【カリモク60 HIGASHIURA limited誕生記念】東浦町長・カリモク家具・ナガオカケンメイ三者対談
東浦町とカリモク社の共同開発による『カリモク60 HIGASHIURA limited』の誕生を記念して、スペシャル対談が実現! 東浦町長・カリモク家具・ナガオカケンメイ氏による三者対談の様子をお届けします。
巨峰色の限定張地と新しいふるさと納税
愛知県東浦町の特産品である巨峰をイメージした、カリモク60(ロクマル)の「HIGASHIURA limited」。
この巨峰色の限定色張地には、東浦の歴史を敬い、その風景を尊重し、人々の暮らしに寄り添いたいという想いが込められています。
本対談では、東浦町の日髙輝夫町長、カリモク家具株式会社取締役社長の加藤正俊氏、そしてカリモク60のビジョン構築にも関わってきたナガオカケンメイ氏を迎え、地域文化とデザインが交わることで生まれた「新しいふるさと納税のかたち」についてお話いただきました。
カリモク家具とカリモク60
カリモク家具
1940年創業の国産家具メーカー。
「品質至上」の理念のもと、原材料の調達・管理から生産まで一貫して国内生産にこだわり、世代を越えて使い続けられる“ロングライフ家具”をつくり続けています。
さらに、ミッションとして「木とつくる幸せな暮らし」を掲げ、暮らしに寄り添う家具づくりを追求しています。
主要拠点のひとつである愛知県東浦町の工場では、多くの代表製品が日々生み出されており、カリモク家具のものづくりを支える重要な生産地となっています。
カリモク60
1960年代に生まれたカリモク家具のプロダクトを中心に、当時のデザインを現代の暮らしに再編集したブランド。
“時代を超えて愛されるロングライフデザイン”をコンセプトに、懐かしさと普遍性を併せ持つロングセラーモデルをラインナップしています。
「東浦らしさ」を家具に落とし込む
――今回の限定色張地の企画は、どのように生まれたのでしょうか。
加藤氏(以下、加):アイデアそのものは、東浦町さんからいただいたものなんです。“東浦らしさのあるカリモク60を、ふるさと納税の返礼品にできないか”とご相談いただき、今回の企画が動き始めました。
日髙町長(以下、日):ふるさと納税は、今や返礼品競争の側面が強くなっていますが、本来は“応援したい地域に納税する”制度だと思っています。東浦町も地場産品をいかにPRし、地域の魅力をどう知っていただくかが大きなテーマでした。
東浦町をPRしていると『東浦ってどこ?』と聞かれることが多いのですが、『カリモク家具の本社や工場がある町です』と言うと、『あ、カリモクって東浦なんだ!』と急に反応が変わるんです。それだけカリモクさんの名前が、東浦町の強みになっている。だったら、ふるさと納税でも“核になる返礼品”としてカリモクさんとご一緒したい。そう考え、職員たちと“東浦町らしさ”を話し合いながら企画を練っていきました。
巨峰の紫を、暮らしの中に翻訳
限定色の大元になったのは、東浦町の特産品である「巨峰」。町の風土を象徴する存在を、どのように家具へ落とし込んでいったのでしょうか。
――巨峰をテーマにしたのは、町にとってどのような意味があったのでしょうか。
日:巨峰は、東浦町の風土を表す産物のひとつです。丘陵地が広がる東浦町では、地形を生かしたブドウ産業が発展してきました。夏になると道路沿いにブドウ屋さんがずらっと並び、地元の人には『自分のブドウ屋さん』があるくらいなんです。そんなふうに、巨峰は“暮らしのシンボル”でもあります。
最近はシャインマスカットの人気が高く、全国的にも生産量が増えていますが、東浦町としては、昔から続いてきた“種あり巨峰”のおいしさを大切にしたい。種ありを作るのは農家さんにとって一番大変なのですが、それでも作り続けている。そういう誇りを、家具という形でも表現できたらいいなと思いました。
――巨峰の複雑な色味を表現する難しさもあったのでは?
加:色そのものはわりと早く決まりました。ただ、“どの張地でその色を再現するか”にはかなり時間をかけました。安全基準のテストや、モケット(張地の一種)の中でもどの規格がベストか、など慎重に進めました。
日:巨峰の張地は、写真で見るとただの紫ですが、実際はかなり奥行きがある色味です。ソファにしたときに“落ち着かない紫”になってしまわないか不安もありましたが、いろいろな素材の試作を通じて、見事に“東浦らしい巨峰色”に仕上げていただきました。
「土地から湧き上る色」をデザインする
――地域文化とデザインという視点から、このプロジェクトをどのように捉えましたか?
