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『クマといい距離プロジェクト』クマと人が棲み分け、ともに生きていく未来のための活動

ふるさと納税企画としては、本企画の限定返礼品に寄附いただくと、寄附 1件あたりにつき寄附金の一部(定額1,000円)が「クマといい距離プロジェクト」に活用される形となります。本企画は、いただいた寄附の内、定額1,000円がプロジェクトに活用される『付加価値型』のふるさと納税です。クラウドファンディングと異なる点は、通常の寄附と、活用目的が明確な寄附とが混在する新しい取組となります。 本企画の限定返礼品には、農作物で被害を受けている農業協同組合の協力のもと、JA秋田しんせいのブランド米「土づくり実証米」を登録しました。品種はあきたこまちやひとめぼれで単品やセット、定期便など56のバリエーションから選べるようラインナップしました。また、「お礼の品なし寄附のみ」も9点揃えました。

本来、ほとんどのクマは人を襲ったり危害を加えたりするものではありません。現在、人里付近まで下りてきている要因としては、森の中で餌を見つけられず、生きるために人里にたどり着いていると考えられます。
また、クマが身を隠して移動可能となる耕作放棄地や手入れ不足の里山林増加による、人と野生動物との棲み分けの緩衝機能の低下や、餌となる放置果樹の増加も要因と考えられます。
現実的には、クマが人に危害を加えてしまう・しまった場合はその命を奪うことは避けられず、救うことは難しくなりますが、そのような事態にならないためにも、クマと人との棲み分けをし、それぞれの場所で生きていく環境を整えることができれば、クマとの共存共生が可能となると考えます。
今一度、自然との付き合い方を見つめなおし、互いに迷惑が掛からないようにしていくことが今回のプロジェクトの目指す姿です。

クマといい距離プロジェクト活動内容

本プロジェクトはにかほ市農林水産課が主として管理・活動します。具体的な活動内容は以下の通りとなります。

クマと人との距離を確保する環境整備:クマは元々臆病な動物です。現状、住宅地まで身を隠しながらたどり着けてしまうほど、人里周辺の林などは藪化が進んでいます。そこで、その人里周辺の人と野生動物の境界線となる部分、特に通学路周辺の藪などを刈り払うことにより、見通しを確保し、人里周辺にクマが潜みにくい環境を整備します。

クマの餌となる放置果樹の伐採:クマの餌となる柿などの放置果樹を伐採し、クマが人里に近づくリスクを低減します。

クマの生態や行動への理解を深める啓発活動:クマの生態や行動、これまでの目撃情報などを整理し、地域住民だけでなく、にかほ市を訪れる方にクマへの理解や知識を深めるための情報発信に磨きをかけ

本企画の限定返礼品には、農作物で被害を受けている農業協同組合の協力のもと、JA秋田しんせいのブランド米「土づくり実証米」を登録しました。品種はあきたこまちやひとめぼれで単品やセット、定期便など56のバリエーションから選べるようラインナップしました。また、「お礼の品なし寄附のみ」も9点揃えました。
一人でも多くの方に賛同いただき、人間の生活圏とクマの生息域が棲み分けられ、クマによる人身被害のない野生動物と共存する地域づくりにご協力いただければと思います。