誇る三朝温泉で有名な三朝町。この三朝のお湯は身体の治癒力を高める「ホルミシス効果」がある世界屈指のラジウム泉です。またその昔、役行者が修験道の行場として開いた三徳山三佛寺の「投入堂」では、参拝登山が体験できます。小鹿渓などの美しい名勝も有名。自然と歴史の遺産で身も心も浄めてみませんか。

世界屈指の放射能泉であり、心と身体を癒してくれる三朝（みささ）の湯にはさまざまな効果があります。高濃度のラジウム泉にはリフレッシュ効果、またミネラルも豊富なので飲んでも良し。さらに呼吸することで新陳代謝が活発になり、免疫力、自然治癒力を高める効果が！「三朝温泉で三たび朝を迎えると元気になる」と言われているのはこのことからですね。

三徳川の支流で小鹿川に沿って続く渓谷は、「小鹿渓（おしかけい）」と呼ばれる国指定の名勝。初夏には「ツクシシャクナゲ」の花、秋には美しい紅葉が見られます。豪快に流れる滝はダイナミックで、細い滝は白糸のようで美しい。そして木々の間からこぼれる木漏れ日。この素晴らしい自然が織り成す神秘的な景観に心が洗われることでしょう。

身と心を浄めたあとは、清々しい豊かな自然で精神を浄めてみては。平安時代には山岳仏教の霊場として信仰された三徳山（みとくさん）。役行者が修験道の行場として開いた今も変わらず厳しい道のりとなっています。その道の先には1300年のもの間、厳しい風雪や大雨に耐え今もたたずむ「国宝投入堂」が鎮座しています。三徳山登山はしっかり準備（服装、持ち物）をしてチャレンジしましょう。

三徳川、温泉街の中央、三朝橋のほとりにある混浴露天風呂、「河原風呂」はその名の通り河原にある三朝温泉のシンボルです。24時間誰でも自由に入浴することができます。朝日の下、夕焼けの空の下、星空を眺めながら．．．ゆったりと身も心も癒されましょう。ただし、橋の上から見えてしまうので恥ずかしい方は足湯がおすすめです！