「母子保健推進員」さんとは、子育てに関する様々な不安や悩みを抱えた家庭が、地域とつながりを持てるような活動（自宅訪問、各種健診の案内、育児相談）を行なっているボランティアさんです。
　三股町の母子保健推進員さんが、最初に行うことは、出産後3～4ヶ月後のご自宅訪問です。
　その時に、 健診の説明や色んなお話を聞いたりしていますが、「出生祝い品」もプレゼントしています。以前から出生祝い品は、赤ちゃんが触れるモノなので、優しい県産材のモノを選んでいましたが、令和3年4月からは、町内にある事業者さんによる県産材「からからつみき」にしています。とても軽く、木の香りにも癒され、評判が良いそうです。

　子どもは、のびのび成長していくと積み木では遊ばなくなる時がくるでしょう。だけど、大きくなってふと引き出しから積み木を見つけて‥「懐かしいなぁ‥みまた」なんていうワンシーンがあるんじゃないか？と勝手に想像しています。

　これから、みまたにずっと住み続ける子、みまたを出て世界に羽ばたく子、色とりどりの人生が始まります。その人生の中で、出生祝い品が「みまたで産まれ育ったんだ」と記憶を思い出させてくれる、かけがえのない絆になると願います。

　この窮屈な生活も3年目に突入しました。もう3年間、家族に会えていない！なんて方も多いでしょう。ご家族で子どもの頃の話をするのもいかがですか。
　どうぞ、みなさんも健やかな日々を。

※写真は、町内で地域活動をされている「がんばっど！山王原」さんが、旧小倉邸という古民家に展示された雛飾りです。