テーマは「SDGs」と「ノスタルジー」、地元大学生と共に探るふるさと納税の可能性
今年度から、当市は甲南大学でマーケティング論を専攻している西村順二研究室の3年ゼミの皆さんにご協力いただき、神戸市のふるさと納税に関するプロモーション戦略の考察や返礼品の新規開拓に取り組んでいます。 西村順二研究室の3年ゼミでは、若年層に神戸市ふるさと納税に関心を持ってもらうため、マーケティング論で学んだ手法を取り入れ、課題を抽出し、市場調査に基づいた解決策を研究しています。解決策の1つとして、返礼品を通して伝えたい想いを「SDGs」と「ノスタルジー」の2つのテーマに分類し、それぞれのコンセプトに沿った新たな返礼品を開拓しました。
(ゼミ風景)
「SDGs」 未来の社会を神戸から
世界的な流れとなっているSDGsの達成。
自分たちや次の世代の子供たちがこれからも幸せに暮らしていけるように、世代を問わず持続可能な社会を作っていく必要性を感じています。
関心はあるけど何をすれば良いのか分からない、そういった方にも「神戸市ふるさと納税を通してSDGsを身近に感じて欲しい」という想いから、このコンセプトが生まれました。
返礼品を楽しみながら家族や友達と一緒に未来の社会について話し合ってみてはいかがでしょうか?
「SDGs」を考えるきっかけに、そんな想いも詰まった返礼品です。
自然にやさしい酒造り/世界初カーボンゼロの日本酒「福寿 純米酒 エコゼロ 720ml」
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持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは?
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより抜粋)
「ノスタルジー」 心のタイムスリップ~懐かしいあの頃へ~
進学・就職・仕事・私生活など、様々なライフスタイルの変化により、家族や友人などの大切な人との時間が取りづらくなっている現代社会。中には孤独を感じている人もいるのではないでしょうか。
このような現代社会に焦点をあて、「大切な人と過ごした神戸での日々を懐かしみ、温かい気持ちになって欲しい」という想いから、このコンセプトが生まれました。
あなたもふるさと納税を通して、地元神戸を感じませんか?
神戸での日々を思い出すきっかけに、そんな思いも詰まった返礼品です。
【ファミリア】神戸ノートバッグ
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「神戸市ふるさと納税」×「甲南大学」による取り組み
神戸市は市内にある甲南大学の西村ゼミ(マーケティング専攻)の皆様と一緒に、
返礼品の新規開拓や神戸市ふるさと納税の今後のPRにおける課題分析や解決策の
検討などに取り組んでいます。
学生の方々のマーケティング手法に基づく分析を元に、コンセプトの設定や返礼品の調査、事業者様へのご説明などを行い、ご賛同いただいた事業者様の商品を返礼品として取り上げています。
返礼品の新規開拓では、神戸市職員と一緒に返礼品事業者様を訪問し、コンセプトの趣旨を説明しました。
返礼品のプロモーションについても、若者独自の視点を取り入れ返礼品毎の訴求方法を考えました。