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鳴門海峡が育てる「南あわじ」ブランド

古くから御食つ国(みけつくに)として朝廷に食材を献上してきた「淡路島」。 自然豊かな環境の中、有名な淡路島玉ねぎの80%以上を生産する「南あわじ市」は、島の最南端に位置し、農業、畜産業、水産業が盛んな食のブランドの宝庫です。

豊かな南あわじの海の恵み

南あわじ市は、農業、畜産業だけでなく、水産業も盛んです。
鳴門海峡のうずしおを望む福良湾で養殖される「淡路島3年とらふぐ」「淡路島サクラマス」、神話の伝わる沼島沖の「べっぴん鱧」、古代から今に至まで天皇陛下へ献上されてきた丸山漁港の「献上鯛」。豊かな海の恵みがたくさんあります。

淡路島3年とらふぐ

日本一速いと言われる潮の流れで育つ特別なとらふぐ

 養殖のふぐは通常2年で出荷されますが、「淡路島3年とらふぐ」は、3年かけてじっくり育てた南あわじ市にしかないブランドふぐ。鳴門海峡にある福良湾は、全国のふぐの養殖場の中でも最も水温が低く、最良だとはいいがたい生育環境。
 繊細でストレスのたまりやすいトラフグの稚魚が3年後に残るのは半分くらいだといわれる中、福良の水産業者が「淡路島3年とらふぐ」にこだわるのは、2年物と比べて大きく成長するだけでなく、この特別な環境で育てることで、天然ものに引けをとらない身の締まり、歯ごたえになるからです。

 のびのびと大きく育った「淡路島3年とらふぐ」の特徴は、身の部分だけではありません。トロッとした食感と甘みに定評がある白子も丸々大きく、ボリュームたっぷりです。また、コラーゲンたっぷりのてっぴ(ふぐ皮)は女性に大人気。ヒレはもちろんひれ酒で。
 ふるさと南あわじ市で、生産者の愛情と誇りで3年間かけて豊かに育てられる「淡路島3年とらふぐ」。万葉の昔より、美食の島としての伝統が続くこの島で、選び抜かれた私たちのブランド「淡路島3年とらふぐ」を、是非一度お試しください。

淡路島3年とらふぐの返礼品

淡路島サクラマス

高度な養殖技術で生産される希少な高級魚

 サクラマスは、ヤマメが銀化して川から海へ下り、海で成長したもので、春に生まれた川へ戻ってきます。今や天然ものは幻と呼ばれるほど希少なサクラマスは、脂がのっているのにあっさりとしていて、サケ・マス類の中では一番おいしいとも言われるグルメ食材。食通に好まれ、料亭などで珍重される高級魚です。
 「淡路島3年とらふぐ」を育てる南あわじ市福良港では、その養殖に挑み、成功しました。

 温暖な淡路島にありながら海域の水温が低い福良港には、鳴門海峡の速い潮流と水温の点で、サクラマスの成育に絶好の環境が揃っています。これに加えて成功の一番の理由は地元の養殖家の高い技術と長年の経験があったからです。エサの工夫や成長状態に合わせて生け簀の場所を移動するなど、自然に近い条件で養殖に取り組み、上質な淡路島サクラマスが育っています。
 サクラマスの旬は3~5月です。ちょうど桜の開花時期と重なり、身の色が美しいピンク色をしていることから、この名がついたそうです。

南あわじの鱧(ハモ)

京都の祇園祭、大阪の天神祭で珍重される夏を彩る高級魚

 大きく裂けた口と鋭い歯を持つこの魚は、魚へんに豊と書いて鱧(ハモ)と読みます。「食べて美味しく心が豊か」になり、「滋養強壮に富み栄養が豊か」なハモにぴったりの漢字です。
 南あわじ市の特産品のハモが、特に海のない京のまちで珍重されたのは、生命力が強く、湿り気さえあれば一晩以上活きており、活魚車がなかった時代でも海・山を越え京都まで生きたまま輸送可能だったからです。現在も、祇園祭では南あわじ市で獲れたハモを披露して練り歩く「はも道中」が行われています。

 ハモは、骨がとても多い魚ですが、職人技とも呼ばれる骨切りをして食します。
 脂がのったハモを沸騰したお湯にさっと通した湯引きは、梅肉を添えて食べるとさっぱりとして初夏にぴったりのお味です。
 また、旨味たっぷりのだしで食べるハモすきは、淡路島玉ねぎと一緒食べると最高。〆はもちろん淡路島手延べそうめんがおススメです。

南あわじの献上鯛

天皇陛下へ献上されてきた丸山漁港の鯛

日本で最も古くから食用とされた魚の一つである鯛の塩焼きは、古代から幕末までの間、天皇の昼御前であり、その鯛を献上していたのが、御食国、淡路島だと言われています。中でも、南あわじ市の丸山漁港で水揚げされた鳴門鯛は、大正・昭和・平成…と時代ことに天皇陛下に献上されてきました。
 まるで生きているような美しい姿に干し上げた「干鯛」は「献上鯛」と呼ぶにふさわしい逸品です。

南あわじ市には、他にもここにしかない「ほんまもん」がいっぱい!