滋賀県 日野町
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日野駅再生記念『日野駅舎切絵アート』絵画
『日野駅舎の100年以上の歴史と日野町伝統の工芸品を組み合わせ、「未来に残したい小さな歴史の伝承品」をテーマに制作しました』
描かれている絵画は、滋賀県東近江市で活躍される切り絵師の岡浩暉さんが色彩にこだわり、趣ある木造駅舎とゆったりとした時間が流れる再生前の日野駅前の風景を表現した切り絵作品の複製です。
この絵画を縁取る木製フレームは、大正5年に建てられた駅舎に使用されていた柱等の古材を使用し、「日野椀」の技法を用いて、木工作家の北川木工の職人さんが一枚一枚丁寧に漆を幾重にも施し、制作番号を入れて仕上げたものです。
駅舎の100年以上の歴史を一つの作品に宿し、思い出とともに残していただける作品に仕上げました。
カテゴリ |
地域のお礼の品
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日野町について
滋賀県の南東部、鈴鹿山系の西麓に位置する東西14.5km、南北12.3km、総面積117.60平方kmの町です。霊峰・綿向山を東に望む日野町は、町の花である「ほんしゃくなげ」が咲き誇る、無限の大地が育んだ自然環境に恵まれた町です。
この地に人が住み始めたのは古く、今から約1万2千年前と言われています。旧石器時代の終わりから縄文時代の始めころ狩猟や採集生活を、さらに弥生時代には稲作も始められていた記録があり、飛鳥時代には百済の文化が持ち込まれました。
やがて、室町時代、蒲生氏の城下町となって大きく変貌を遂げ、歴史の表舞台に登場してきました。町の繁栄の基礎を築いた蒲生氏は400年以上この地を治め、商工業の保護・育成に努力し、鉄砲や鞍などを特産品として生み出してきました。
その蒲生一族の中で、いまも日野の人々の心に生きているのが蒲生氏郷公であります。信長の娘冬姫を妻とし、その後秀吉に従った氏郷は産業政策においても秀でており、日野に楽市楽座を開きました。その後松阪12万石、会津92万石の藩主となりますが、日野の人々はなおも慕い続けました。
江戸時代に入って、漆器や薬売りの行商から発展した日野の商人は近江商人の基礎を確立し、その中心の町として繁栄、全国各地に商圏を伸ばす近江日野商人として名をとどろかせていきました。
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