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2025/12/25 (木) 19:17

奈良旅を心ゆくまで楽しめる。 歴史文化が宿る旅の宿「ホテル尾花」。

いにしえの神代の時代。かつての旅は今とは違い、命懸けの「修行」であり、「神事」でもありました。
時を経て旅の形は変わったものの、自分自身の在り方を見つめ直し、新たな生き方に気づいたり、旅の道連れとの関係を深めるといった、その醍醐味は変わっていません。

歴史が断絶せずに続いてきた奇跡の地、古都奈良は、日々の喧騒から離れ、自分自身や友人、仲間、家族、パートナーと深く向き合うにはうってつけの場所。旅を通じて、歴史文化を纏う町の暮らしの一端を味わい、そのルーツに眼差しを向けてみませんか。

本稿では、ふるさと納税返礼品「大和の恵みの朝ごはん付き1泊ペア宿泊券」の魅力をたっぷりお届けします。

旅の感動を途切れさせない。 町とつながるホテル。

歩けば歴史が香る古の都、奈良。かつて、世界文化遺産「元興寺」の境内地として栄華を誇った「ならまち」は、全国から観光客が訪れる大人気エリアです。当時の風情ある町屋の面影を残しつつ、おしゃれなカフェや工芸品を扱う店舗が軒を連ねる同エリアで、奈良の奥深い文化・芸術を届け続けてきたのが「ホテル尾花」。館内のしつらえには奈良の歴史・文化が宿っており、町と宿、そして人のつながりが感じられるホテルです。

<エントランスの天井を張り巡るのは、奈良の伝統行事「お水取り」で使用された竹を用いた竹細工>

<滑らかな木目が美しい入口の行燈は、奈良在住の作家が手がけたもの>

<吉野杉を用いたランプシェード。こちらも奈良の作家の作品>

<奈良の木工職人による、吉野杉を使用した木工家具。一つひとつが手作りだという>

「旅先で感じた感動を途切れさせることなく、このホテルでも同様に感じてほしい」と語るのは、当ホテル支配人の徳弘 和也さん。町に宿る歴史文化をホテルでもシームレスに味わえるようにと、建物や家具はもちろん、小物の飾りに至るまでスタッフの細やかな趣向が凝らされています。

<エントランスの書籍コーナー「尾花文庫」では、奈良にまつわる図書が閲覧可能>

<館内の随所で見られる折り紙細工。シーズンによって異なるため、移り変わりが楽しめる>

<折り紙細工はホテルスタッフの手作り>

同ホテルの歴史は深く、江戸時代末期まで遡ります。当時、猿沢池近くにあった芝居小屋の「尾花座」がその前身。大正九年には映画産業の勃興によって芝居小屋から常設映画館「尾花劇場」へと業態を変更。奈良市内で初めての映画館となります。

人々の娯楽の場として愛された同館は、昭和五十六年に「ホテルサンルート奈良」として営業を開始。平成の時代に奈良を旅する人の宿として親しまれてきました。令和二年にはこの地で人々が賑わっていた時代に敬意を表し、再び「尾花」の名を冠した「ホテル尾花」に改名され、現在に至ります。現在でも在りし日の劇場文化は残っており、「尾花deキネマ」としての興行が定期的に開催されています。

おはようからおやすみまで。 奈良旅をめいいっぱい。

<陽光を取り込む彩光抜群のお部屋>

観光を満喫した後、疲れた身体に癒しのひとときを与えてくれるのが旅の宿最大の魅力。ホテル尾花の客室は、細部に至るまでホスピタリティの哲学が行き届いています。寝具に用いられているのは世界のベッドブランド「Simmons(シモンズ)」。「明日を大切にする人たちに選ばれるベッド」として多くの人に愛されてきたブランドで、一日の疲れを癒し、明日の活力を生み出してくれる優しい寝具です。

疲労はリセットされても、旅の感動は途切れないのがホテル尾花。一般的なホテルの多くは枕元に聖書が置かれていますが、ホテル尾花では全室に日本最古の歴史書「古事記」が置かれています。

