1年間でたった3週間しか収穫できない希少価値

天然の環境を林や畑で再現し、天然により近いものを。 厳しい条件下での生産のため大量生産はできません。 収穫時期も自然任せ。3週間の間のみ。 その分ひとつひとつの味や香りは格別です。

丹波山村の舞茸はより天然に近い栽培方法

天然の舞茸の生えるナラの木を使用して、天然の環境を林や畑で再現する原木栽培を採用しています。そのため天然により近い舞茸が生産可能です。しかし、原木栽培はきのこが発生するまでの期間が長くかかり、大量生産に向かないなどの理由により収益化が難しいため減少しています。

丹波山村舞茸生産の課題

まず、生産量が頭打ちであること。その大きな要因として、舞茸生産施設の老朽化による生産性の低下が挙げられます。衛生環境が悪く、常圧殺菌釜の性能も落ちており、ホダ木の不良率が年々上昇。また釜が小さく培養室が狭いため、生産量に限界があります。さらに、生産者数の減少とともに栽培面積も減少し、全体の生産量の底上げが難しい状況です。

村の関係人口増加も担う

村では地方創生交付金を利用し、原木舞茸をはじめとする特用林産物など、丹波山の「農」を「食」や「泊」と結びつけることにより、農業や農産物に興味のある層をターゲットとの関係人口増加も画策しています。

原木舞茸だからこそ

原木舞茸は日光を浴びて黒い色。その香りやうまみの強さは独特。火を入れてもシャキシャキした食感があります。天然舞茸に近い舞茸本来の味と香りが口に入れた瞬間に広がります。

原木舞茸を最大限活かした加工品の数々

加工品に関しても、最もおいしい状態でお届けできるよう、収穫したらその日に加工することを徹底。乾燥まいたけは原木マイタケのうまみと香りがぎゅっと凝縮。だしパックは原木まいたけのうまみと香りを引き立てる、こだわりの風味原料を使用。香油には乾燥舞茸の香りとうま味が溶け込んでおり、ひとさじで舞茸のかおりが舞い上がります。