【北海道安平町】北海道米ななつぼし「たんとうまい」のご紹介!

近年、品質や食味が向上し、道外にも多くのファンを持つ北海道米。新千歳空港から車で20分ほどの距離にある北海道安平町でも米の栽培が行われています。

かつて、寒冷地である北海道は米が育ちにくい場所とされていましたが、寒さに強い品種の開発・改良が行われ、自然豊かな土地で大規模な米づくりが行われるように。令和6年は全国で2位の生産量(主要産地における令和6年産水稲の収穫量及び作柄概況等について 第1報より 参照:公益社団法人米穀安定供給確保支援機構情報部)となりました。

JAとまこまい広域が販売する「たんとうまい」の「たんとう」は胆振東部の「胆東(たんとう)」から付けられたもの。胆振エリアは西部・中部・東部に分けられ、東部は厚真町、安平町、むかわ町の3町を指します。

厚真町、安平町、むかわ町で生産された「ななつぼし」という品種の高品質米を「たんとうまい」として販売。「とってもおいしい」という意味の「たんと旨い」ともじっているユニークなネーミングです。

胆振東部の土壌は、植物の育成に適した養分をたっぷり蓄えています。その土壌で米農家が自信を持って生産し、農薬を使わない温湯種子消毒を行い、規定の粒の大きさ、低タンパク米のお米として選別されたものだけが「たんとうまい」になるのです。

2月中旬の雪が残っている時期から種籾の準備作業が始まります。お米の種子は、60℃の温湯を用い、農薬を使わず消毒を行っていて、環境に優しいだけでなく、食の安全・安心にも取り組んでいます。ビニールハウスで約1か月間育苗を行い、5月中旬頃から田植えがスタート。苗を田んぼに移植して、9月頃に収穫。品質を一定に保って美味しいお米を届けるために「たんとう米ステーション(カントリーエレベーター)」で調整を行い、晴れて消費者の方々の元へ届けられます。

今回ご紹介する「ななつぼし」は、「星がきれいに見えるほど空気がきれいな北海道で、北斗七星のように輝いてほしい」という願いを込めて作られたブランド米。平成13年に北海道の優良品種として採用されたお米で、平成20年年以降は道内の作付面積がトップとなり、令和4年度においては作付面積の約半分(44.7%)をななつぼしが占めています(令和6年1月 米に関する資料より 参照:北海道農政部生産振興局農産振興課)。

毎年行われている「食味ランキング」で、「ななつぼし」は最高評価である「特A」を14年連続獲得(一般財団法人日本穀物検定協会調べ、平成22年~令和5年産米)するなど、名実ともに北海道を代表するブランドと言っても過言ではありません。

特徴としては、粘りや甘みのバランスが良く、あっさりしていて冷めてもおいしいお米。香りが控えめで粘りが少なく、お弁当にもぴったり。どんな料理とも相性が良い万能なお米でもあります。少し水分を減らして固めに炊き、カレーやチャーハンなどに使うのもおすすめです。

安平町は昼夜の気温差が大きく、水が豊富で水はけのよい土壌であるため、水稲を栽培するのに適した気候と言えます。

安平町、厚真町・むかわ町で収穫したJAとまこまい広域の高品質ブランド米「たんとうまい」(ななつぼし)をぜひ一度ご賞味ください。

※「ふるさとチョイス」では、今回ご紹介した「たんとうまい」を返礼品として取り扱っております(年間の定期購入の商品はありません)。数に限りがありますので、品切れの際はご了承ください。