2025/05/26 (月) 08:30
びわの里から旬をお届け♪房州びわの販売が本格的に始まっています
いつも温かいご支援をいただきありがとうございます。
びわの袋掛けの様子を先日投稿しましたが、今回は手間暇かけて育てられたびわの販売が道の駅や直売所で本格的に始まっていますので、旬の情報ということで「道の駅とみうら枇杷倶楽部」より現地の様子をお届けします。今店頭に並んでいるのは温室で育てられたびわです。農家さんから今年は生育が遅れているとの声を聞いて心配していましたが、特設売り場には化粧箱を始め、パック、袋がずらりと並んでおり、びわを求めるお客さんで賑わっています。道の駅へ出向いた時間帯は平日の15時台でしたが、大型バスも止まっており、この日も賑わっておりました。もう少しすると(今年は6月に入ってからになると思われる)露地びわも出回り始めると思いますので、ぜひ現地にもお越しいただければと思います。

特設スペースに並ぶ化粧箱に入ったびわ

こちらはパックびわ

ちょっとお得な袋びわも並んでいました。皇室へ献上されている房州びわは贈答品のイメージがあるかと思いますが、多少の傷があったり等の理由で訳あり品となっているものも味は通常のものと変わらないので、自分用に購入いただくのも良いかと思います。
最後になりますが、皇室への献上について袋掛けの記事でも少し触れましたが紹介したいと思います。皇室への献上は、明治42年(1909年)6月20日に安房郡富浦村南無谷(現南房総市富浦町南無谷)木村兼吉氏らによって始められ、例年同様に行われれば今年で109回目となります。栽培のルーツをたどると、270年以上の歴史がある房州びわ。この時期しか味わえない旬をたくさんの人に味わっていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。