<色鮮やかな装丁の「古事記」>

同書の作成を担当したのは、脅威の記憶力を持ち、天武天皇に舎人として仕えていた官人である稗田阿礼と、文人の太安万侶。両者とも奈良にゆかりのある人物で、奈良の文化を語るにあたり欠かせない歴史上の偉人です。おやすみ直前まで奈良の歴史に浸れる仕掛けがあるのは、奈良好きとしてはとても嬉しい心遣いです。

また、奈良の名産「大和茶」がアメニティとして提供されている点も見逃せません。朝晩の寒暖差、豊富な水源、肥沃な大地といった恵まれた自然環境を持つ奈良の山間部で育まれた同茶は、すっきりとした風味と心地よい香りが特徴。健康に良いとされる成分が豊富に含まれており、リラックス効果を与えてくれます。

<一度だけでなく、二度三度と味わえるのが魅力>

ベッドに腰かけ、あたたかいお茶を飲みながら古の書物に目を通す。そんな贅沢な一日の終わりは、旅の思い出を人生の一ページに加えるにあたり、欠かせないひとときになるはずです。

朝食は一日の元気の源。1300年の食文化をビュッフェ形式で。

旅には元気が必要不可欠。となれば、栄養たっぷりの朝食がいただきたいところ。併せて、地域ならではの食文化を味わえたら大満足です。

奈良は全国的に見ても食文化の知名度が低く、グルメとしての観光資源は弱いとされてきました。しかし、歴史を紐解けばそんなことはありません。古くはシルクロードの終着点として、海外の味や調味料が多く集まった奈良の地。それらの国際色豊かな食文化は、神社仏閣の祭事や法要といった伝統行事の影響を受け、独自の食文化を築きました。

平成十七年に開業した「日本料理おばな」は、そんな奈良の食文化を体現したお食事処。茶粥をはじめとする奈良の食材をふんだんに使用した料理が楽しめます。朝食の「大和の恵みの朝ごはん」では、1300年の歴史を持つ奈良の郷土料理の数々をビュッフェ形式でいただけます。

<荘重典雅な品の良いしつらえ>

<あたたかく、やわらかな照明が映える客席>

<地元食材を用いた料理の数々が並ぶ>

取材当日は、だし汁に牛乳を加えた奈良の郷土料理「飛鳥鍋」や、里芋や大根、人参などを使った具だくさんの煮もの「奈良のっぺ」、奈良県産の大豆サチユタカを用いた冷奴に、シャキシャキの茗荷といただく清涼感のある三輪素麺など、味はもちろん目にも鮮やかなメニューが並んでいました。食後のデザートには、濃厚さの中にほのかに茶が香る大和茶を使用した「大和茶プリン」も。箸運びが止まらないラインナップで、大満足の朝食でした。

<朝から贅沢なプレートモーニングがいただける>

メニューは季節によって変わるものの、旬の地元食材がふんだんに利用されている点は共通しており、いつ訪れても奈良の食文化をめいいっぱい感じることができます。

同店の料理を担当するのは、ホテルや料亭旅館で長くキャリアを積んできたベテランシェフの朝岡 順之さん。食材は全て現地に足を運び、目で見て、舌で味わい、これだと思うものを選んでいると話します。

「郷土料理は、地元食材の魅力をそのまま感じて欲しい。そのため、素材の味を大事にし、余すことなく引き出したお料理をご提供してきました。また、盛り付けにもこだわっており、食卓のお客様同士の会話が弾むような演出を加えています。ぜひたくさん召し上がっていただいて、元気に奈良旅に繰り出すお手伝いができると嬉しいですね」。

古の都、奈良の町で。 自分を深める旅の醍醐味を。

神代の時代の歴史や文化に触れ、ゆったりとした時間の中で自身と向き合える奈良の旅。ホテル尾花は、そんな醍醐味を一層味わい深くしてくれる唯一無二のホテルです。人生を豊かにしてくれる旅、その思い出の一ページが綴られれば、いつもの日常までもがいきいきと輝いてくる。ぜひこの機会に奈良へお越しいただき、ホテル尾花でごゆるりとお過ごしください。

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ふるさと納税室 松本

寝ても覚めても「ふるさと納税」 ふるさと納税のことなら全国を旅する奈良市職員

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