能作「片口+喜器 酒器セット」

お酒をもっと愉しんでほしい
鋳物職人が描いた夢
能作 能作 千春さん

片口+喜器
酒器セット
富山県高岡市

銅の仏具や茶道具の生産で全国シェア9割を占める銅器の街、高岡。この地で4代続く鋳物メーカーが生み出した片口と盃がいま静かなブームです。「お酒の味がまろやかになる」としてフランスやアメリカなど世界中にもファンを持つほど。特殊な素材が持つ機能性と優美なデザインを兼ねそなえた酒器の魅力に迫ります。

【能作】藤巻百貨店別注 酒器セット(片口ー小+盃ー喜器ーII「fujimaki blue」)[№5616-1199] チョイス限定

富山県高岡市

【能作】藤巻百貨店別注 酒器セット(片口ー小+盃ー喜器ーII「fujimaki blue」)[№5616-1199]

80,000円

在庫: あり

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雑味を抜き、熟成感を生む
古来より言い伝わる金属

この酒器の材質が一目で分かった方、かなりの「通」では? お酒にこだわるレストランや料亭でも採用されている錫(すず)製の酒器セットです。古来より、錫はお酒の味をまろやかにすると伝えられ、絵画『最後の晩餐』に登場する器も錫ではないかという説があるほど。「日本酒の雑味が抜ける、安い赤ワインが熟成した味わいに感じる、といったご感想をよくいただきます。本当に不思議です」と株式会社能作の専務取締役・能作千春さん。錫は加工しやすくするため合金にすることが一般的ですが、同社の酒器は市場の常識をくつがえす錫100%だそう。「4代目である私の父が『食器の新しい可能性を開く素材だから挑戦したい』と言い出して。当時は社内も大騒ぎでしたね」。能作さんは当時を懐かしみます。

美しいデザインが
晩酌に華を添える

株式会社能作は、100年以上の歴史を持つ老舗の鋳物メーカー。銅の茶道具や銅と亜鉛の合金である真鍮の仏具や茶道具が生業でした。「錫の酒器は、砂で型を作って金属を流し込む『生型鋳造法』という昔ながらの製法で作っています。父は18年のキャリアを持つ職人だったので、銅や真鍮で培った製造技術を応用し100%錫製という世界初の製品開発も自社で行いました」。酒器の表面に浮かぶ絶妙な風合いは、砂の存在感そのもの。ハッと目を奪われる深みのあるブルーも、金沢の職人が植物由来の染料でひとつずつ着彩しています。同社の酒器は金属でありながら温もりを感じさせるたたずまいですが、伝統工芸の世界で受け継がれてきた職人の手仕事だから出せる味わいです。

錆びない、割れない
縁起物のギフトにも人気

錫は冷蔵庫に1~2分入れればすぐに冷え、待つことなくお酒を楽しめます。さらに、鋳物とは思えないほど薄く仕上げられた飲み口が飲み物の味を感じやすくしてくれます。お酒の味をまろやかにすると言われる錫の力が実感できるよう、盃はコーティングされたものと錫本来のもの両方がセットになっているので、飲み比べればお酒の新しい魅力を発見できるはず。飲まない時も、モダンなフォルムは飾るだけで絵になります。「能作家はなぜか女の子しか生まれない家系で。お婿さんが代表になってきましたが、美術教師や写真家といった『美』に関係する人間が多く、デザインも重視しています」と同氏。箱を開けた瞬間に歓声が上がる美しさも特筆もの。贈答用にも大変人気です。

【能作】藤巻百貨店別注 酒器セット(片口ー小+盃ー喜器ーII「fujimaki blue」)[№5616-1199] チョイス限定

富山県高岡市

【能作】藤巻百貨店別注 酒器セット(片口ー小+盃ー喜器ーII「fujimaki blue」)[№5616-1199]

80,000円

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その他のお礼の品の
作り手の想い

画像提供元:株式会社caramo 藤巻百貨店

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「“日本のものづくり”を誰よりも愛し、その素晴らしさを地方から日本全国へ、 さらには世界へ広めていきたい」 カリスマバイヤー・藤巻幸大氏の“もの”に対する思いを根幹に据え、 2012年に創業された厳選セレクトショップです。 氏の逝去後もなお、“藤巻幸大イズム”を継承する目利きバイヤーが選りすぐった “日本の逸品”のみを取り扱っています。