渥美半島 夏の「野菜・フルーツ」

実は、田原市は「農業産出額全国トップクラスのまち」として恵まれた温暖な特性を活かしながら発展してきました。 特に昭和43年の豊川用水の全面通水以降、大規模な生産基盤の整備が進められ、生鮮野菜類の産地化と温室・畜産団地などの造成により全国的にも類を見ない農業先進地域となっています。 そんな渥美半島の、夏が旬の野菜・フルーツの返礼品を集めました。

とうもろこし(スイートコーン) 甘さびっくり夏の味

出荷時期:5月下旬~7月上旬

露地春夏作の代表的な品目の一つとして、イエロー系を中心に栽培されており、近年はホワイト系
の栽培も増えています。主に栽培されている品種は「ゴールドラッシュ」と呼ばれ、とても甘みが強く 、
生でも食べられます。大きな実を収穫するため、若いうちに摘み取った実はヤングコーンとして利用
されます。
鮮度、食味とも良い状態で消費者に届けるため、品温が上がらない薄暗いうちから収穫し、出荷後
は速やかに真空予冷処理をしています。

メロン 果実の王様!さまざまな種類が魅力

出荷時期:5月中旬~9月末

露地メロンは、スイカ、スイートコーン、ハウスみかんと並ぶ春夏作の代表的な作物です。黄色い果
皮の「イエローキング」、ネット系メロンの「タカミ」、よりアールスメロンに近い「キスロマン」など
様々な品種がビニールトンネルを設置した露地畑やビニールハウスで栽培され、5 月から 7 月まで
出荷されます。
温室メロンは、キクやトマトとの輪作体系により、施設野菜の夏季の代表的な品目となっています
6 月下旬頃から出荷が始まり、需要が高いお盆に向けて、8 月上旬に出荷のピークを迎えます。通
常の出荷のほか、メロン狩りも行われ、多くの観光客に楽しまれています。優良品種の選定、栽培
技術の向上に努め、おいしいメロンづくりに取り組んでいます。

イチジク 魔法の果実

出荷時期:3月下旬から11月(一部クリスマスの時期まで)

イチジクは、美容や健康にも良い果実として注目を集めています。田原市は県下でも珍しく施設栽
培が中心で、3 月下旬から 11 月まで長期にわたって出荷されており、一部生産者ではクリスマス
の時期まで販売しています。令和に入って他作目から転換した生産者等が増加し、出荷数量は約
2 倍となっています。

スイカ 夏の定番!

出荷時期:5月~7月下旬

スイカは、夏作の露地作物として長年にわたり栽培されてきました。現在は、露地のビニールトンネ
ルやビニールハウスでの促成栽培により 5 月から 7 月上旬ごろまで出荷されています。また、一部
抑制栽培により 9 月ごろまで出荷されるものもあります。ここ数年、若干の増減はあるものの安定
した生産が続けられています。
品種は、「祭ばやし」を中心に、食味や果肉のシャリ感にこだわった品種を栽培しています。

みかん 酸味・糖度ともに高くコクがある

出荷時期:6月~9月末

田原市のみかんは露地と施設で栽培されています。施設で栽培された「ハウスみかん」は酸味・糖
度ともに高くコクのある果実が生産され、消費者の人気を集めています。

ブルーベリー

出荷時期:4月~6月

常春の渥美半島でたっぷりの愛情を注がれ育った、大粒で甘くジューシーな完熟ブルーベリーです。
80品種、1000本のブルーベリーの中から丁寧に一粒ずつ収穫し、食べ頃のブルーベリーを見極めて選別。
「ブルーベリーは小さくて酸っぱい果物」というイメージが覆る、本当においしいブルーベリーのみをお届けします。

まずはそのまま生でお召し上がりいただき、驚きのみずみずしさと甘さを体験ください。