はじめての確定申告、どうしたらいいの? ふるさと納税 確定申告ガイド

確定申告後、お金はどうやって戻ってくるの?

ふるさと納税で寄附を行うと、寄附金のうち2,000円(※)を超える部分が、税金から控除されます。
よく誤解されるのですが、自己負担金額をのぞいた全額が還付金として振り込まれるわけではありません。
以下のように、住民税と所得税に分かれて控除されます。

※年収、寄附金額、家族構成、その他の控除額等によって、自己負担額や税の控除額は変動します。

STEP 130,000円を寄附
30,000円の寄附 30,000円の寄附
A市に住んでいる人が、同年1~12月の間に「X市」「Y町」「Z村」にそれぞれ1万円、計3万円の寄附をします。
すると、それぞれの自治体から「お礼の品」と「寄附金受領証明書」が届きます。
STEP 2確定申告
確定申告 確定申告
翌年の2月~3月の確定申告の際に、「X市」「Y町」「Z村」それぞれから送付された「寄附金受領証明書」と併せて「個人番号確認の書類」と「本人確認の書類」の提示またはコピーを添付します。

※ 自宅等からe-Taxで確定申告を行う場合は、本人確認書類等の提示又はコピーの添付は不要です。

STEP 3合計28,000円の還付、控除
確定申告後 確定申告後
確定申告から1、2ヶ月後に所得税からの還付、翌年6月に住民税から控除額が引かれた額が記載された「住民税決定通知書」が届きます。
「2,000円の負担のみでお金が戻ってくる」というのは間違いで、
前述のとおり還付金として振り込まれるのは所得税分のみで、残りは住民税からの控除となります。

≪たとえば3万円のふるさと納税を行った場合≫

所得税は(30,000円-2,000円)×10%=2,800円が還付金として振り込まれます。
住民税は(30,000円-2,000円)×90%=25,200円が翌年の住民税から減額されます。

★住民税は減額という形で控除されることにご注意ください★

※ 控除額は年収や家族構成等により異なります。全ての方がこの通りの控除額とはなりませんのでご注意ください。

確定申告の解説動画・記事

ふるさと納税の確定申告の方法について分かりやすく説明しています。

【ふるさとチョイス】意外と簡単!ふるさと納税をした場合の確定申告|7分22秒

[参考記事ページ]
:ネットマネー6月号(2014年4月21日)「ふるさと納税がスグにできる超ラク簡単ガイド」

確定申告の方法 6つのステップ

確定申告の方法 6つのステップ 確定申告の方法 6つのステップ
STEP 12通りの申告方法から選ぶ
  • 税務署の窓口で報告書を作成して提出
  • 国税庁のホームページから申告書をダウンロードし、プリントアウトして提出

ここでは、国税庁のホームページから、所得税(および住民税)の還付申告書を作成する手順をご説明します。

STEP 2必要なものを用意する
  • 源泉徴収票
  • 寄附先の自治体が発行した「寄附金受領証明書」
  • 還付金受取口座の通帳
  • 印鑑
  • 「個人番号確認の書類」と「本人確認の書類」の原本またはコピー

寄附金受領証明書を申請書に添付しなければならないので必ず用意しておきます。また、還付金の振込み先金融機関の通帳など口座番号が分かるものも必要です。

STEP 3確定申告書を入手する
  • 税務署の窓口でもらう
  • 国税庁のホームページからダウンロード
確定申告書作成コーナー

プリントアウトする環境がない人は税務署にて入手できます。用紙は全国同一なので、入手するのは所轄税務署でなくてもかまいません。

  • ① 国税庁のホームページから確定申告書等作成コーナーに進むと、このようなページが表示されます。 赤く囲んだ部分をクリックして進んでください。
    国税庁のホームページから確定申告書等作成コーナー
  • ② 次に右の書面提出をクリックしてください。(e-Taxは専用の機器が必要になるので、説明を割愛します)
    次に右の書面提出をクリック
  • ≪確定申告の用紙にはA様式とB様式の2種類あります≫

    AとBの違いは、Aはサラリーマンや年金生活者の方で、給与所得、雑所得、配当所得、一時所得のみで、予定納税のない方が使用する用紙です。
    Bは所得の種類にかかわらず誰でも使用できるもので、個人事業主の方などはBを使用します。

STEP 4申告書の作成

年末調整済みの一般的な給与所得者が確定申告する場合の作成方法を紹介します

  • ① PCやプリンタの環境を確認後、チェックを入れて進んでください。
    PCやプリンタの環境を確認後、チェックを入れて進んでください。
  • ② 還付の申告ですので、1番上の『所得税コーナーへ』をクリックしてください。
    還付の申告ですので、1番上の『所得税コーナーへ』をクリックしてください。
  • ③ 給与所得や公的年金所得のみの場合、一番左の『給与・年金の方』の作成開始ボタンをクリックしてください。
    わからないときは、一番右の『左のボタン選択がお分かりにならない方』の作成開始ボタンをクリックしてください。
    給与所得や公的年金所得のみの場合
STEP 5申告書に必要事項を記入する

