大子町ガバメントクラウドファンディング【大子清流高校魅力化プロジェクトで町内唯一の県立高校を盛り上げたい!】
大子町では、少子化の進行と平行して町外の高校への進学を希望する中学生の割合が増加しており、このままでは、町内唯一の県立高校である大子清流高校の生徒数が今後さらに減少することが懸念されています。そこで、大子清流高校のさらなる発展を目指し、令和5年に「大子清流高校魅力化プロジェクト」を開始しました。 このプロジェクトでは、「大子清流高校魅力化コーディネーター」を配置し、多岐にわたる取り組みを進めています。具体的には、地域を舞台とした探究活動や公営塾「ことのば」の運営、そして「地域みらい留学」を活用した全国募集を行っています。 これらの活動を通じて、大子町の自然や文化を生かした大子町だからできる学びや教育環境の充実を図り、教育の魅力化・ブランド化を推進していきます。これにより、地域に愛され町内外から選ばれる学校、そして持続可能な地域づくりを目指します。
第2段【大子清流高校魅力化プロジェクト】未来につなぐ、大子町ならではの学びの取組・教育環境の充実

寄付金額 60,000円
目標金額:5,000,000円
支援人数2人
あと86日
茨城県大子町 (いばらきけん だいごまち)
- SDGs
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~歴史と伝統~ 茨城県立大子清流高等学校
茨城県立大子清流高等学校は、豊かな自然に囲まれ、「探究しよう、未来のわたし」をスローガンに掲げ、生徒たちが地域社会の一員として活躍できる力を育むことに力を入れています。
大子清流高校は、2004年4月に、それぞれ99年と96年の長きにわたる歴史を持つ茨城県立大子第一高等学校と大子第二高等学校の精神と伝統を受け継ぎ誕生しました。今年で創立22年目を迎える本校は、この豊かな歴史を礎に、新たな時代を築いています。
今も昔も美しく雄大な大自然と人々がともに生き、文化を育んできたこの町で、大子町、幼稚園、小中学校、そして企業と密接に連携し、実習や探究活動をはじめとする多様な教育プログラムを行っています。

①まちづくりと接続した総合学習の設計・実行
町内外・県外へ魅力が広がる特徴的なカリキュラムの設計・実行を行う。生徒の意思ある進路を実現するキャリア教育や、まちを舞台とした探究学習など地域に開かれた学校を実現しています。
地域の特性を生かした探究活動例(令和6年)
■「地域おこし弁当」の商品開発

大子清流生による、地元食材を使ったお弁当企画です。
道の駅ってお弁当ないよね?
じゃあ作ってみよう!と何気ない一言からはじまりました。
30名の生徒が地元事業者7店舗とタッグを組み、商品開発を行い、合計800個以上、70万円以上の売上を記録した大ヒット商品になりました。
■どこに学びがあるの?
生徒たちはターゲット、コンセプトをもとにメニューを考え事業者と話し合い、試作を繰り返すなかでまちを知り、まちの課題を自分ごととして捉えていく。
大子町に住んでいる、関わっていながらまちをよく知らない現状。
“知らないまち”から“好きになるまち”をコンセプトに“本気の事業者”と“本気の商品開発”を行いました。
■水郡線90周年フェスタでの弁当販売

令和6年11月30日/12月1日に水郡線90周年フェスタが開催され、文化福祉会館まいんにて地域おこし弁当の販売を行いました。
天気にも恵まれ、両日ともに盛況で完売御礼でした。生徒たちもお弁当の販売だけではなく、大子清流高校や大子町の魅力をお客様に伝えていました。
お客様からは、「大子清流高校頑張っているね!」「お弁当とてもおいしかったよ!」とたくさんのお声がけをいただきました。
今年度は、町内だけではなく町外にも、大子町の魅力を届けられるように生徒発案の“おみやげ”の商品開発に取り組んでいます!
②公営塾「ことのば」運営による魅力づくり


③全国募集(地域みらい留学)の取組による県外生の獲得
令和7年度には全国・県内遠隔地から10名の生徒が入学しました!
大子清流高校では、平成20年度から農林科学科において全国募集を行っており、令和7年度からは、総合学科においても全国募集を実施しております。
また、一財)地域教育魅力化プラットフォームが運営する県外留学サイト「地域みらい留学」に参画し、今年度は、昨年度の5倍以上の問い合わせを頂いている状況です。
都心から近く、ちょうどいい田舎という立地や、まち・学校・企業が一体となり留学生を支える仕組みが好評を得ています。
農林科学科においては、2年次から農業科学コース・森林科学コースに分かれ、実習を多く取り入れた授業を通じて農業または林業について幅広い知識と技術を身につけることができます。多様な資格が取得できるのも特長の一つです。また、総合学科においては、2年次から大学進学(文系・理系)を見据えた人文科学系列文理進学型・自然科学系列、就職に向けた教養を身につける人文科学系列基礎教養型、福祉のスペシャリストを目指す福祉系列に分かれて学びを深めます。一人ひとりの進路希望にあわせて力を伸ばす教育を進めています。
本支援では、県外募集として最も重視される住まいの整備や広報面の充実に充てさせて頂きます。

本プロジェクトが描く未来
本プロジェクトでは、高校教育の魅力化や高校生の活動を通して、大子町と高校生の繋がりを深め、子ども達が町に誇りを持てる環境をつくることを目指しています。
また、その環境の中で、自分の育った町の魅力を知り、地元に誇りを感じて、たとえ、進学や就職で高校卒業後に町を離れたとしても、町との繋がりを大切にしたいと感じられる生徒を育んでいきます。
子ども達が町への誇りを持つことは、育ててくれた地元への感謝や愛情を育み、地域とともに様々な活動をした子ども達が将来活躍し地元に貢献したり、Uターンという形で地元に帰ってくることにも繋がります。
