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初心者から通まで楽しめる 日常に寄り添ったうつわ 古川陶磁器(ふるかわとうじき)

〈窯元インタビュー〉古川陶磁器:古川 幸明さん

JR、松浦鉄道伊万里駅から歩いて約5分のところに店を構える古川陶磁器。明治43年創業と100年以上の歴史を持ち、観光客のみならず、地元の方に長年愛さ続けている陶磁器店です。築200年以上の本店ショールームは「伊万里市都市景観賞」を受賞した伝統的建造物で、うつわ選びの気分も盛り上がります。

店内には伊万里焼をはじめとする様々な肥前陶磁器が並ぶほか、歴史を感じさせる木の看板や、舶来品のアンティークレジスターも。

お茶碗、小鉢、マグカップなどの日用食器から、割烹食器、ギフト商品、高級装飾品まで、幅広いジャンルの陶磁器を購入できます。

「当店は創業当時から卸売がメインで、今でも取り扱いの大半はつながりのある窯元や新進気鋭の作家作品となります。また、初期伊万里を忠実に再現した現代に合う当店オリジナルブランド、伊万里コレクションも好評です」と話す、古川陶磁器の古川幸明さん。
こちらの伊万里コレクションの蕎麦猪口セットは、蕎麦つゆ用としてはもちろん、焼酎グラスにしたり、スープやドリンクを注いだり、サラダやデザートを盛り付けるなど、使い方は自由自在。セット全てをスタッキングできるのもポイントです。

「伊万里コレクションでは生地にあえて不純物を混ぜ込み、初期伊万里らしい雰囲気を表現しています。職人が描く迷いのない線や、おおらかな絵付けの良さを味わってください」
オリジナルブランドの他にも、日本で古くから愛されている文様「タコ唐草」が描かれた楕円皿は、料理の映える器として人気だそう。デニッシュとサラダ、おにぎりとおかずなど、カフェ風ワンプレートにも使えるのだとか。

和食器の良いところは、洋食器のような専用皿の概念があまりないこと。料理を邪魔しすぎないので、とても使いやすいですよ」
伊万里市出身の再草工房が花を、古川さんがタコ唐草を施したコラボレーション作品のフリーカップも好評なのだとか。花束をイメージしてタコ唐草を帯状に描いたオリジナリティに加え、くびれ部分が手に馴染んで持ちやすいのもポイントです。

「再草工房の七種麗子さんは、福岡や東京のファンが作品を求めて当店を訪れるほど人気の絵付け作家さんです。昔からの知り合いというよしみで、私には描けない華やかな絵付けをお願いしました」

「当店のうつわは料理に合わせやすいデザインが多いので、買って終わりではなく、日々の暮らしで使って楽しんでいただけると思います。うつわをきっかけとして、伊万里のことを思い出していただけたら嬉しいですね」

古川陶磁器
〒848-0047 佐賀県伊万里市伊万里町427
TEL:0955-23-2234(受付時間 9:00 〜 18:00)

古川陶磁器の作品一覧