かごしまけんしぶしし

鹿児島県志布志市ブログ

2021/04/07 （水） 17:33

【岡留蒲鉾本舗　創業100周年！】いままでも、これからも安心・安全のさつま揚げをみなさまにお届け

こんにちは！
鹿児島県志布志市ふるさと納税担当です。

みなとまち志布志市が誇る、こだわりの蒲鉾を生産している岡留蒲鉾本舗が、
令和3年、創業から100周年を迎えました！
今回は、岡留蒲鉾本舗2代目の岡留　洋治さんに
創業から100年の歩みやこれからの展望を伺いました！

昨年リニューアルオープンした岡留蒲鉾本舗。
和とモダンのテイストが調和した外観が素敵です。

【岡留蒲鉾本舗の100年】創業からこれまでの歩みについて

魚屋から、さつま揚げ屋へ

岡留蒲鉾本舗は創業当初、魚を販売していました。
まだこの地域に車が無い時代には、志布志の隣町である都城まで自転車で魚を売りに行ったことも。
売れ残った魚でさつま揚げを作って売ったのがさつま揚げ屋のルーツなのだそうです。

▲店内ではさつま揚げをつくる様子も見ることができます。揚げていると美味しそうな香ばしい香りが店内に広がります

100年続いた理由とは？自分たちだけの頑張りではなく、関わってくださるみなさまのおかげ

岡留蒲鉾本舗さんに、100周年続けられた理由をお聞きしました。
「鹿児島はさつま揚げが全国的に有名。それぞれに店の味があるけれど、県の蒲鉾組合みんなでがんばってきた。県外の人からすると、どこかの店のさつま揚げがおいしくなければさつま揚げ全体のイメージが変わるので、組合、従業員が責任をもって作ってきたので続けてこられた。組合やお客様、関わってくださったみなさまのおかげ」とのことでした。
改めてお客様へ良いものをお届けしたいという気持ちと感謝を感じます。

岡留蒲鉾本舗が大事にしていることは、自分の味を出す前に「安心・安全第一」。

岡留蒲鉾本舗のこだわりは、
「自分のところの味を出す前に、安心、安全を第一に考え、生の魚という自然の味の調味料にこだわった商品作り」。
おかげさまで皆様に支持されるものが作れているとのこと。
その思いをもとに、志布志湾を起点とした魚屋などと連携し、刺身でも食べられるような生の魚と冷凍のすり身をアレンジして作っているさつまあげ。世代を超えて食べられています。

▲店内にはさまざまな賞の受賞を記した木札が。品質の安心感を物語っています。

令和2年に店舗をリニューアル。今後の展望について伺いました。

岡留蒲鉾本舗は、令和2年に併設する温泉施設とともに店舗をリニューアルオープン。今後の展望をうかがいました。

「地域に育ててもらったので、恩返しの意味で安楽温泉と店舗をリニューアルしました。今年で100周年になりますが、地域への感謝の気持ちを常に持ち、どんな形で恩返しができるか考えています。
今年で78歳ですが、地域のために・従業員のために・会社のためになるようなことを考えて、頑張りたいです。」
と、にこやかにお話しされた洋治さん。
岡留蒲鉾本舗さんのこれからの発展も楽しみなインタビューでした。