2026/08/15 (土) 12:00
【まいづる散歩 Vol.1】夏でもひんやり!映画のロケ地・明治の赤れんが「北吸トンネル」
全国の皆様、こんにちは!舞鶴市ふるさと応援課のサノです。
今回からスタートした新シリーズ「まいづる散歩」!
この企画では、舞鶴の日常にあるちょっと素敵なスポットや、地元の人が愛するお店、街の日常風景をぶらりと巡りながら等身大でお届けしていきます。
記念すべき第1回目は、「北吸トンネル」をご紹介!
🌿 一歩入ると天然のクーラー!?「北吸トンネル」
連日厳しい暑さが続いていますが、そんな夏にぜひ歩いてみてほしいのが、東舞鶴にある「北吸(きたすい)トンネル」です。
明治37年(1904年)に作られた赤れんが造りのトンネルで、国の登録有形文化財にも指定されている歴史ある構造物。
かつては鉄道が通っていた線路跡で、現在は緑豊かな歩行者・自転車専用道路として親しまれています。
このトンネル、真夏の暑い日でも一歩中に足を踏み入れると……「涼しい!!」
トンネルを吹き抜ける心地よい風と、分厚い赤れんがが日差しを遮ってくれるおかげで、まるで天然のクーラーが効いているかのようなひんやり感なんです。
緑の木漏れ日と真っ赤なれんがのコントラストも美しく、歩いているだけで汗がスッと引いていきます。
🎬 映画のロケ地としても人気!タイムスリップしたような世界観
実はこの北吸トンネル、その独特でノスタルジックな空気感から、映画やドラマの撮影場所としても度々登場しています!
映画『日本のいちばん長い日』などの作品でロケ地として使われたほか、アニメや写真好きの方々にとっても絶好の「聖地」・撮影スポットとして知られているんです。
暗がりの中にすーっと伸びる赤れんがのアーチを見つめていると、まるで明治や大正の時代にタイムスリップしたかのような静けさとロマンを感じます。
地元の人がお散歩したり、自転車でサッと通り抜けたりする日常の風景も、どこか絵になる素敵な空間です。
🧱 実は……壁の「積み方」に秘密があるんです!
トンネルの壁をよく観察してみると、赤れんががとても整然と、美しく並んでいるのが分かります。
実はこれ、「イギリス積み」と呼ばれる特殊な技法で作られているんです!
「イギリス積み」とは、レンガの長面(長い面)だけを並べた段と、小口(短い面)だけを並べた段を、1段ずつ交互に重ねていく積み方のこと。
非常に手間がかかるのですが、構造的にものすごく頑丈になるという特徴があります。
当時、軍港の重要な鉄道を支えるため、「絶対に崩れない頑丈なものを」という強い想いのもと、明治の職人さんたちが一つひとつ手作業で積んでいった証が、この壁なんです。
100年以上経った今もなお、ゆがみなく美しく佇む赤れんが壁。
ひんやりとした冷気の中で触れてみると、当時の職人さんたちの高い技術と手仕事の温もりが、ダイレクトに伝わってくる気がします。
📍 スポット情報:北吸トンネル
住所: 京都府舞鶴市字北吸740
【アクセス】
徒歩: JR「東舞鶴駅」から徒歩約12分
バス: JR「東舞鶴駅」から京都交通バスで約5〜10分、「赤れんがパーク前」または「市役所前」下車、徒歩すぐ
お車: 舞鶴若狭自動車道「舞鶴東IC」から約15分
※お車でお越しの際は、近隣の「舞鶴赤れんがパーク無料駐車場」等をご利用ください