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新潟淡麗 麒麟山特集

酒とは辛いもの。奥阿賀で醸しつづけて180年、淡麗辛口「麒麟山」

地元一途、阿賀町米100%の取り組み

麒麟山酒造は、新潟清酒の中でも淡麗辛口のお酒を醸す蔵元です。1843年の創業から今日まで「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行ってきました。
飽きのこないすっきりとした飲み口を追求し技術を磨く目的は、大吟醸酒などの高級酒よりもむしろ定番酒への還元です。日本酒が日本人の日常から消えないよう、普通酒の美味しさ素晴らしさを伝えていきたいのです。

「地元の米で酒造りをしたい。」そんな思いに応えてくれた農家とともに「奥阿賀酒米研究会」を発足させて20年余、麒麟山酒造は「地元産原料米100%」を実現しました。
種まき、田植え、稲刈り、仕込み‥醸されるまでの全てが10km半径エリア内でなされ、清酒麒麟山の個性になる。蔵元が目指した、地元に根ざすテロワールの形です。