農園のめぐみ~風、土、太陽の力で育まれた野菜のチカラ~

加古川の温暖な気候の中で育てている、全国でも珍しい露地栽培のパプリカです。育成が難しいといわれるパプリカを露地栽培で育てています。手間暇かけて育てたパプリカは、栄養満点!!露地栽培で育てているからこそ、風、土、太陽の力を直接浴び、自身の栄養にかえ、見た目にも鮮やかです。

■土づくりにこだわった7年間

農薬・化学肥料を使用しない畑づくり

初めて管理を許された畑は、長年過度の化学肥料と農薬が使用されて土が疲弊し、素人の目から見ても土壌改良が必要でした。
私たちは農薬・化学肥料を使用しないで畑を蘇らせる事を選択しました。
まずは、固い土をフカフカにして水はけを良くするために、森から落ち葉を山積みにした軽トラックで何度も往復しました。

土壌改良のためになんでもチャレンジ、実行の毎日

・発酵に必要な細菌(放線菌、糸状菌など)の餌になる米ヌカを集めては混ぜ込み、腐葉土を作り、硬いモミ殻がホロホロと崩れるまでのぼかし肥にする。
・根張りが良くなり微生物の住処にもなるモミ殻燻炭も活用。
・地域にある牧場から分けていただいた完熟堆肥と微生物が沢山いる有機肥料を混ぜて、追熟。
など、野菜の成長の様子や味をみながら、収穫の終わった畝ごとに分量を調整して与え、土の中に酸素や保水性が良くなるように何度も耕しました。

最初の三年間くらいは、「野菜の味が物足りない」、「何を食べても同じような味だ」と言われ続けました。見た目も葉っぱは虫食いだらけ、日持ちが悪く葉物野菜は袋の中ですぐに腐ってしまうなど、試行錯誤の連続です。しかし、4 年目にようやく農薬を使用しなくても虫に負けない力強い野菜が、鈴なりに出来るようになりました。
「味が違う」「香りが違う」というお声をいただくようになったのも、この頃から!!
農薬・化学肥料などに甘やかされず、風、土、太陽の力で育まれた野菜の力強さに驚かされています。

農薬・化学肥料などに甘やかされず、風、土、太陽の力で育まれた野菜の力強さ

お日様の光、自然の風、雨、台風や暴風雨、カンカン照りの太陽

風は病原菌のウイルスを吹き飛ばし、暴風雨が虫を野菜から洗い落とし、灼熱の太陽が野菜をきれいに色付かせ、熟させてくれている事がわかってきました。また、土がよみがえり、生態系のバランスが良くなる事で害虫を益虫が食べてくれるようになり、野菜の生育を促してくれているのです。
農薬や化学肥料に頼らずとも、自然の中にある森の土のように、菌や微生物が有機物を分解し、肥沃な土となっていく。そんな土を目指して、冬場の土地は出来るだけゆっくり休ませます。

決して、農薬や化学肥料を否定するわけではありません。農薬・化学肥料を使用しない農業の大変さを知っている我々だからこそ、市場に大量の野菜が流通しているのは、完璧に設計された化学肥料等のおかげだと理解しています。
しかし、一方で、農薬・化学肥料などに甘やかされず、風、土、太陽の力で育まれた野菜の力強さを、私たちは知っています。
土壌改良を進めながら、自然の中で何も与えなくても草木は育つのは、なぜだろうと考えます。

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“土を自然な形に戻す事”を目的に、「たかみくらファーム」は、ひたすら土づくりに専念しております。

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加古川市のおひさまパプリカは、風、土、太陽の力を生かした手づくり農業でゆっくりと時間をかけて育てており、まさに栄養満点。
重量170gの規格を満たした最高級品ベル型パプリカのビタミンカラーは目にも鮮やかです。
1個1個丁寧に、果物のようにパッキングした贅沢な逸品で、大切な方へのプレゼントにも最適です。

自社農園で農薬・化学肥料不使用で育てられた野菜や国産の果物で作った
ジャムとベジタブルソース、農薬・化学肥料不使用のハーブやパプリカと
国産釜焚き塩のミックスソルト。

自社農園で農薬・化学肥料を使わず栽培。毎日でも食べていただきたいおいしさをお届けしています。