
静岡県袋井市
クラウンメロン”名人メロン” 1玉入
36,000円
在庫: あり
メロー静岡がプロデュースした究極に美味しいクラウンメロン。記憶に残るほどのジューシーな味わいと食べ応えのある食感だけでなく、緻密な網目が生み出す美しい外観も楽しみたい。
袋井市周辺で最初の温室栽培が始まったのは大正10年頃といわれている。現在の袋井市堀越に温室がつくられ、キュウリの栽培がスタート。昭和に入ってメロンづくりが始まり、戦中戦後の混乱期を経て、昭和の高度経済成長期を迎えると温室栽培技術が急速に発達。1964年にメロン農家が所属する、現在の静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所の前身である磐田温室農協丸静支所が発足し、この頃からクラウンメロンを名乗るようになった。
マスクメロンの高級ブランドとして名高いこのメロンは、農家が個人的に販売することが禁止され、専門の販売会社が手掛けている。その中でも多くのクラウンメロンを扱うのが「メロー静岡」である。代表取締役を務める寺田宏幸さんは、20歳でメロンづくりの道に進み、約50年にわたってクラウンメロンの栽培と販売に関わってきた。販売ルートを制限しているのは値崩れを防ぐためで、ブランドの価値を高めることも寺田さんの仕事のひとつになっている。さっそく寺田さんに、あるメロン農家を案内してもらった。
袋井市は遠州と呼ばれる静岡県西部に位置し、東海道五十三次の「ど真ん中」である袋井宿があり東西交通の要衝として栄えた。雨が少ない温暖な気候や肥沃な土地、豊かな清流に恵まれ、お米やお茶の産地としても知られている。その袋井市を中心に、浜松市、磐田市、掛川市、森町にわたる地域で約240の農家が栽培しているのがクラウンメロンである。 他県では、メロンは300~500坪もの敷地にある多数のビニールハウスで栽培されることもあるが、ここでは広くても60坪くらいまで。一年365日休むことなく面倒をみなければいいメロンをつくることができず、家族的な小規模でなければきめ細やかな管理が行き渡らないためである。
現在のクラウンメロンは、長い歴史の中で独自に改良されてきた門外不出の約20品種を季節によって使い分け、高度な栽培技術や温室での手間暇のかかる徹底した管理によって生まれる。緻密で均一化された網目による美しい外観をはじめ、肉質や糖度、風味などの項目において、極めて厳しい検査基準に合格したものだけが、生産者ナンバーが記された王冠のマークが貼られて出荷される。静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所では年に4回品評会を行っており、この品評会の常連上位入賞者情報を元に、メロー静岡が究極に美味しいクラウンメロンをプロデュース。「名人メロン」は記憶に残るほどのジューシーな味わいと食べ応えのある食感に加え、緻密な網目が生み出す美しい外観も楽しむことができる。
静岡県袋井市
36,000円
在庫: あり
メロー静岡がプロデュースした究極に美味しいクラウンメロン。記憶に残るほどのジューシーな味わいと食べ応えのある食感だけでなく、緻密な網目が生み出す美しい外観も楽しみたい。
クラウンメロンは播種から接木、定植、交配、摘果、玉つり、採果まで、約100日間かけて季節を問わず出荷される。一般的にメロンの栽培にはビニールハウスが使われるが、メロンは光を好むため、ここでは太陽光の透過率が高いガラス温室で行われる。屋根や側面には自動で開閉する窓が多数付き、冷風機や冷房、温水パイプ、果実の甘みをつくり出す炭酸ガスを放出するパイプなどを完備。一年を通じて、コンピュータによって温度や湿度が徹底的に管理される。しかし、マニュアルのような定石に従えばいいわけではなく、各農家には代々受け継いできた一家相伝のノウハウがあり、経験や勘に基づいて温室内の状態をコントロールしていく。「こうした手間暇のかかる作業を毎日行うからこそ、美味しいメロンができるのです。」
