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香川県推奨「さぬき讃フルーツ」

香川県では、県オリジナル品種を中心とした果物で、県で認定した生産者が栽培し、糖度など一定の品質基準を満たしたものを「さぬき讃フルーツ」として推奨しています。 品質面で消費者の皆様から高い評価をいただいており、贈答用にも最適です。

オリジナル品種

温州ミカン

小原紅早生(おばらべにわせ)

昭和48年、坂出市のみかん農家小原幸晴さんのみかん園で栽培されていた「宮川早生」という品種の中で、果皮が濃い紅色をしたみかんが発見されました。枝(えだ)変わりという突然変異で生まれたみかんは、「小原紅早生」と命名され、香川県農業試験場府中果樹研究所などで調査を行い、平成5年10月に品種登録された香川県のオリジナル品種です。

糖度が高く、濃厚な甘みが魅力の小原紅早生は、果皮が濃い紅色のため「金時(きんとき)みかん」とも呼ばれています。

JA香川県では、大きさや色などの外観だけでなく、非破壊で糖度や酸度も検査できる光センサー式の選果機を導入し、糖度12.5以上の最上級品は「さぬき紅」、糖度11.5以上は「金時紅」のブランド名で販売を行っています。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度11.5度以上

キウイフルーツ

香緑(こうりょく)

国内で最も多く栽培されるキウイフルーツ品種「ヘイワード」の偶発実生から、香川県農業試験場府中果樹研究所が、特に糖度の高いものを選抜し、育成した品種です。香川県で開発した美しい濃緑色の果肉を持つキウイフルーツは、「香緑(こうりょく)」と命名され、昭和62年に品種登録された最初のオリジナル品種です。

香川県では、国内で唯一、キウイフルーツの袋掛け栽培を行い、美しい外観に仕上げています。また、光センサーを用いた非破壊糖度測定器で、収穫前に全園地の果実糖度を測定し、品質で区分して出荷しています。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度14.5度以上

さぬきキウイっこ

1果あたりの重さが一般的なキウイフルーツの半分程度しかない、小さくてかわいい一口サイズのキウイフルーツです。香川県と香川大学が、病気に強く、食味のよい品種を開発し、平成26年に品種登録されました。果実を半分に割って指で果肉をつまみ出すと、一口ゼリーのように食べられます。

糖度は17~20度と一般に流通する「ヘイワード」に比べて非常に高く、酸味とのバランスが良好です。また、たんぱく質分解酵素の活性が極めて低く、キウイフルーツ特有の刺激も少ないです。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度15.0度以上

さぬきゴールド

香川県農業試験場府中果樹研究所で、アップル系品種に中国系キウイフルーツの雄品種を交配して育成した品種です。香川県が開発した黄金色の果肉をもつキウイフルーツの意から、「さぬきゴールド」と命名し、平成17年に品種登録されました。

糖度は、ヘイワードより3度程度高く、非常に甘いキウイです。また、世界最大級(1果あたりの重さは200g前後)の大きさで、豊かな果汁とメロンのような食感を楽しめるゴールドキウイです。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度13.5度以上

さぬきエンジェルスイート

香川県農業試験場府中果樹研究所で、静岡県から導入したキウイフルーツに中国系キウイフルーツの雄品種を交配して育成した品種です。香川県が開発した、非常に甘く、種子周辺部がリング状に赤くなるキウイフルーツの意から「さぬきエンジェルスイート」と命名し、平成25年に品種登録されました。

糖度は、ヘイワードより4度以上高く、酸味が少ないため、和三盆糖のような上品で後を引く甘さがあります。個体によって差がありますが、成熟すると、種子の周辺部がリング状に赤く色づきます。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度15.0度以上

香粋(こうすい)

香川県農業試験場府中果樹研究所が育成した品種です。香川県が開発した小粒ながら非常に美味しいキウイフルーツの意から、「香粋」と命名し、平成11年に品種登録されました。

1果あたりの重さが、一般的なキウイフルーツの3分の1~半分程度しかない、一口サイズで、糖度は、ヘイワードより2度以上高く酸味も少ないため、食べやすいキウイです。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品・優品ランク、平均糖度14.0度以上