ナガオカ氏(以下、ナ):今回の“巨峰色”には、東浦町の土地や産業のエピソードがたくさん詰まっています。例えば、巨峰の実に付いているブルーム(白い粉)は、洗い落とすべき“汚れ”ではなく、“新鮮さの証”なんですよね。モケット生地が光の加減で白く浮き出る様子が、そのブルームのようにも見えて、“これは東浦の巨峰を表現するにはぴったりだ”と思いました。色は、地域性が定着する“器”にもなり得ます。地形や気候、そこで育まれた産業が長い時間をかけて生んできた“土地の力”が、東浦では巨峰の色として表れている。その色を家具にも宿していくことで、東浦町の個性が、生活空間の中に静かに根を下ろしていくんじゃないかと感じました。
――紫という色自体の難しさもあったそうですね。
ナ:紫は、特に“高貴な色”に寄ってしまうと難しい色です。製品としては特別感が出る反面、“日常の暮らし”から浮いてしまう危険もある。今回はカリモク60のブランドイメージと、東浦町が推し進めたい紫のイメージ、この二つが“若々しく、暮らしに馴染む紫”として重なるポイントを探しました。結果として、落ち着きがありながら、どこか軽やかさのある色に着地できたと感じています。
“雑談”から見える、地域と暮らし
対談の中では、ふるさと納税や家具の話だけでなく、地域の文化やこれからのまちづくりについても、話題が広がりました。
日:東浦町では、今年、初めての取り組みとして町内の小中学校の給食に東浦町産の“種あり巨峰”を提供しました。シャインマスカットが話題になる一方で、昔ながらの巨峰のおいしさを子どもたちにも体験してもらいたいという思いがあります。また、東浦森岡ぶどう組合さんが主催した「巨峰の種飛ばし競争」も、巨峰に親しみを持ってもらうための、面白いアプローチで話題になりましたね。
ナ:衣食住の取り組みで言うと、「地域でどんな暮らしをつくれるか」も大切なテーマだと思っています。僕自身、阿久比町の下木綿の織物工場跡を活用したお店を運営していて、カリモク60の家具を置きながら、地域の人や若い人たちが集まる場になっています。そういう場所で座る椅子は、“ただの家具”ではなくて、土地の記憶や、人と人の出会いを受け止める存在になるんです。
日:東浦町でも、古い建物や空き家をどう未来につなぐかは大きな課題です。行政として支援すべき場所と、民間の力で動いていくほうが良い場所。それぞれの役割を考えながら、若い世代の挑戦を後押しできる仕組みを整えていきたいと思っています。
ふるさと納税で未来を育てる
地域の“これからを担う世代”の話題が出たところで、自然とふるさと納税の活用に話が移ります。
日:東浦町ではふるさと納税の寄附を原資に、若者が自分の夢に向かって海外へ挑戦できる「若者の海外挑戦応援事業補助金」を始めました。最大100万円を支援し、スーツケースから渡航費までサポートします。
『料理人になりたいから、世界のおいしいものを食べてみたい』『北欧の人がなぜ幸福度が高いのかを学んで、東浦に還元したい』『BMXで世界チャンピオンを目指すため、海外の合宿に参加したい』など、若者たちの言葉には、大人が想像しきれないようなワクワクが詰まっています。こうした挑戦の背中を押せるのは、“東浦町を応援したい”と寄附してくださる皆さんのおかげです。寄附で生まれた成果を、「若者の成長」という形で地域へお返ししていきたいと考えています。
住まいにふるさとの余白を
――地域と企業が協働することに、どのような意義を感じていますか?
加:カリモクの生産工場は、東浦と岐阜県本巣市の2拠点に集約されていますが、どちらも地元出身者が多く、長く勤めてくれる社員が多い。“地元でつくったものを全国に届ける”というのは、社員にとっても誇りになりますし、地域と一緒に何かできるのであれば、積極的に取り組みたいと考えています。
今回のHIGASHIURA limitedも、東浦町とのプロジェクトとしてだけでなく、社員にとっても“自分たちの町の色を宿した張地”として記憶に残るはずです。
ナ:遠くから自分の土地に戻ってくるとき、駅を降りて『ああ、帰ってきたな』と感じる瞬間ってありますよね。それは、風景や匂い、食べもの、そして家の中にあるもの……そういったものが積み重なって生まれる感覚です。巨峰は、東浦町の人にとって“特別な特産品”というよりも、いつの間にか暮らしの中に溶け込んでいた存在かもしれません。その巨峰の色を持った返礼品は、きっと東浦の人にとっても、そしてふるさと納税をした方にとっても、“ふるさとを感じるきっかけ”になると思います。
おわりに
巨峰の色をまとった家具は、単なる「限定色」ではなく、東浦町の風土や産業、人の暮らしを映す“メディア”なのかもしれません。ふるさと納税を通じて、自分の暮らしに「好きな町の色」を迎え入れる。そんな、新しいふるさと納税との付き合い方を、この『HIGASHIURA limited』がそっと提案してくれているようです。
🟣🟣🟣 HIGASHIURA limited ラインナップ
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【カリモク60】HIGASHIURA limited Kチェア1シーター 巨峰
250,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送
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【カリモク60】HIGASHIURA limited Kチェア2シーター 巨峰
400,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送
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【カリモク60】HIGASHIURA limited オットマン 巨峰
160,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送
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【カリモク60】HIGASHIURA limited ハーフクッション 巨峰
55,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送
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【カリモク60】HIGASHIURA limited ロビークッション 巨峰
110,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送
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【カリモク60】HIGASHIURA limited ロビーチェア1シーター 巨峰
350,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送
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【カリモク60】HIGASHIURA limited ロビーチェア2シーター 巨峰
500,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送
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【カリモク60】HIGASHIURA limited ロビーチェア3シーター 巨峰
650,000 円
東浦町とカリモク60の共同開発によるオリジナル張地!
- 常温便
- 別送