釧路町の牛肉のサガリがおいしい理由をご紹介します。

焼肉店では、サガリは人気メニューのひとつです。その人気のサガリの美味しい理由をご紹介します。

牛サガリとは

サガリは、牛の横隔膜の腰椎に接する背中側の部位で、肋骨の内側にあるため正確には「ホルモン」に分類されます。

希少性の高い部位牛サガリ

牛サガリ（ハラミ）は、2本の筋肉が中央の厚いスジを挟んでいる形状をしています。
牛サガリ（ハラミ）と名称が付いており、地域によって呼称がかわります。
関東では、ハラミとサガリを区別せずに横隔膜全体のことをハラミと呼ぶようです。
九州ではハラミとサガリをしっかりと区別することが多く、北海道では横隔膜全体のことをサガリと呼ぶことが多いようです。

サガリは、牛1頭からたった1本しかとれない希少部位です。

美味しい食べ方

そのまま焼いて食べても美味しく召し上がれますが、フライパンやホットプレート等で野菜と一緒に炒めて召し上がるのもおすすめです。
また、焼きそばや焼きうどんの具や、お弁当のおかずとしてもお使いいただけます。

日本一の牛肉の生産地北海道

流通量は、農林水産省「食肉の生産と消費について」によれば、2022年度における牛サガリは、約15万トンです。
このうち、輸入量は約12万トンで、割合は約80%を占めます。
国産量は約3万トンで、割合は約20%です。
更に国産に占める北海道産の量は約1.2万トンで、割合は約40%を占めています。

輸入量は、近年ほぼ横ばいで推移しています。
輸入量が高い理由は、日本は、国土が狭いため、牛肉の生産量が少ない傾向にあります。
そのため、牛肉の需要を国内だけで賄うことが難しく、輸入に頼らざるを得ません。

輸入牛肉は、国内産牛肉に比べて、価格が安い傾向にあります。
そのため、価格を抑えたい消費者や、飲食店などでは、輸入牛肉がよく利用されています。

しかし、最近では、輸入牛肉の価格が高騰しています。
これは、為替相場や世界的な需要の増加などによるものです。

農林水産省発表「畜産統計」によれば、日本国内で飼養されている肉牛は、およそ250万頭です。
そのうち、北海道では約51万頭が飼養され、全国総頭数の20%を占めています。
畜産農家一戸当たり飼養頭数は約200頭、全国平均の約4倍にもおよぶなど、北海道は、日本一の牛肉の生産地です。
※農林水産省発表「畜産統計」(平成31年2月1日現在)より

牛サガリの特徴

原料のサガリ（ハラミ）(横隔膜)は、全て北海道で育った牛のサガリ（ハラミ）のみ使用しています。
サシが少なく牛肉の赤身をご堪能いただけるよう、カットは全て職人の手切りのため、食感も程よい柔らかさに仕上げております。
実店舗でも毎年100,000kg以上売れている大人気商品です。

国内大手たれメーカーと共同開発したタレを使用

オリジナルの甘辛なもみタレが、厳選されたサガリ（ハラミ）と非常にマッチしています。
配合はサガリ（ハラミ）：タレ＝７.５：２.5 の割合で、食べ応え＆満足感も十分です。
ご家族やご友人とともに、またご自身へのご褒美に、BBQやご家庭にてお楽しみください。

TRIPERIE SHIOTA(トリプリしおた)

TRIPERIE SHIOTA(トリプリしおた)は、北海道・釧路町に店を構える、焼肉食材専門店です。
平成元年より安心・安全・新鮮な内臓肉を、お届けするために取り組んでおります。
※フランス語で TRIPERIE=内臓肉を扱う専門店

生産者を支え、食の安全を守る取組への応援を

北海道産にこだわった牛サガリの使用は、生産者の生活を支えるだけでなく、食料自給率の向上にも貢献する、まさに「一石二鳥」の取組と言えます。

北海道は、日本有数の酪農王国であり、牛肉の産地としても知られています。
北海道の豊かな自然と広大な牧場で、新鮮な牧草や穀物を食べながら、のびのびと育った牛のサガリは、旨味とコクが格別です。

北海道は広大な土地と豊かな自然に恵まれた酪農王国。
その土地で育った牛のサガリ肉は、一度味わうと忘れられない美味しさを提供します。

そのおいしさは北海道の育成環境、職人の高度な技術、そして何よりも生産者の情熱があってこそです。

そして、この牛サガリを選ぶことで、北海道の食料自給率への対策にも一翼を担います。
北海道の自給率は近年向上傾向にありますが、その一方で牛肉の需要も増加しています。

北海道産の牛肉を選ぶことで、地方経済の活性化と食料自給率の向上を同時に実現することができます。
このように、美味しさだけでなく、地域に貢献するという大きな意義も持つ、北海道産の牛サガリ。
是非一度、ご賞味ください。

笑顔で美味しい瞬間を味わいましょう。