2026/10/16 (金) 11:56
sweet potato shochu magazine #41 甕幻
本坊酒造の甕幻
本坊酒造発祥の地・津貫貴匠蔵で造られる「甕幻」は、鹿児島県南薩摩産の「黄金千貫」を原料に、黒麹を用いた本格派芋焼酎。
伝統的な甕仕込みで造られた原酒を、温度変化の少ない石蔵に並ぶ甕でじっくり貯蔵し、熟成させることで、まろやかさと深みのある味わいが生まれます。
一口含めば、しっかりとした芋の旨みが広がり、柔らかくも奥行きのある香りが心地よく鼻を抜けていきます。
熟成による落ち着いた味わいが、飲み手をゆったりとした時間へと誘います。
「甕幻」を楽しむなら、お湯割りがおすすめ。
焼酎とお湯の比率は6:4がベストバランス。
お湯を先に注ぎ、あとから焼酎を入れることで、芋の甘い香りがふんわりと立ち上ります。
温めることで熟成によるまろやかさが際立ち、より豊かな味わいを感じられるのが、お湯割りの醍醐味です。
今回のおつまみは、さっと熱湯で茹でて鮮やかな緑色になったからし菜を、辛子醤油で和えた一品を。
ピリッとした辛みと、からし菜特有の爽やかな苦みがアクセントになり、さっぱりと食べられます。
シンプルながらも、素材の味を活かしたおつまみです。
甕仕込み・甕貯蔵による熟成感のあるまろやかな芋焼酎と、からし菜のピリッとした辛みは、まさに絶妙な組み合わせ。
焼酎の甘みが、からし菜の辛さを優しく包み込み、後味はスッキリとまとまります。
お湯割りの温かさが、辛子醤油の風味をさらに引き立て、飲むたびに違った表情を楽しめるのも魅力です。