みなさまの応援、誠に有難うございました

身近な商店の減少や高齢化等により、日常生活に必要な食料品及び日用雑貨品等の買物が困難な地域に対して、自動車による移動販売「移動スーパーまごころ便」事業にふるさと応援寄附金を活用しました。
令和４年度の移動スーパーまごころ便の利用者は年間で10,848人おり、買い物に困っている市民への支援を行うことができました。

母子保健法に基づき、妊婦と乳幼児に対して健診・相談を実施し産婦の不安の軽減、育児技術の習得、社会資源の紹介、仲間づくり等の支援を行い、母子ともに健やかに過ごせるよう産後ケア事業を実施しています。
今後も母子並びに乳幼児に対する保健指導や健康診査を通して健康の保持及び増進に努めていきます。

各小学校に整備した一人一台端末の学習支援システムを活用し、児童の情報活用能力の向上と協働学習及び情報教育の推進・充実を図っています。
ふるさと応援寄附金を活用させていただき、各学校にＩＣＴ支援員を配置し、教職員が端末を活用し授業等に活かせるよう指導及び研修等を実施しました。

令和元年の台風によって市内各所で、倒木による停電が多く発生したことを受け、所有者の協力を得て、幹線道路沿いなどの送電に影響のある樹木や枝などを伐採し、断線による停電の可能性を軽減しています。
今後も、計画的に伐採作業を行い断線による停電をなくすように努力していきます。

道路は日常生活の基盤として欠かせないものであり、ふるさと応援寄附金を活用させていただき、市道維持管理事業として、市内幹線道路の経年劣化による路面損傷個所の舗装打換えや、降雨による路面排水能力の向上を図るための側溝を布設するなど、安全かつ円滑な交通を確保する整備に役立てることができました。

市では、市の行政に関する必要事項を市民にお知らせするとともに、市政に対する理解と協力を得るため「広報いすみ」を毎月１日に発行、15,800部を市内に配付しています。
表紙及び裏面をカラー刷とし、いすみ市の季節ごとの魅力を発信しています。
本市の魅力を市内外問わず、より多くの方々に届けられるよう努めています。

いすみ鉄道は、大原駅から上総中野駅までの14駅を結ぶ26.8ｋｍのローカル鉄道で、大原駅でＪＲ外房線に、上総中野駅で内房へと続く小湊鐵道線に接続しています。
沿線は、のどかでどこか懐かしい田園風景が広がり、四季折々の景色を楽しむことができます。特に春には、桜や菜の花が咲き乱れる中をキハ52形車両などのワンマンカーがのんびりと走り、沿線各所で思わず写真に撮りたくなるような風景に出会うことができます。
市は、地域住民の生活の足としてはもとより、地域の観光スポットとしても重要な役割を担ういすみ鉄道の走る風景を維持し、長く守っていくため、運行経費の補助、車両や施設設備の安全確保支援などの事業にふるさと応援寄附金を活用させていただきました。

「子供たちに安心安全な給食を～いすみ市有機無農薬野菜プロジェクト～」の一環として、生産者と直売所、農林課で構成される有機野菜連絡部会と連携し、給食の食材に有機野菜うぃ使用することで、こどもたちに安心安全な給食を提供しています。
平成29年10月から、学校給食で提供するお米の全量が有機米「いすみっこ」、令和４年4月から、玉ねぎ、じゃがいも、ニラ、長ネギ、人参、小松菜、大根、キャベツの８品目で給食の食材に有機野菜を使用しています。
今後も使用量の増加を目指していきます。

市では、自然との共生による地域づくりを目標とした事業を以下のとおり展開しています。
その中でも中心的な活動を担う自然と共生する里づくり連絡協議会では、環境保全型農業連絡部会、自然環境保全・生物多様性連絡部会、地域経済振興連絡部会、有機野菜連絡部会の４部会により、多岐にわたる活動を行っています。
今後も、これらの事業の繋がりをさらに強化し、自然との共生が地域の魅力の一つとして生かされるよう推進していきます。
1.自然と共生する里づくり連絡協議会の活動
2.生物多様性戦略
3.環境保全型農業の推進
4.いすみ教育ファーム
5.都市住民を対象としたツーリズムの推進
6.生物多様性の「いすみブランド」商品の拡充
7.有機農産物の生産支援