【寄付ストーリ―】天災で受難の農家を寄付で支援

収穫目前の降ひょうにより、甚大な被害を受けたりんご

2014年8月、山形県の天童市を中心に、ピンポン玉ほどのひょうが降りました。折しも、果樹農家では秋の収穫目前のタイミング。傷がないりんごを探すのが難しいほどの大規模な被害で、被害総額は10億円超という甚大なものでした。

そこで同市では、味は確かにもかかわらず、微細な傷や形の変形によって通常の価格で売れなくなってしまったりんごを「好ひょうEKB(えくぼ)リンゴ」と名付け、ふるさと納税のお礼の品としたところ、全国で大きな話題を呼び、最終的には年間で6800万円もの寄付が集まりました。

さらに、そこで集まった寄付金は被害を受けた農家や農業団体への支援に使われました。農家にとっては、育てたりんごが無駄にならず、市場の傷モノ品の相場よりも高い価格で売れたことが大きな助けになりました。まさに発想の転換による、窮状を救う逆転劇でした。

山形県天童市のふるさと納税について

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