★角館樺細工 

伝統工芸品 角館樺細工 桜の皮を使った伝統工芸品です

角館の樺細工は、天明年間(1781~1789)にかけて佐竹北家の手判役、藤村彦六によって御処野家(現在の合川町鎌沢)から伝授されたことから始まりました。藩政期は藩主の手厚い庇護があり、下級武士の手内職ではありましたが、侍らしく妥協を許さない一品入魂の作風で、印籠、眼鏡入、根付、緒締などの製作を手がけました。

■樺細工って何? ヤマザクラ類の樹皮を用いて作られる工芸品を樺細工(かばざいく)といいます。独特の技法によってヤマザクラの樹皮特有の光沢を生かした、渋くて奥深な色合いが、名実ともに伝統的工芸品として広く愛用されています。代表的な製品として茶筒・茶櫃等のお茶道具類、文箱、茶だんす、ブローチ、タイピンなどがあります。   

【藤木伝四郎商店】総皮茶筒 大山桜 霜降皮 縦(製作者/荒川慶太郎)

170,000円以上の寄付でもらえる

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原皮に近い霜降皮の茶筒のアクセントに、帯の部分は飴皮等の節のない上質な桜皮を幾何学模様に貼り合わせています。
天然木の感触と表情豊かな桜皮の魅力は工芸作品としても楽しめます。
藤木伝四郎商店オリジナルの茶筒。

表面の桜皮は長期間の乾燥管理を経て、薄く削ってから磨いて艶を出すという大変な手間をかけております。
幹の天然の模様が、一つひとつが違った表情となり魅力的です。
また桜皮は適度な湿度を保つ通気性・通湿性に優れ、抗菌性もございます。
さらに職人の丁寧な手仕事によって気密性も高く、デリケートな茶葉の保管に最適として、古くから愛好されております。

■サクラの皮なのに樺?
ヤマザクラの樹皮を使うのにどうして「樺細工」というのでしょうか。「樺」の字から白樺を連想されるの方がいらっしゃいますが、使っている材料はオオヤマザクラ及びカスミザクラの樹皮だけです。どうして「カバ細工」と言うようになったのかはいろいろな説があり、はっきりしたことはわかりません。角館でも、むかしは「サクラカバ」と呼んでいたのが、今ではカバといえば桜の樹皮をさすようになりました。桜皮を使っていることをわかりやすく示すために、「桜皮細工」と書いて表示している場合もあります。 樺の語源は、古く万葉集の山部赤人の長歌にたどることができます。ここではヤマザクラを「かには(迦仁波)」と表現しているが、これが後に「かば(樺)」に転化したものと思われます。 またヤマザクラを樺とした使用例は、万葉集以後早くも平安中期、紫式部が著した「源氏物語 幻」の一節に見られます。 「外の花は、一重散りて、八重桜咲く花盛り過ぎて、樺桜は開け、・・・」 この樺桜は白色単弁、開花時期から推察してカスミザクラと考えられますが、いずれにしろ、この時代山桜を樺と言い表していたと想像される史料のひとつです。 以上のようなことを考え合わせると樺という字には山桜の意味が包含されており、この皮を原材料にして作った工芸品が樺細工です。

角館樺細工《樺細工 八柳》秋田犬コースター 5枚セット 角館工芸協同組合

14,000円以上の寄付でもらえる

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秋田犬を模様にしたコースターです。
表面を撥水加工していますので安心してお使いいただけます。
贈答にご自分用にお使いください。

【樺細工 八柳】 女性用ソフト下駄 枝桜

60,000円以上の寄付でもらえる

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桜皮下駄は昔から愛用されている商品であり、現在でも、たくさんのお客様に好まれております。
着物時の他、浴衣や最近では、私服(洋服)に下駄を履かれるお客様が増えております。
特に、ジーンズに下駄が格好が良く、人気があります。
また、サンダル代わりに下駄が大変お勧めで、特に夏場の暑い時期、素足に下駄は最高に気持ちがよいと評判です。 この下駄は、底にゴムが付き履きやすいタイプの女下駄です。
また側面にはかまくら塗り、台の上には、枝垂れ桜の模様が施されており、上品な仕上がりとなっております。玄関が、明るくなるような逸品です。

角館樺細工 夫婦箸うるし仕上(黒檀・紫檀)箸置きセット 角館工芸協同組合

25,000円以上の寄付でもらえる

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黒檀・紫檀の箸に桜皮を巻き、うるし塗装で仕上げております。

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