栽培の中でも重要な作業が毎日2~3回行われる潅水で、地面に直接栽培する地床栽培に対して、クラウンメロンでは栽培床を地面と離し限られた土量で栽培する隔離ベット栽培を採用。地床栽培だと根はどんどん水を吸い上げてしまうが、隔離ベット栽培なら水をやりすぎることなく、水の量を適切にコントロールすることで、メロンの肉質が繊細になっていく。そして、もうひとつの特徴が1本の木でひとつの果実だけを育てる一木一果。摘果の際に3個の果実をつけるが、その後に最もよいものだけを残して他の2つは取り除く。1本の木のすべての養分を1果に集中させて、最高の味わいを引き出すのである。
静岡県袋井市
272,000円
在庫: あり
クラウンメロンには格付けがあり、4つの等級のうち2番目に希少とされるのが山。とろりとした舌触り、口いっぱいに広がる果汁、さっぱりとした甘さは、まさに贅沢そのもの。
静岡県袋井市
68,000円
在庫: あり
クラウンメロンには格付けがあり、4つの等級のうち2番目に希少とされるのが山。とろりとした舌触り、口いっぱいに広がる果汁、さっぱりとした甘さは、まさに贅沢そのもの。
クラウンメロンは静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所にて格付けが行われる。これは見た目の美しさや大きさ、糖度などを基準に4つの等級「富士」、「山」、「白」、「雪」に選別した制度で、最もグレードの高い「富士」は、網目がきれいで外観にひとつも欠点がなく、糖度が夏場13度以上、冬場14度以上という基準で選定。実に1000個に1個の割合でしか現れないという幻の最高等級メロンに認定される。2015年に行われた、独自性や創造性のある商品やサービスを選ぶ「日本ギフト大賞」で、この富士は見事に都道府県賞を獲得した。その希少性ゆえ、富士は市場にはほとんど出回ることがない。きめ細やかな食感の果実は舌の上でとろけ、気品あふれる香りが喉の奥から鼻へと抜けていく、究極の贅沢がここにある。
静岡県袋井市
92,000円
在庫: あり
クラウンメロンの中でも最もグレードが高く、入手が困難な「富士」。最高級の甘さときめ細かな食感、気品あふれる香りは、まさに究極のメロンと言える。
さらに、このような格付けとは別に寺田社長は「最高級 名人メロン」や「極みメロン」といった称号を付けたものもプロデュースするようになった。年に4回開催される品評会の優勝者をはじめ、優秀な農家が栽培したものに付けられるもので、こちらも好評を博している。こうした取り組みが功を奏し、最近では王冠のマークに記された農家を表わす生産者ナンバーを指定して購入するお客様も増えてきた。そして、農家同士が切磋琢磨することで、「クラウンメロン」の品質と希少価値はますます高まっていくのである。
静岡県袋井市
67,000円
在庫: あり
静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所が年に4回行っている品評会。この品評会で上位10位内の農家によるクラウンメロンを厳選したのが極メロン。その品質は最高級グレードの富士に負けないほどで、あふれ出す果汁や舌の上で溶けてなくなるかのような繊細な味わいが堪能できる。
こうした取り組みが功を奏し、最近では王冠のマークに記された農家を表わす生産者ナンバーを指定して購入するお客様も増えてきた。年間通して変わらない美味しさを楽しめるメロー静岡のメロンを、ぜひすぐにでもご賞味いただきたい。
専門家の声
生産者がお互いの質を高めるために切磋琢磨し、品評会を年に4回開催。品評会で高評価だったメロンは栽培方法も公開されるので、生産者の技術力が高まるのです。味わいはメルティング質(舌の上でとろけるような食感)が高く、とろりとしながらも、ほどよい弾力のある食感と甘みのバランスが秀逸です。
八尾 昌輝
株式会社食文化
大学卒業後農業の世界へ。茨城県の農業生産法人で1年間、農業を経験する。その後、豊洲市場(旧:築地市場)にある株式会社食文化へ就職。市場内で10年以上の経験を積み上げて、さらに農業にのめり込んでいる。