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丹波山村のじゃがいもで作る新たな特産品とは?

【丹波山村の農業の現状】 丹波山村の農業は、各農家の耕地面積が小さく自給中心の農業経営が多くなっています。その一方で高齢化が進み、ほとんどの農業者が65歳以上となっています。近年は鹿や猿などによる農作物被害が深刻な状況で荒廃農地も増加傾向にあります。経営耕地面積は20年間で17ha(全体の約18%)減少。農業振興や6次産業化が課題となっています。

電気柵に囲まれた、急傾斜地で行われる農業。耕作適地が少ないことも農業の衰退につながっています。

村のじゃがいもでいも焼酎は作れるか?

いも焼酎といえばさつまいもで作るのが、一般的。
村のじゃがいもを使用したいも焼酎を醸造できるか?
焼酎の醸造を行ってくれる酒造メーカーを見つけるところからスタート。
いも焼酎の本場である鹿児島県薩摩川内市内で焼酎造りを営み
「商品づくりはもちろん、地域文化も守っていきたい」
をテーマとし焼酎造りを行っているオガタマ酒造に醸造を委託することになりました。

じゃがいも焼酎、おいしさの秘訣

蔵の個性を肌に感じながら蔵に学び、流儀はもちろん、
蔵の職人が手間暇をかけて作る焼酎。昔ながらの甕壺
での仕込み。土中に7割埋めた甕壺は、外気温の影響が
少なく発酵が安定します。その製法に丹波山村の厳しい
環境下で生産されたじゃがいもが合わさることにより、
他にはない素朴でやさしい香りの味わいに仕上がりました。

なんでオオカミのラベルにしたの?

丹波山村には七ツ石山という山があり、その頂上付近に七ツ石神社という神社があります。
七ツ石神社は狼信仰のお社で狛犬が狼とされています。丹波山村は人口の約1割が猟師で
ある「猟師の村」。昔々、猟師の村である丹波山村の人々も狼を「山の神の使い」として
崇めていました。この狼伝承を民俗的財産として後世に伝えていくと共に、
村おこしにつなげていきたいとの考えによって、狼のラベルとなりました。
イラストは繊細なペン画で有名な玉川麻衣さん原画によるものです。

七ツ石焼酎の素朴でやさしい香りでリラックスした時間を・・