【寄付者から】ふるさと納税、その魅力

寄付をして、お礼の品をもらうというだけではなく、ふるさと納税は寄付者に新たな出会いや発見を与えてくれることもあります。ふるさと納税ファンの2人に、その魅力を聞きました。

「子どもと一緒に学びながら寄付。ママだからこそ楽しめます」

私がふるさと納税に興味を持ったのは、2016年に岡山県笠岡市のカブトガニ博物館を訪れてからです。そこでカブトガニの血液が医療現場で役立っていることや、笠岡市にふるさと納税で寄付するとカブトガニの生育環境保全に役立つばかりか、お礼の品としてお米までもらえるという仕組みがあることを知りました。

一緒に訪れたときにカブトガニの生態に興味を持った息子が、ふるさと納税で自治体が抱える問題や、それを解決するためのお金の流れを学ぶきっかけになったのもよかったです。特産品を味わい、社会貢献しながら子どもと一緒に学習ができる。ふるさと納税はママだからこそ楽しめるという側面もあると思います。

小澤あきさん (東京都在住・主婦)

小澤あきさん (東京都在住・主婦)

「ふるさと納税は、子どもが地方の特産品や問題など、自分が住んでいる地域以外の場所のことについて考えるよいきっかけになります」と話す、小澤さん。

「遠くの自治体の方と関わり、お金以上のつながりができました」

ふるさと納税を始めた当初は「お礼の品がもらえて税金が安くなるおトクな制度」という認識でした。でも、「ふるさと納税大感謝祭」や「ふるさとチョイスCafé」で自治体担当者や生産者の一生懸命な姿に感銘を受け、「そんな人たちをただただ応援したい」と気持ちが変わってきました。

昨年、青森県弘前市が行っていた弘前城石垣修理の体験イベントに参加しました。石を実際に運ぶ中で、自治体の皆さん、地域の方たちと関わり、とてもよい体験をしました。その後、感謝と応援の気持ちを込めて、弘前市にお礼の品なしでふるさと納税をしました。お礼の品がもらえるのもうれしいですが、その地域の人たちを直接応援できるのもいいですよね。

小野麻子さん(東京都在住・セミナー講師)

小野麻子さん(東京都在住・セミナー講師)

「ふるさと納税で生まれた自治体の方や生産者の方とのつながりはかけがえがないものです」と話す小野さんは、ふるさと納税歴5年。ふるさと納税のイベントにも行ける限り参加しているそうです。

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