2024/11/29 (金) 12:28
西和賀のソウルフード「納豆汁」
西和賀町の「納豆汁」は古くから地域で食べられ続けてきた
いわゆるソウルフードです。
お味噌と納豆をすりこぎでつぶし、
山菜、きのこ、豆腐、野菜など具沢山のお汁に溶いて
大きなお鍋でたっぷり作ります。
納豆のとろみが効いてぽかぽかと全身あたたまるお汁。
雪国ならではの暮らしの知恵です。
味噌と納豆をすりつぶすのは子どもたちの仕事。
大根をすりこぎ棒にしてするのが西和賀流です。
大根の酵素でより美味しくなるとか。
手間のかかる納豆汁ですが、
左草地区のお母さんたちが作る「納豆汁の素」は
そのまま使えて便利。
冷凍保存もできますので、ストックにも便利です。
毎年これを目当てに西和賀へ来るファンの方も多いお品です。
ぜひ西和賀の田舎の味、お試しください。
西和賀町・左草地区のお母さんたちが1つ1つ手作りで作っています。
納豆汁を毎日食べているお母さんたちのお肌はピカピカ!寒い季節に心身ともにほっこりあったまってください。
すりつぶした納豆が味噌と溶けあって、まろやかなコクを生み出します。
納豆汁の作りかた
1. 鍋にだし汁を沸かし、油揚げ、きのこ、わらび、大根、にんじんなど、お好みの具を煮る、
2.ひと煮立ちしたら、豆腐、だし汁で溶いた「納豆汁の素」を加え、ネギ、青菜を散らし、すぐ火を止める。
*納豆汁の素はあらかじめ鍋にだし汁で溶いておくのがコツです。
*きのこはあれば「さわもだし」(ナラタケ)を入れると、より地元流になります。