~紀州漆器特集~

紀州漆器は、和歌山県海南市の北西部「黒江地区」を中心に生産されています。会津塗(福島県)山中塗・輪島塗(石川県)などと共に日本三大漆器と称されています。 伝統工芸でもありながら時代の流れと共に、新たな技術を取り入れ世間のニーズに合わせたモノづくりをしてきた柔軟な姿勢が歴史的特徴で、 普段の生活がおしゃれになるものもたくさんございます。 紀州漆器の新たな魅力をちょっとだけご紹介いたします。

伝統漆芸の新しいカタチ(橋本達之助工芸)

和歌山県海南市の黒江地区を中心に生産される紀州漆器は、会津塗(福島県)や山中塗・輪島塗(石川県)と共に日本三大漆器と称され、和歌山県を代表する伝統産業です。
株式会社橋本達之助工芸は、昭和41年現会長の橋本達之助(雅号)氏が創業、創業当時はお椀、お盆など謂わゆる伝統的な漆器を製造していました。

TATSU-CRAFT(タツクラフト)を全国に

しかし、時代の変化と共に伝統工芸品である漆器離れが進んでおり、伝統産業を絶やさないために普段使いできる塗りもの雑貨を伝統漆芸の新しいカタチとしてつくりあげています。

漆塗りはその工程のほとんどが手作業で仕上げられるため、同じ製品が生まることはありません。
暮らしの生活雑貨に『塗り』という伝統技術を掛け合わせることで、生活の一部がオシャレな高級感のある暮らしに早変わりします。

『ふるさと納税を通じて、一人でも多くの方に暮らしに彩りをお届けしたい』
というのが橋本達之助工芸の切なる想いです。

紀州漆器にプラスの価値を(KISHU Plus )

室町時代から続く紀州漆器は、会津塗・山中塗・輪島塗と共に、全国四大漆器のひとつです。
紀州漆器は伝統工芸でもありながら時代の流れと共に、新たな技術を取り入れ世間のニーズに合わせたモノづくりをしてきた柔軟な姿勢が歴史的特徴で、
KISHU+( キシュウプラス )ではそんな取り組みを更に前進させ伝統工芸にかかせない手仕事とデジタル技術をかけあわた先端工芸を発信しています。

洗練された技術美と先端工芸

熟練の手仕事と機械仕事(3Dデータで図面を書いたり)を掛け合わせ、金属に漆を上塗りし、
今までなかったデザイン性と実用性を兼ね備えた先端工芸は、若者層からも注目されるアイテムです。
またパリで開催される世界最大級の見本市メゾン・エ・オブジェ・パリにも出展され、日本のみならず世界からも高く評価されています。
手仕事だけでも、工業生産だけでも辿り着けない新しい漆器をあなたの生活にもプラスしてみませんか。

株式会社島安汎工芸製作所が生地製造を、下塗りは山家漆器店が、上塗り(トップコート)を中西工芸株式会社が担当し、有限会社橋本漆芸が絵付けをする。
各社の技術を結集させたモノづくりをしています。新たな技術を取り入れ、手しごとを尊重しながらも、新しい紀州漆器のカタチを創っています。

中西の技(中西工芸株式会社)

創業70年 紀州漆器の誇りを心に受け継がれる伝統工芸の技術を生かし
新しい時代に変わらぬ価値と新たな可能性を創作しています。

紀州漆器とガラス工芸の出会い
和洋が絶妙に調和した新しいグラス。
金や銀の色粉を蒔き分けた蒔絵技法を施した新しい漆器のカタチをお楽しみください

伝統の紀州漆器から、特殊な下処理を施してガラスと塗り物の相性の悪さを克服した新しいガラス漆器まで
食卓を彩る漆器をたくさん取り揃えております。