いちご

さぬきひめ

やわらかな食感で、ひと口食べれば果汁があふれるジューシーな果肉。香りも豊かで、甘く深みのある香りが口の中に広がっていきます。やや丸みを帯びた円錐形で、まるまるっとした形が可愛らしいいちごです。

2005年、香川県農業試験場が「優れた食味」「大きい果実」「高設式養液栽培に適応」をキーワードにオリジナル品種を開発、育成。たくさんの人に可愛がってもらいたいとの思いを込めて「さぬきひめ」と名付けられました。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品・優品ランク、13g(L果)以上

一般品種

中晩柑類

不知火(施設栽培、長期貯蔵)

ポンカンと清見オレンジを交配。香川県では甘みが強く、程よい酸味がある「不知火(しらぬい)」という品種が生産されています。大きさもほどよく、中の薄皮まで食べられる、食べやすさもでも支持されています。

通常、露地栽培では2月~4月にかけて出荷されますが、香川県では、独自の技術開発により、付加価値の高い2つのタイプ(1.施設栽培、2.長期貯蔵<5月以降出荷>)の商品を市場に提供しています。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品ランク、平均糖度13.0度以上、クエン酸1.0%以下

ぶどう

シャインマスカット

種がなく皮ごと食べられる大粒のマスカットです。平成18年に品種登録された新品種。一粒の直径は500円玉程度の大粒で、甘味が強いのが特徴。皮はごく薄く渋みがありません。マスカット独特の爽やかな香りで、今までのぶどうにはない、サクサクとした歯ごたえの新食感。

香川県では、1粒の直径を500円玉程度の大粒に仕上げ、700g程度の大房を中心に房作りしています。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品ランク、平均糖度17.0度以上

ピオーネ

爽やかな酸味と甘味のバランスがよい大粒のブドウで、皮ばなれがよく、口の中に入れると濃厚な果汁がいっぱいに広がります。

香川県で最も多く栽培されているぶどうの品種のひとつで、日照時間と温暖な気候に恵まれた香川県では、良質でおいしいものが育ちます。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品ランク、平均糖度17.0度以上

もも

白鳳系品種・白桃系品種

芳醇な香りと、とろけるような柔らかな果肉。夏のごく短い期間しか味わえない旬の感覚。

香川では明治11年より本格的な生産がスタート。雨が少なく、日照時間が長いので、質の高いももがとれます。
丸亀市飯山町、三豊市高瀬町の集出荷場では、外観品質(大きさ、色)だけでなく、内部品質(糖度など)も検査できる光センサーによる非破壊選果機を導入し、品質を揃えて出荷しています。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品ランク、平均糖度12.0度以上

なし

幸水、豊水、あきづき

香川県のナシの栽培は、100年以上の歴史があり、ナシの郷と知られる観音寺市豊浜町では、「ホウナンの梨」として販売をしています。
瀬戸内海を望むなだらかな斜面で、温暖小雨な気候と排水や風通しのよい、恵まれた環境が育てたホウナンの梨は、甘くてシャキシャキとした食感で、完熟で収穫することから、味わい深さがあります。また、光センサーによる非破壊選果機を導入し、品質を揃えて出荷しています。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品ランク、平均糖度12.0度以上

びわ

なつたより

なつたよりは、果実重が約56gと大玉で、果肉が柔らかく糖度が高く、酸味が少ないなど食味に優れる品種です。

びわはこれまで外観による品質評価でしたが、香川県農業試験場府中果樹研究所の研究により、なつたより専用のカラーチャートを用いることで、果実を傷つけずに糖度などを品質評価することが可能となりました。

さぬき讃フルーツ品質基準:秀品ランク、カラーチャートの示度3以上(平均糖度12.0度以上、リンゴ酸0.3%以下)

ロゴ・マークの意味

ロゴマーク全体はサンサンとふりそそぐ太陽の恵みを受けて、「あっと!驚く美味しさ」を表現しています。
また、四季折々の豊かな自然や風土の中で育まれた「香川のフルーツ」の魅力が大きく広がっていくイメージを渦巻きの模様に象徴させ、「香川のフルーツ」がイキイキと飛ぶように育っていくさまを3色の線で表現しています。

※「さぬき讃フルーツ」は香川県の登録商標です。