福井県永平寺町、合併20周年。町が誇る3つの蔵の共演。

平成18(2006)年2月13日、旧松岡町と旧永平寺町、そして上志比村が合併し、新「永平寺町」が誕生しました。 今年、合併から20周年を迎えるにあたり、これまで町を支え、育んでくださったすべての皆様へ感謝を込めて特別な記念企画を実施します。

「一献に、20年の感謝を込めて」

永平寺町には歴史と自然に育まれた酒蔵が3つあります。
2024酒造年度「全国新酒鑑評会」では、なんと3蔵すべてが入賞! 全国的にも稀な快挙を成し遂げました。
20周年の今だけの特別企画。ここでしか味わえない限定酒を、ぜひふるさと納税でお楽しみください。

●200年の歴史が生む、伝統と革新の調和

文化元(1804)年創業、200年以上の伝承を受け継ぐ老舗蔵元、黒龍酒造。
九頭竜川の清らかな伏流水と、「良い酒を造る」という揺るぎない理念のもと、伝統と革新を融合させた酒造りを行っています。
令和 4(2022)年からは、同グループによって福井や北陸の食や文化を伝える施設「ESHIKOTO (えしこと)」を運営しています。

●地元愛が生み出す、風土を映す「郷酒」

文化3(1806)年創業の由緒ある蔵元、𠮷田酒造。
自社栽培もしくは地元で契約栽培された米と永平寺の豊かな伏流水にこだわり、少量生産で丁寧に仕込むことで、米の旨みを引き出しています。
しっかりとした味わいながらも軽やかで、地元福井の風土を表現する「郷酒」を目指しています。

●禅の心に通じ、「素」を尊ぶ酒造り

明治32(1899)年創業の蔵元、田辺酒造。かつて旧松岡藩が奨励していた酒造りの歴史と伝統を受け継ぎ、和釜(わがま)による米蒸し、手造りによる麹造り(こうじづくり)、槽搾り(ふねしぼり)という古式の搾り方など、時間を惜しまず、じっくりと手間をかけ、「昔ながら」の酒造りを丹精込めて行っています。