新潟県 加茂市
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洋間やリビングでもお愉しみいただける真鍮箔金屏風 真鍮箔金屏風「金彩大鶴」(四尺二曲)《 W42×D1.5×H112(cm)》豪華な金地に縁起の良い「大鶴」を描いた一品 大湊文吉商店 新潟県加茂市
豪華な金地に縁起の良い「大鶴」を描いた一品です。
洋間やリビングでもお愉しみいただけるよう、弦を上側に配し奥行き感も演出しています。
日本の国鳥「鶴」を二羽描いた、めでたい図柄です。
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■製品サイズ:W42×D1.5×H112(cm)
■本体:天然木の骨組にチップボール紙をプレス
■表装:表・洋金箔平押(真鍮箔)、裏・紺地
■画:野口雅宝作 金彩細工
木工と和紙の技術を融合した屏風屋「大湊文吉商店」
昔は生活必需品の家具として使われていた「屏風」。
生活様式の変化とともに屏風を目にすることは少なくなりましたが、100年の時を超えて、今もなお屏風技術を伝え続けている会社が大湊文吉商店です。大湊文吉商店は、伝統的な屏風のほか、先人が培ってきた屏風製作の技術を活かしながら、現代の生活様式にあったインテリア家具を製造しています。
奈良時代から続く宮大工の技、接着をしない「組む技術」
大湊文吉商店の商品には、釘が一切使われていません。それぞれ切り込みが入った木片同士を組み合わせることで、連続する正三角形のデザインが出来上がります。「三つ組手(みつくで)組子」と呼ばれるこの技法は、宮大工の技術から伝承されています。
この技術は奈良時代に京都から加茂市に宮大工が移り住んできたことから、昔は建具屋が数多く存在していたと言います。加茂市が「北越の小京都」と呼ばれるのも、ここにも由来しています。大湊文吉商店の初代は、建具屋がもつ木工技術と、加茂和紙の加工技法が組み合わさることで、屏風作りを始めました。
100分の1mm単位の加工技術で木にしか出せない表現を追求
木は一つひとつ、柔らかさや加工のしやすさも異なるため、加工が難しい材料ともいわれます。簡単には機械での大量加工を行うことはできず、時にはかけたり折れることもあるからこそ、大湊文吉商店では職人が木材の性質を把握しながら、手作業で仕上げていきます。
1/100mm単位の精度で仕上げられた木片を、木の色の違いをうまく活用しながら、あらゆる装飾デザインを作っていきます。その組み合わせは無限大です。
例えば、麻の葉模様。麻は、真っ直ぐにグングン成長して行くため、麻の葉柄には子供の健やかな成長の願いが込められています。またこの柄には魔除けの意味があり、昔から縁起の良い伝統文様として数多く使用されています。
30年以上前から続く、無駄のない商品づくり
大湊文吉商店のこだわりは、製品をつくるまでではありません。製品をつくる中でどうしても出てしまう「木屑」は、一つの集塵機で集められ、地元の養鶏場、養豚場に送られます。堆肥として再利用してもらうことで、環境に戻す循環をつくっています。
木工会社の多くは焼却炉で燃やすのが主流である中で、大湊文吉商店は「SDGs」が謳われる30年以上前から環境を意識した取り組みに取り組んでいます。
伝統は革新の連続。時代に合わせた商品開発に取り組む
4代目の大湊 陽輔さんはこれからも屏風の歴史を残すために、技術と企業をつなぎ新しいデザインの屏風にも挑戦しています。有名デザイナーや人気アニメキャラクターをコラボした屏風も、積極的に制作しています。
新潟県民会館大ホールや東京の有名施設、全国の寺院などに金屏風も納入されていますが、『伝統は革新の連続』。現代に必要とされなくなった製品を残していくことではなく、それまで培った技術を活かして、今求められているものを作ることこそ伝統だと考えています。これからも日本の伝統を次世代に繋ぐ大湊文吉商店の挑戦は続きます。
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- 自治体での管理番号
- 0012-010-01
- 地場産品類型
1号
加茂市について
加茂市は新潟県のほぼ真ん中にあり、古くから「北越の小京都」といわれています。
市街地には粟ヶ岳を水源とする加茂川が流れ、春になると河川敷には約500匹もの鯉のぼりが元気よく泳ぎます。
加茂駅から徒歩5分の位置にある加茂山公園は、加茂市の花「ユキツバキ」の群生地として知られ、園内の加茂山リス園では、シマリスたちが可愛くかけまわります。
また、木工のまちとしても知られる加茂市は、日本有数の桐たんすの生産地です。その伝統と優れた品質は大切に受け継がれ、近年は現代のライフスタイルに調和した製品づくりも行われています。
その他にも、繊維や電気器具、機械、金属、皮革製品、食品などの産業が地域を支え、発展を続けています。
新潟県 加茂市
