南風原花織 -国の伝統工芸品に指定された華やかな浮き織り-

「南風原花織」は南風原町で独自に発展した明治時代より伝わる織物です。伝統工芸品として国から指定されています。

織物のまち・南風原町

南風原町は琉球かすりや南風原花織をはじめ、さまざまな織物の産地として知られています。
たくさんの工房・たくさんの職人が集まった「織物のまち」です。シャーラトントンと機織りの音が響き、糸や反物を野外で広げたりする姿が見られる風情あるエリアは、「かすりロード」と呼ばれる散策コースになっています。

刺繍のように華やかな浮き織り

複雑に織り上げた糸で、図柄を浮き上がらせるのが南風原花織です。一見すると刺繍と見まちがうような緻密な浮き柄は、長年に渡る修行と経験を積んできた織り手だけがなせる技です。
「十字花織」「喜屋武六枚」など10種類を超える豊富な織り方があり、職人たちが修業を重ねて伝統を受け継いできました。
100年以上の伝統と技術が認められ、2017年には国の伝統工芸品に指定されました。

色とりどり、艷やかなカラーバリエション。

色彩が豊かなのも南風原花織の特徴です。さまざまな色合いの糸を組み合わせて華やかな反物に仕上げます。
糸を染める染料には植物原料である沖縄産の琉球藍・福木・テカチをはじめとする豊富な種類があります。

さまざまな衣料品の形でご提供します。

反物(着尺・短尺)のほか、帯・ショール・ネクタイ・バッグ・アクセサリーなど、南風原花織をつかった様々な製品がつくられています。

南風原町の返礼品ラインナップ