源泉徴収票と寄附金受領証明書の内容に沿って、必要事項を入力していきます。

下記は主要な画面のみを抜粋して紹介しています。
ご利用される際は画面の案内をよく読み、操作・入力してください。操作に関するお問い合わせはふるさとチョイスではご対応いたしかねます。

  • ① この例では、印刷して提出しますので、『確定申告書を印刷して税務署へ提出』を選択してください。
    生年月日を入力し、『入力終了(次へ)』をクリックします。
    『入力終了(次へ)』をクリック
  • ② 源泉徴収票を見ながら、必要事項を入力します。入力後、『入力終了(次へ)』をクリックします。
  • ③ 寄附金控除欄の『入力する』ボタンをクリックします。
    附金控除欄の『入力する』ボタンをクリック
  • ④ 寄附をした自治体から送付された「寄附金受領証明書」を見ながら入力してください。
    『寄附金の種類』は『都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさと納税など) 』を選択します。
    入力後、複数の自治体に寄附していた場合は、左下の「もう1件入力する」をクリックしてください。
    「寄附金受領証明書」を見ながら入力してください。
STEP 6申告書を提出する

入力後に印刷した申告書は税務署へ郵送するか、直接持参します。

※ マイナンバー制度の導入により、平成28年分以降の確定申告書等の提出の際には、「マイナンバーの記載」と「本人確認書類の提示又はコピーの添付」が必要です。

本人確認書類の詳細について

郵送の場合は、控用の用紙と返信用封筒も同封し税務署へ郵送すると、控用に受付印が押印されて返送されてきます。

控用の用紙に受付印を押してもらうのが従来の方法ですが、提出期限が近くなると窓口が混雑するため、最近は郵送やe-TAXでの提出が推奨されています。

[e-TAXでの提出の場合]
有効期間内の電子証明書が組み込まれている住民基本台帳カードまたはマイナンバーカード(紙の通知カードでは無く、プラスチックの方)、ICカードリーダライタなどが必要です。
また、本人確認書類等の提示又はコピーの添付は不要です。

ふるさと納税に関する確定申告 よくある質問

Q 確定申告に必要な「寄附金受領証明書」を紛失してしまった。
A 自治体によっては再発行が可能な場合もございます。
まずは寄附をした自治体まで直接お問い合わせください。
Q 申し込みは妻の名前で行い、実際に確定申告をするのは夫ですが、控除されますか?
A 寄附申し込みする方と控除を受ける方の名義は必ず同一でなければなりません。
ご質問の条件では控除対象外となりますが、特別な事情がある場合等は寄附した自治体へ直接ご相談ください。
Q 昨年5つの自治体に寄附をして、そのうちワンストップ特例を3つの自治体で利用しました。確定申告は残りの2自治体分だけでいいですか?
A 確定申告をした時点で、ワンストップ特例の申請はすべて無効になります。
確定申告をする場合には、ワンストップ特例を利用した3自治体分も含めて、5自治体すべてについて確定申告してください。
Q ワンストップ特例を申請したが、医療費控除を受けることになり確定申告に切り替えます。この場合確定申告でふるさと納税の控除申請は不要ですか?
A 確定申告をした時点で、ワンストップ特例の申請はすべて無効になりますので、昨年度寄附をしたすべての自治体について確定申告で申請してください。
Q 確定申告後に税金が実際に控除されるのは、いつになりますか。
A 2016年1月1日~12月31日までにふるさと納税した寄附金は、以下のように、住民税と所得税に分かれて控除されます。
◆住民税の場合◆
2017年6月以降に納付予定の住民税から控除されます。
会社勤めの方であれば、6月頃、
お勤め先に届く本年度の通知書(住民税決定通知書)で寄附金の税額控除額が確認できる場合があります。
◆所得税の場合◆
2016年の所得税から控除されます。
住民税と違い、納付した所得税額から還付がある場合には
寄附者が指定した口座に還付分が振り込まれます。

※ ワンストップ特例を利用した方は、所得税還付はありません。
確定申告の場合に所得税から控除される金額分と住民税の控除分との合計額が、併せて住民税から控除されます。

Q 3万円ふるさと納税すると2万8千円が戻ってくるの?
A ふるさと納税について、各メディアでは「2千円の負担のみでお金が戻ってくる」というような表現をすることがございますが、前述のとおり、還付金として振り込まれる場合があるのは、確定申告をした場合の所得税分のみです。
住民税からの控除(ワンストップ特例を利用した場合は全額住民税からの控除となります)分は、2017年6月以降に納付すべき住民税額から控除されるため、還付金が振り込まれることはありません。

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