土岐市×焼津市【品の性質を高め、食卓を彩る。陶器の演出】

焼津市長の共創への想い

焼津市は水産都市であり、海・山・川の自然に恵まれ、良質な地場産品(食材)が沢山あります。その地場産品を全国の多くの方へお届けできるふるさと納税は、大変魅力的な制度であり、いかに有効に活用するかが重要と思います。その素晴らしい制度が年々自治体間の寄附金争奪戦となり、激しい競争となってしまいました。しかし、制度の趣旨とは異なるのでは?そこで焼津市は競争でなく、自治体間の共創をすることで、お互いの地場産品の魅力をさらにあげることができないかと考えました。そこで姉妹都市である土岐市様にお声かけさせていただき、お茶(焼津市)と急須(土岐市)、マグロ刺身(焼津市)とお皿(土岐市)、ビール(焼津市)とコップ(土岐市)など、お互いの良さが五感で楽しめるような仕組みを作れるよう、賛同を求めました。

土岐市長の共創への賛同

土岐市は、2020年10月に、ふるさと納税の寄付者の皆様へ特産品であるやきもの等の贈呈を始めたところでございます。そのような折、焼津市様から、お礼の品を協力してPRしていくお話をいただきました。そのお話には、現在のふるさと納税における自治体間の「競争」ではなく、互いの地場産品の魅力を引き出し合う「共創」という素晴らしい意味が込められていました。大変共感でき、即答でお受けした次第です。土岐市と焼津市様とは1978年に「スポーツ姉妹都市」として提携、1997年に「災害時応援協定」を締結し、今日まで様々な連携事業により友好関係を築いてまいりましたが、互いの地場産品を活かしあう事業は行っていませんでした。ふるさと納税を通して、新たな連携である「共創事業」に取り組めることを嬉しく思い、感謝しております。

①自宅で料亭気分!贅沢ミナミマグロ×美濃焼のお皿

②お茶を嗜むひと時に。茶葉×ティーセット

③いつもの1杯を特別な1杯へ!ビール×ビアカップ

④おうち時間に彩りを。絶品スイーツ×おしゃれなプレート

特集①【焼津市】お茶の効能

特集②【土岐市】陶器で五感を楽しむ!

自治体紹介

世界に誇れる、水産都市 焼津市

焼津市は、「焼」き「津」(やきつ)と書いて、「やいづ」と読みます。その名のとおりの「みなとまち」で、日本一の水産都市の顔を持っています。
年間400億円以上の水産物が水揚げされていて、全国2,790の港の中でなんと4年連続、水揚げ額がトップです。
特に、マグロ漁・カツオ漁が盛んで、実は皆さんが普段食べているマグロ・カツオの半分以上が焼津でとれたものです。
写真はマグロ(収獲後に鮮度を落とさないため急速冷凍された物)の水揚げの様子で、「マグロツリー」と言われています。こんな光景が見られるのも、焼津ならではです。

日本一のやきもの生産量を誇る土岐市

土岐市は、岐阜県の南東部に位置する美濃焼のまちです。大小200以上の窯元が意匠多彩な器を生み出す陶磁器の産地で、その歴史は古く、7世紀に焼かれた須恵器が源流と言われています。以来、1400年にわたりやきものを生産してきた土地柄で、現在も、やきもの生産量日本一を誇り、市内各所で開催される「陶器まつり」や「窯元めぐり」のイベントには、毎年、多くのお客様をお迎えしています。また、近年は、高速交通網の整備によりアクセスが飛躍的に向上し、土岐プレミアム・アウトレット等の商業施設のまちとしても知られるようになりました。歴史と文化、そして新たな人の流れにより、賑わいのあるまちづくりが進んでいます。