日向市特産の「へべす」はカボスやスダチと見た目が似ていますが、果皮が薄く、種も少なく、果汁が豊富という特徴があります。
露地へべすの花が開花しました。4月２８日現在、写真の園地は2分咲きくらいですが、地区によっては満開なところもあるそうです。

「へべす」はみかんなどの柑橘と同じように白く小さい花が咲きます。
花の香りは、少し甘酸っぱいようなさわやかな香りです。

へべすの出荷時期は、ハウスものが６月～7月ごろ、露地ものが８月～９月ごろと限られています。
ハウスへべすは果実は４月中旬には、3ｃｍ～3.5ｃｍくらいまで大きくなっていました。今年は天候がよく、気温も高い日が多いので、順調に育っているようです。
露地へべすは果実が実るまでもう少しかかりそうです。
（写真は昨年の7月ごろの露地へべすの様子です。）

今の時期、青果は出荷前なので、へべすジャムやシロップ、果汁などへべすを使用した様々な加工品でへべすをお楽しみいただけます。

みなさんに食で元気を届けられるようこれからも栽培管理を頑張ります。青果出荷までもうしばらくお待ちください。